先週の話になりますが、
2月5日に県職員、警察職員、市区町村職員の方対象の
被害者支援に関する研修会に講師として行ってきました。
本郷台にある「自治総合研究センター」。
栄警察に接見に行く際、よく前を通っていて
ちょっとUFOを彷彿とさせるなあ、と思っていた建物ですが、
そういう施設が入っていたんですね。。。
講師は、まあ、無事?無難?に済みましたが、
一緒にありました被害者遺族の講演に深く胸を打たれました。
事件から9年以上経ち、自らの経験を講演するまでになっても
その言葉からは、癒えることのない苦しみが滲みでていました。
被害者参加や損害賠償命令制度が始まっても、
対象となるのは制度開始後起訴の事件であり、
それより前の被害者は、
時間のかかる刑事裁判、民事裁判をせざるをえません。
新制度が始まっても、今だ苦しみが続いている方のいることを
忘れてはならないと思いました。