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記録として ※「OhmyNews から Oh! MyLifeへ」の変遷

2009-04-24 04:43:36 | オーマイニュースとは(記録)

※オーマイニュース編集長 平野日出木氏 2008-08-01の記事より部分引用 

2周年を機に、サイトを大幅リニューアルします
生活密着情報にフォーカス、名称も『Oh! MyLife』に

「 2006年8月28日に産声を上げた『OhmyNews』は、創刊2年を経て、日本最大級の市民メディアへと育ちました(7月25日現在、登録会員数4624名)。ここで、さらなる発展を目指すために、9月1日の予定で、より生活に密着した情報を発信するサイトへと大幅リニューアルします。

これに合わせ、サイトの名称も『Oh! MyLife』に変更します。 生活者の視点からカテゴリを変更  創刊以来、『OhmyNews』は、市民が直接、体験・取材・見聞・観察したことを記した記事を高く評価し、毎週表彰してきました。これは、新聞やテレビが流す事件・事故、政治、経済情報だけがニュースではない、人々の興味がマクロからミクロ、そしてパーソナル(my news)へとどんどんシフトしている今、身近な発見や驚き、感動こそがニュースである──という編集部の基本スタンスにもとづいています。  

ただし、これまでニュースのカテゴリー分けが、政治/社会/経済/生活/スポーツ/地域/…という具合に、既存大手メディアの区分に似ていました。また「ニュース」という単語の一般的理解が、どうしても既存メディアが報じるニュースを連想させてしまう面もありました。  これらの理由から、「新聞やテレビの政治、経済、事件報道のような話は、自分には書けない」と萎縮してしまう記者や、「新聞報道やテレビ報道に対する自分の意見と感想がニュース」と誤解する記者も存在しました。  

そこで今回のリニューアルでは、カテゴリー分けを、より一層、消費者(=生活者)視点に近づけ、それを明確に示すため、サイト名もそのように変更します。  具体的に『Oh! MyLife』では、カテゴリーを、マネー/住まい/健康・医療/トラベル/ファッション……という具合に、毎日の生活に密着した商品・サービスへと区分し直します。記事内容もカテゴリーごとに、商品やサービスに関する体験報告、専門家による解説や分析、関連する出来事などにフォーカスします。

すなわち、リニューアル後は、記者による「体験レポート」と「専門家情報」が満載されるサイトへと変身します。  カテゴリーは、順次増やす予定ですが、9月のリニューアルオープン時は「マネー」からスタートします。 市民記者による消費者視点の体験報告と、エキスパートによる解説の2本柱に!

 『Oh! MyLife』では、商品・サービスについて、2つの視点で情報発信します。 ・市民記者による「消費者視点」からの体験報告・職業経験や専門知識を有するエキスパートによる「専門家視点」からの解説や分析  市民記者の方には、商品・サービスに関する体験談やそこから学んだ教訓を報告してもらったり、『Oh! MyLife』が提供するさまざまな商品・サービスの体験レポートを書いてもらいます。

 一方、エキスパートの方には、そのカテゴリーの商品・サービスに関する解説や、専門家視点の分析、職業経験者ならではの深い洞察などを記事として執筆してもらうことになります。  

これら異なる視点からの情報を受け取ることで、読者は、興味ある商品やサービスについて、客観的な知識を得られるようになり、日常生活のなかで大きな比重を占める消費行動に関する、悩み、迷い、不安を解消できます。~以下 略~」

2008 8 1


記録として ※オーマイニュースの沿革

2009-04-24 04:32:05 | オーマイニュースとは(記録)
※オーマイニュース「沿革」より引用

2006年 3月7日 オーマイニュース・インターナショナル設立(代表取締役  呉 連鎬)
2006年 5月15日 鳥越俊太郎、編集長就任
2006年 7月21日 市民記者募集開始
2006年 8月28日 「オーマイニュース」ベータ版オープン
2007年 4月10日 システム・リニューアル
2007年 6月1日 元木昌彦、編集長就任
2007年 12月27日 元木昌彦、代表取締役社長就任
平野日出木、編集長就任
2008年 4月21日 商号をオーマイニュース株式会社に変更
本社を東京都港区東新橋に移転
2008年 7月1日 小宮紳一、代表取締役社長就任
2008年 9月2日 「オーマイライフ」へと大幅リニューアル
2008年 12月22日 本社を東京都中央区八丁堀に移転





記録として ※ 「オーマイニュースとは」 より

2009-04-24 04:11:49 | オーマイニュースとは(記録)

※「オーマイニュースとは → 初めての方へより 」 引用

オーマイニュースは、「市民記者」の皆さんからの記事を募集しています!

 オーマイニュースでは、誰でも「市民記者」になることができます。あえて「市民」という言葉を使っていますが、これは読者、視聴者、消費者、ユーザー、プロシューマー(生産・消費者)、納税者、生活者など、いろいろな取り方をしていただいて結構です。記事執筆を生業(なりわい)とはしていないけれど、新しい情報、伝えたい情報を持っていているすべての人の参加が可能です。

 そのむかしの米国で「パブリック(市民)とはしょせんファントム(幻想・おばけ)なのだ」と悲観したW・リップマンという人がいました。それから約1世紀、その市民が責任ある社会参加を進める主体か否か、さまざまな議論が繰り広げられてきたわけですが、その答えはいっこうに見えてきませんでした。ネットとパソコンの登場というIT革命のおかげで、一気にこの問題の決着が付くのかもしれません。

  マスメディアの時代からユニバーサルメディアの時代へ。いままでメディアに対して「受け手」でしかなかった市民が、複数のメディアを選べる「送り手」になれる世の中に突入したのです。マスメディアに頼らなくとも、この状況が進展するほど、市民社会における言論は多様化します。そこで、市民には異質な他者を許容する心構えが必要です。他方、うつろな意見も流布され、残念ながら民主主義の理念から遠のいてしまうというアンビバレントな問題が発生してしまうのです。これは市民社会に対して、一人ひとりの市民がより責任ある態度が求められることを意味します。  

 いまから約1世紀前のミュンヘン。M・ヴェーバーという人が暗くて細長い書店の小ホールで演説しました。ジャーナリズムとは情熱と判断力の2つを駆使しながら、堅い板に力を込めてじわっじわっと穴をくりぬいていくような作業だと。取材・報道の自由は市民が獲得してきた基本的人権です。その自由とは勝手とは違い、責任を伴うことを肝に銘じなければなりません。市民一人ひとりが取材・報道の自由を使って権力を監視する時代が到来したのです。 「市民記者はいったいどんな記事を書けばいいの?」。よく、こんな質問を受けます。「仕事上や暮らしの関心・話題でも十分ニュースになります」。わたしたちはこう答えます。ただし、「暮らしの中の出来事」であっても、それが大勢の人々に向けた社会的な文脈の中で語られなければなりません。記事は私的なメールのやり取りとは違います。記事には多くの読者がいることを意識してください。読者に誤解を与えないよう、納得してもらうために書かれなくてはなりません。  

 今夏から市民記者が取材と記事執筆のためのトレーニング制度を設けます。すでに市民記者に登録しているひと、これから市民記者になろうとしているひとを対象にします。書くテーマの探し方、基本的な取材の仕方、そして記事の書き方と写真の撮り方を分かりやすく説明します。また、その後の定期的なトレーニングの機会なども設ける予定です。

 さらに、オーマイニュースの編集スタッフが市民記者のみなさんをサポートします。お送りいただいた記事の基本的なチェックはもちろん、場合によっては記事がよりよくなるようサポートさせていただければと考えています。 (オーマイニュース) オーマイニュースからのお願いはたった1つだけ。オーマイニュースでは原則、実名で記事投稿をしていただきたいということ。「実名で書いて、ネット上で個人攻撃にさらされるのは嫌だ」。現状、そういうことがネット上で問題になっています。しかしこれは、ネットであるべき正しい環境とはいえません。それを一緒に、風通しのよい環境に変えていきませんか。

 オーマイニュースでは、記事は実名、記事に対する「この記事にひと言」はニックネーム+ユーザーIDという形で、個人攻撃や“荒らし”を極力排除しようとしています。「責任ある発言、責任ある参加」という我々のポリシーにあなたも賛同していただければ、その分だけ、個人攻撃や“荒らし”を当然視する環境がよい方向へと変わっていきます。ぜひ一緒に信頼あるメディアを作っていきましょう。

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