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大堀サックス研究所

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熟成!

2013-08-13 00:53:00 | O.S.L.のお客様
8/10(sat)のお客様は田中邦和さま。

諸々調整なのです。

ハデにゴリゴリ削るってワケではないのですが、その一擦りが明日の笑顔を生むってわけですねっ。

色々と変化する部分とそうでない部分。
無心に音を聴いて行くと見えて来る部分もあったりして。
う~む深いなぁ・・・と思ってしまいました。
邦和さんは「大きい」んですよね~。
物理的に音がデカイとか、そういう上っ面な感じじゃない「大きさ」を感じるんです。マウスピース作っててこんな事言うのもオカシいかもしれませんが、ハッキリ言って楽器やマウスピースとか関係無いフトコロの深さっていうのかな~?所謂「楽器の音」じゃない音が聴こえるんですよね。
あ~僕も背中から音楽の出るサックス吹きになりたい!

そういえば、何ですかそのリガチャー!

ウチのマウスピースに着けるとコロッとしててカワイイ!

で、面白リガチャー!

メーカー名ど忘れ!今度聞かなくちゃ!
吹かせてもらいましたが、両方ともなかなか良い感じ!
黒い方は黒檀です。

ソプラノもちょびっと改修。

今まで少しずつ削っててレールが太くなってしまった物とかも、しっかり仕上げて終了。

さーて、次の邦和さん用新作はどんなのになるのかな~?
オヤジも僕も全く想像がつかないのでした。(笑)

微調整のツボ

2013-08-13 00:40:00 | O.S.L.のお客様
8/3(sat)のお客様はレイモンド・マクモーリンさま。

早速、現場からのフィードバックで微調整な感じのステンレスちゃん。

「やっぱしカーブをもうちょっと取ろうかな?」なんて、レイモンドもどこをどうすれば音がどうなるっていうパターンが分かって来てしまった様です。こうなって来ると、我々の作業も非常にスムーズになってくるのです。むふふ。

というわけで、内部容積を少し大きくするのと、フェイシングの微調整。
あまりのスゴさにオヤジも僕もビビりました。
レイモンドは聴く度にスゴくなっちゃってるぞ!
いや~面白い!

その場でiPhoneで録音した音源を、ウチのデカいモニターでチェック!

ご機嫌なレイちゃん。(笑)
もうコレで完成じゃね?!

現場育ちのマウスピース

2013-08-13 00:20:00 | O.S.L.のお客様
8/1(thu)のお客様はつづらのあつし様。

本日はバリトンの調整・・・の、はずが・・・

つづらのさんの調整は、いつもビビビ調整位でサクッと終わるのですが、
今回は、完成した僕のアクリルインナーを吹いてもらったのがヤバかった!

「コレやー!」
先日の旭さんに引き続き、またしても僕のメイン、しかも少ししか作ってないバリトンがお嫁に行く事になってしまいました。このマウスピースは昨年色々と忙しかった時に、ホントに合間を縫って調整しては現場に持って行き、また少し削ってと1年位かけて、やっとオヤジに「お~今まで聴いたお前の音で一番良いじゃん!」と言ってもらえたマウスピースだったんですけど・・・
「また作ったらエエやん!」
その通りでございます・・・(泣)

全然微調整も無しでお持ち帰りされて、ちょっと心配だったのですが、数日後「パワー太さエッジ、全て完璧!」という超嬉しいメールをいただいてしまいました。よ~し!アレに輪をかけてつづらのさんがビックリする様なマウスピース作っちゃる!と、結果的にモチベーションが上がってしまう単純な僕でした。(笑)
来月もライブでバリトン吹かなきゃなので、早く作らなくては!!!

つづらのさま、ありがとうございました。

Happy Saxophone Life

2013-07-22 21:49:00 | O.S.L.のお客様
7/6(sat)のお客様は旭芳弘さま。

今月はソプラノ行っちゃいました!

旭さんとも、結構長い付き合いになってきましたね~!

いらっしゃる度に、どこかが変化している、っていうか確実に楽器から出る音に深みが加わってくるって、やっぱし「継続は力なり」って事なんですよね。旭さんは非常に良いサックス・ライフを送ってらっしゃるんですね~。

実はソプラノは2個目!

今回マウスピースは割とギンギン系ですが、mk6のシルバーの持つマイルドさと相まってか、非常にバランス良い感じに仕上がりました。おお!

オマケ

前回撮りそこねた旭さんのテナー!
アルト・テナー・ソプラノ、それぞれ銀メッキで揃えるって、スゴく気持ち分かる!(笑)
いっぱい吹きまくって下さいませ!

旭さま、今回もありがとうございました!

超☆超☆ジュラルミン!

2013-06-19 00:20:00 | O.S.L.のお客様
6/16のお客様は近藤淳さま。

今回はウチの変わり種、超超ジュラルミン製ブレットチェンバーの調整です!

このマウスピース、昨年まだ母の介護真っただ中だった時に僕の数少ないテナーの仕事で現場テストをしていたマウスピースの1つ。コレと、先日の旭さんのところに嫁いでいったエボナイト・インナーは、かなり実用的だったのですが、やっぱりそういうモノから無くなってしまうのです。

材質もテナーでは初めての超超ジュラルミン!気になる人は検索してみてね!(笑)かなり硬めのアルミ系の素材。やはりアルミ系だけあって、見た目に反して相当軽いのです。同じサイズのラバーと同じ位かな~?
昨年半ば位からは、サックス研の活動を記事にしていませんでしたが、これはいつ頃だったかな~?淳さまに「何か良いテナー無い?」って聞かれて出してみたら、ソクお持ち帰りになってしまったヤツです。

淳さま本気ブロウ!

カッコいー!で、やはり吹きまくりながら、リード選びながら色々と調整!
やっぱりガーッと吹きたくなっちゃうんだよね!
相当ファンキーですっ!マウスピースのスタイルも淳さまの好みに合ってるのかも!

そして、やはりサブトーンにボフフフッと音圧が出たり、グロウトーンが面白い位割れたりするのも、コレ系マウスピースの特徴の1つ!そう、かのサム・テイラーもラーセンですよ!オットーリンクと並んでテナーの2大マウスピースのスタイルの1つのはずなのに、日本人にはイマイチ受けが悪い様に感じるのは、何でなんだろう?オヤジも常々言っていますが「演歌の吹けないマウスピースは、ジャズだって吹けねぇよな!」って事なんですよね。でも、ブレット系のマウスピースで、なかなか良いのが無いのも事実だったりして。

で、アッチコッチ大きくしたり、小さくしたり・・・

いや~相当オモシロい調整でした!

外形サイズは、ウチのミディアム・ヘビータイプと同じ。
持ったらビックリの軽さ!

で、調整終了後はコレ!

この日は、調整するマウスピースが1つしか無かったため「早く帰る」と言っていた淳さまを無理矢理引き止め、割と早い時間から宴会に突入!(笑)そして遠くで仕事だった奥様の智子さんも無理矢理誘い合流!お疲れ様です!!淳さまご夫妻は、ウチの母が亡くなった時、すぐ駆けつけてくれて、ガックリ来ていた我々家族をはげましてくれたのでした。本当に感謝感謝です。祖母も久しぶりにゆっくり飲みたいと朝から肉を仕込んだりして楽しみにしていたのでした。すいません!

いや~楽しかった!!

さーて、現場でどうなるか!?楽しみです!!

淳さま!智子さま!
本日もありがとうございました!!
今後ともヨロシクお願いいたします。