弁護士な日々

横浜戸塚の女性弁護士大澤晶子のブログ

6月末

2013-06-28 | インポート

今日で事実上6月の仕事は終了。一年の半分が経過したわけです。

前半は,破産管財事件と犯罪被害者支援事件で,結構ばたばたしてたなあ,という印象です。まあ,充実していましたかね。

先日頂いた判決の判決書が,さきほど特別送達で届きました。「主文」はすでに電話で書記官に教えてもらっていたので,分かっていましたが,「事実及び理由」を,“ふむふむ。そうそう。あっ,ここも認定してくれたのね。”とにんまりしながら読むのは,正直楽しいです。

いい判決で前半を終えられて,よかった~♪ 後半もがんばります!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裁判所へのメール

2013-06-19 | インポート

和解の成立が見込まれる事案については,次回期日までの間に,代理人同士が直接交渉して,和解内容をまとめておくことがあります。で,「和解条項案」の形にして,事前に裁判所に提出しておくと,期日当日にスムーズに和解成立となります。

この和解条項案を,原告被告のどちらの代理人が作成する,という決まりがあるわけではないので,私はできる限り自分が作成するようにしてます。そのほうが自分の頭の中の整理にもなりますし,なにぶん,せっかちなもので。。。

昨日も和解成立の事案がありましたが,成立後,裁判官から,「和解条項案をデータでください」と言われました。条項案はFAXで送ってあって,通常は,それをもとに書記官がパソコンで打ち直して作成しているようですが,やっぱり元データがあったほうが仕事が早いから,ということでしょうか。地裁で「データをください」と言われたのは初めでです。

弁護士になりたての頃,すごく長い条項案を「メールでファイル添付しましょうか?」と裁判所書記官に申し出たところ,「裁判所はメールが使えないので。。。」と断られたこととか,高裁で書記官が個人利用(?)のメールアドレスを教えてくれたことなどはありますが。

今回は,書記官から送って頂いたメールに返信して,ファイルを送りました。無事届いていいるようで,よかったです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

E-Comon

2013-06-13 | インポート

横浜弁護士会が,7月から 小規模事業者を対象とした顧問弁護士紹介制度を試験的に始める,というのを横浜弁護士会のメーリングリストで知りました。

顧問料は月5000円以下,1か月に3時間以内の法律相談などが依頼できるそうです。

ですが,「法律相談って,椅子に座ってるし,経験を積めば結構ラクなんじゃない?」と一般の方が思われていたら,それは違います!

限られた時間の中で,問題解決の一定の道筋となる回答を出す,しかも誤っていたりしたときには当然クレームがあるのですから,かなり真剣勝負です。区役所相談などは1回20分の相談を7件,というところもあり,集中力を使い果たす感じで,終わった後はへとへとです。事前に大まかな相談内容が分かっている場合には下調べもしますし,その場で回答ができない場合には,後日ご報告,なんてこともあり,実際の相談枠以上の時間をかけていることもあります。

一回で3時間の相談を受けるわけではないでしょうけど,とびとびであっても,本当に3時間の法律相談を5000円で受けるのは,結構キツイなぁ。。。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

正副委員長会議

2013-06-07 | インポート

昨日,横浜弁護士会の「正副委員長会議」なるものに出席してきました。被害者支援委員会の副委員長として。

色んな委員会があるので,結構な人数が出席。で,私よりも修習期が若い弁護士は,一人?二人?という程度で,ほとんどがお名前を聞けば,「あ~,あの・・・」と思ったりする有名(?)どころの弁護士ばかりでした。

弁護士フェスタやIT化についてなどの議題で,内容については,ここでは差し控えますが,出席者の発言を聞いていて思ったのは,流石,話すのが商売!ということ。理路整然としているのはもちろん,ウイットに富んでいて,ちょっとした笑いが起こることも。緊張感がはしるような批判的な内容であってもオブラートに包まれていて必要以上にトゲトゲしていない。

発言者の人間性もあるとは思いますが,話し方というのは大事だなあ,とあらためて思いました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする