彼のHIVと私の太陽

2011年夫がAIDSを発症しました。2018年無事です。

退院

2011-07-15 14:23:24 | 入院生活
夫は、無事に退院することが出来ました。
病院の先生や、看護師さん、事務の方、薬剤師さん、いろんな人の温かい気持ちにふれて、
私たち夫婦は感謝でいっぱいでした。
生まれて初めての入院生活を送った夫も、
「看護師さんは自分の病気を知っているだろうに、採血するときも、いつでも変わらず優しい。
マザーテレサのようだ。」と感激していました。
私に冷たい態度を取られ、どことなく負い目を感じている彼にとって、
目の前にいる看護師さんは、マザーテレサそのものに見えたと納得しました。

主治医にも、恵まれました。
ネットでいろんな情報を集め、頭でっかちになり、夫が死んでしまう恐怖に苦しんでいる私にも、
「今は、慢性疾患と同じですよ」と、安心するような言葉を掛けてくれます。
もちろん50代でエイズを発症したら、同じではないだろうけれど、
「きっと完治できる薬も開発されますよ。それまで、頑張っていきましょう。」
と、言ってくれて、私たち夫婦に希望を与えてくれます。
ちょっと発疹が出たりすると、すぐ心配で主治医に訴えたりしても、
「そのくらい、大丈夫ですよ。問題ありません。」と軽く言われるだけで、安心できました。
いつも明るく接してもらうことで、どんなに私たちは救われたでしょうか。

彼の入院のおかげで、たくさんの人々に支えられて生活しているのだと、本当に改めて実感しました。
ありがたいことばかりであると・・・。

退院時の薬は、バクター朝1錠・ウルソ朝昼夕各1錠でした。


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4 コメント

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Unknown (スイマセン)
2011-07-29 00:45:11
風俗で裏切りとは…
男は泣きます

そして1番後悔し、苦しみ、怯えているのは本人でしょう
戦っている相手は死ですからね

奥さんの気持ちを考えて無いコメントすいません
でも…
悪いけど気の毒なのは
奥さんじゃくて
旦那さん…
ヒトは必ず死ぬけれど、死を突きつけられる恐怖は、その立場にならなきゃ解りません
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スイマセンさんへ ()
2011-07-29 09:20:46
読んでくださり、ありがとう御座います。
スイマセンさん、悪くないですよ。
病気になったのは、夫のほうですから、彼のほうが私より大変です。
私も、男の人と風俗の関係を今まで真剣に考える機会がなかったです。
夫は、私がブログをしていることを知っていて、「あなたを援護するコメントがきてるよ」と言うと、一応私の前では控えめな感じで、喜んでいます。
コメント、ありがとう御座います。
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Unknown (そんな私は女です)
2011-08-01 01:36:44
コメント返して頂きありがとうございます

信頼した相手の風俗はキツイ気持ちは理解できます
私も女ですから…

でも、例えば旦那さんが海外で風俗に行き、数年経って発覚したら…
離婚とかします???
この場合病気はナシとして?
風俗で離婚したら
あなたはアッパレですよ
たまたまエイズと言う事件が出てきたから…
こんなに酷く不貞のツケみたいな感情に掻き回されてるんじゃないかな?
とか感じます

と…言うのも大きなお世話ですが

癌と戦ってる方々となんらかわらない
死のつきまとう病気と戦ってる旦那さん
ファイト!
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そんな私は女ですさん ()
2011-08-01 10:39:45
他に女がいると思ったんです。
入院中は、夫の身体の心配だけして、
退院後にいろいろ聞こうと思っていたので。
彼がそっちの女が良ければ、離婚でしょう。
今思えば、勝手な自分の妄想に怯えていたんですね。
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