荻野リサ

私の日々のこと、感じること、誰かに伝えたい事・・・。
☆ライブ情報☆

夜桜

2006-03-26 23:11:12 | 日記
今日、新宿を歩いていたら、花園神社の前を通った。そうしたら、桜の木をライトアップして夜桜をきれいに演出していた。パラパラとその桜の下にシートを引いたグループも何組かいて、早速春を満喫している景色に、ちょっとこの大都会、新宿にいることを一瞬忘れてしまった。
私はとにかく無条件に春が好きだ。春生まれであることもあるのかもしれないけど。寒かった何ヶ月をやっと通り越してなんだか胸が躍る。暑い夏が来る前のほんのひと時のやさしい季節な気がする。秋ほど悲しげじゃなくて、何かのスタートがコロコロ転がってそうな、眩しい季節だなぁ。と、いつも思う。
来月、4月はそんな春大好きな私が生まれた日がある。
あ~、もうすぐ23歳になるのだ。ここまで、私は私の、私なりの色んな深い日々があったと、
今日の花園神社の夜桜を見ながら、ちょっと振り返った日だった。

エル・フラメンコライブ

2006-03-24 00:44:21 | 日記
昨日は新宿のエル・フラメンコでのライブでした!
10月に帰国ライブで踊ったきりの久しぶりのエル・フラだったので嬉しかったです。堀江朋ちゃんなど毎回おなじみのメンバーと新しい人たちとの新鮮なライブでした。お客さんもたくさん来てくれて暖かい日となりました。

しかし、エル・フラの床の板は良く響く。あんまり力を入れなくてもガンガン鳴るんです!!なんだか自分の音が聞こえすぎてちょっとうるさいくらい?笑。

でも、やっぱりエル・フラで踊れるのは嬉しい。長年の歴史と威厳ですかね?
あそこでライブが出来るのは良いですね。今度もプリメラのチコさんの仕切りで
5月24日(水)にライブがあるのでお時間のある方見に来てくださいね~!

さあ、今月は来週の水曜日のアルハムブラライブを残すのみになりました!
ガンバロ~っと!

1日オフ

2006-03-21 22:17:16 | 日記
今日はオフだったから、毛塚という友達の家に行った。実は彼女のお母さんにフラメンコの衣装を作ってもらうことになったので生地を持っていってデザイン画を渡してきた!かわいいのが出来るといいなあ~☆☆その間毛塚の家で王ジャパンの野球中継を見ていたのだが、なんと日本が世界1になったぁぁ!!!!これは嬉しか
った。今回は審判員に恵まれなかったり、韓国に負けたり、なんだかんだで楽な道ではなかったのに、こんな風に勝てるなんて結構久々にドラマチックだったではないか!!この結果に歓喜した私と母は新宿に繰り出してグルグルと歩き回り、久しぶりにエル・フラメンコに見に行こうと思って2部が始まるまで長々と食事をして時間をつぶしてお店に入ったら、なんと今日は1部のみ!!だった。。。。
がっかり。。。母もその気になっていたからショックを隠しきれず。
見れないとなるとどうしても見たくなって、往生際悪くグズグズ入り口の前でいいなぁ~、いいなぁ~とウロウロしてしまった。

明日は私はプリメラの企画ライブに出演するのでまた明日もここに来るのです。
明日は出る側なので頑張らなきゃ!!
あ~、楽しみだぁ~☆☆時間のある方はぜひ見に来てくださ~い!!

春の予感?はまだ遠い。。。?

2006-03-19 23:59:02 | 日記
今日は久々に春のような青空と暖かい風がふいていたと思ったのに、やっぱり夜は寒かった。身が縮むほど寒かった。
スペインはもうそろそろセマナ・サンタの時期で、キリスト様と聖母マリア様が街にその姿を現すころですね。もう街にはキリスト様を担ぐためにずっとこの日を待ちわびていた若者がたくさん行進の練習しているでしょう。

最近、よくスペインでの生活を思い出すことが多くてふと考え込んでしまう。
何人かの大切な思い出のある人たちがなんだかとっても恋しいときがある。その人たちと通った道とか、行った場所とかそんなものたちがよく頭に浮かんで、胸が熱くなることもしばしば。いろんな人に出会ったなあ、と。色んなことがあったなあと。スペインでの丸3年は私の心の成長に本当に大きな役割を果たしたとつくづく考え込んでしまうのです。私が初めて単身マドリーに留学した時は自分でもなんて頼りなくて不安も一杯だっただろう、そして何より自分という存在にとっても自信がなかったような気がする。それでもフラメンコだけを頼りに燃えるような情熱だけをこぼれるほど抱えて飛行機に乗った気がする。
セビージャでの2年間もまた違った角度から自分と向き合わなくちゃいけなかった時間だった。人としてよく悩み、考えた日々だった。うまく伝えられない思いがたくさんあった2年だったし、よく転んで、また起き上がって、を繰り返したなあと、いつも思う。起き上がるために何で転んだのかを考えるんだ、とスペインから日本の大切な人たちに手紙、メールを書いたことがあったけど、本当によく考えた。
何で傷ついたんだろうとか、何で傷つけてしまったんだろう、どうしてこんなに転んで痛いんだろうって。答えが出なくて涙が出たり。
今、あのころよりももっと強くあの日々に感謝しています。最近の私にそんな日々がちょっと力を貸してくれてるような気がするから。

サラ・アンダルーサ

2006-03-18 12:00:09 | 日記
昨日は福ちゃんとカスミンとサラ・アンダルーサにダビ・パニアグアという踊り手を見に行ってきました~!!!すっごい良かったあ!とにかく彼の踊りは強烈な個性があるのでなんか、唖然としてしまう感じもあるんだけど。
実は私がマドリーに住んでいた4,5年前に彼の追っかけみたいなことをしてたんです。彼が踊るタブラオに通ったり、イベントで踊るときは皆で見に行って、
カナーレスの舞踊団員だったからその舞台に行ったりとにかく、良く見に行った踊り手だったから、日本にくると聞いてビックリ!福ちゃんもその時期彼の個人レッスンを取っていたり、セビージャから彼の踊りを見るためにマドリーまで遊びに来たり。だから、私たちは結構、彼を見るっていうことで興奮気味・・・笑。
昔の癖とか、変わらないもの、新しい彼も見れて嬉しかった!
あと、マラとクラウディアがオープニングにブレリアを熱唱しながら合間に
二人であわせた振り付けを踊ったのがものすごくかわいかった☆もうその歌詞も
すごくかわいくてどうしても覚えたくて楽屋にダビに挨拶に行ったときに二人に
頼んでもう1度歌ってもらってしまった!それをケータイに録音した私は
帰り道聞きながら帰った。楽屋で普段着のまま、歌ってくてた二人は最高に
かわいかった!!!その隣でなぜか上半身裸のままギターを弾いていたダビは不思議なオーラを放っていた。

Alhambra

2006-03-16 23:35:07 | 日記
昨日はいつものAlhambraライブでした!昨日のメンバーは最高に
おかしかった!!こんな風に書いたら変かもしれないけど。。。
堀江朋ちゃん、まさりさん、泉、今枝にもちろん暖。それと、毛塚。
彼女は私の友達でもあり、大沼由紀さんの生徒でこれから少しづつ色んなとこに出て頑張っていくんで、どっかで見かけたらよろしくお願いしまーす!!
女の子が5人も集まればかなりうるさいし昨日は色々本場中に面白いことがたくさん起こった。色々決め事なんかも作って、ハプニングが起こったり、それでも
みんなの気持ちがなんだかとっても一つになっていてそれを素敵な方向に
自然に導いていけた感じがした。暖かくて常に気持ちの良い日だった。朋ちゃんの
久しぶりのソレアすっごく素敵だったし、まさりさんのガロティンもすごくかわいかった!由紀さんも見に来て、満席で熱気もあったしすごく良いライブだった☆☆
2部には皆でハレオも歌ったんだけど、これが最高に気持ちよかった~!
私的にはかなりテンションがあがって、熱唱してしまった・・・。笑。
これからもこういうのはやったほうがいいなあと思った瞬間だった。やっぱり皆で何かをすると、きちんとこちら側のコミュニケーションが取れていることが伝わるし、お客さんも盛り上がって手拍子なんかしていたから。
いつもなんでも、見せる側がきちんとその瞬間を感じて、楽しんだり、伝えたいものをはっきりさせないと、いけないなあと再確認しましたね。
タブラオをその日、その場限りだからと中途半端にしちゃいけない。
こういうことの積み重ねは人に‘見せる’ということをものすごく近くで実感して肌で理解できるすごい場所だと思うから。何でも自分のものにした者勝ち。その場の空気を持っていかなきゃいけない。うう~ん、日々勉強だ。ああ~、フラメンコ、タブラオ、人生~。


☆久しぶりの映画☆

2006-03-11 11:59:04 | 日記
昨日は久々に1日何もなかったから、映画に行こうということになった~!!
で、見に行ったのは「ジャーヘッド」アメリカの戦争映画だけど、戦争に
テーマを置いてるというよりは、戦争に行くまでの若者達の訓練や、苦悩、
一人一人の戦争、ということへのモチベーションの違い、実際戦争に行った後の
ギャップや、戦争が終わった後の人生で、戦争という事実はどのように彼等の人生に影を落とすのかというのが大きなテーマ。
結構、思ってたのとは違う印象だったけど、面白かった。
女にはない世界だった。武器を持って人を一人でも殺してみたいと一人の戦士が
膝まづいて号泣するシーンは、なんだか考えてしまった。
彼等は長い訓練期間経て、それを結果として残したい、それが人を殺すということにつながる。その感覚はいつか子供を持って、家族を養い、子供のオムツを替えたとしても、残り続けると言っていた。
戦争は矛盾だ。いつまでもなくなることがなく、必ずどこかで悲惨な結果が生まれるのに、それを省みれなくなるほど、人の欲望は大きいんだなあ。

これから春に公開する映画で「ダ・ヴィンチ・コード」があった。かなり興味がある。公開したら見に行こう。その前に本読んだほうがいいのかあ。
見た後のほうがいいのかあ。とにかく、面白そうだった。

さて、今日はまた、久しぶりのお天気。そう言えば先週の土曜日も晴れてたような
気がする。うちの猫が日向ぼっこしながら隣で寝ている。
ずいぶんおじいちゃんになったけど、いつまでも可愛い。
さ~、掃除でもしましょ~!!


2人椀久

2006-03-09 22:53:02 | 日記
今日は、歌舞伎座へ‘2人椀久’を見に行きました。前にもブログ内で書いたと思うんですが、今年の7月2日に長唄とのコラボレーションをすることになりました!長唄の方たちもフラメンコを知るために私の踊りを何度も見に来てくださっているので、私が今日は勉強のために皆さんと見に行ってきました。
今回私たちは‘2人椀久’の曲でセッションするので日本舞踊の中ではどんな風に
表現しているのか、知らなければいけないということで。
大まかに説明してもらったのは、ものすごく美しい芸者(松山)に入れ込んだ椀久(男)は恋に落ちて二人ともいい仲になるのですが、二人の豪遊が過ぎて、
彼女は牢屋に入れられ、彼女を慕って発狂した彼は、放浪し自分で自害したとも
病気で死んだとも、色んな言い伝えがあるらしいのですが、とにかく男と女の
激しい愛憎が繰り広げられている内容なんです。私はフラメンコも織り交ぜて
それだけにとらわれず、いろんな意味で自分の感じるところを表現できたらなあと
思ってます。どこの時代にも、どんな作品でもいつも男女のもつれや、激しい
愛情はどこかしらにキーポイントとして入っているし、やはりどんな人にも共通
する想いのような気がして、フラメンコの激しさにも通じるものがありました。 
だから私は私として、フラメンコだけで何かを伝えるというよりは、私が一人の女として感じる部分や、相手に対する愛情表現が出せたら良いなと思ってます。
それでも今日、まったく違うジャンルの表現方法を見て、実に難しく、奥が深いなと思いました。こういうはっきりした違いがあるものとコラボレーションするのだから、大変なことだなとも、改めて感じ、不安もあるけど、いつも私は私らしく。
私がきちんと立っていればどこにでも根を張ることは出来るんじゃないかな。
違った色も形もぱっと日の目を見ることになると信じて。。。。






たまの朝寝坊~!

2006-03-04 15:17:54 | 日記
今日は久しぶりに朝寝坊が出来た!!しかも、久しぶりに明るい朝だった。
最近はライブや仕事、プライベートに時間を占領されて、(それが日常生活なのだが)‘休む’という時間をうまく作れていない気がする。今からそんなことを言って、と思う人もいるかもしれないけどたまには1日何も予定がない日を作らないといけないなあとよく思う。私の一週間で何にも予定がない日がないので、なんだか
いつもグズグズと疲労感が残って頭が切り替わらないで次のライブに行く。
これは少しづつ体だけではなくて心にも影響をもたらすことになるから人は時々
休息をして、体を休めるということと心の切り替えをしなきゃいけないと、いつも思うのです。それが、次の日につながるのだから。今週の水曜日はAlhambraだった。九州から来たアリコちゃん、すっごくうまいですよ!!泉ちゃんやリヒャン、今枝、まっちゃんに、暖。楽しいライブでした☆
明日はエスペランサライブ!!お正月の新春ライブ以来だから楽しみ~!
一緒に飲みに行ったことはあるのに初仕事のさおりんと昔から知ってる千琴ちゃん、それにアウンの呼吸?の桂子さん金田さん!!見に来てくれ方は楽しみにしててくださいね~☆★はじけますよ!!!
さっき、家の掃除をして洗濯物も干し終わったことだし、こないだプリメラのチコさんにもらったカンテのDVDでも見よ~っと!!!

エバ・ラ・ジェルバブエナ

2006-03-01 11:48:58 | 日記
昨日、おとといの、エバ・ラ・ジェルバブエナを見てきました!
ううううん。とにかく言葉がない、これが正直な感想。
すごかったです。1日目の作品‘5Mujeres5’は前にスペインでも見たもので
これは、テーマが深いので、いつも終わったあとに、いい意味でも何かどっと
疲労感が残るんだけど、昨日の作品‘エバ’はフラメンコの曲目をエバと
舞踊団のメンバーが順番に踊っていくという、フラメンコの基本的なものが
きれいな流れで出てくる。だから本当に作品の名前どおり‘エバ’と言う人がどんな‘踊り手’であるのかが丸出しになっていた。彼女が仕掛けのない中で踊るソレアが脳震盪みたいになって体が震えました。いつもの重いテーマ
の中で踊る彼女より、荒々しくて、感情的なものがあふれ出していて鳥肌が立ちました。圧巻、感動、撃沈、野望、そんな感情がグルグルと頭の中で
渦を巻いて、こんなもの見たらもう踊りたくない、とか。
フラメンコってなんだ、すごすぎて怖い、とただただ脱帽している自分と、
もっと、知りたい。こんなことも表現したい、少しでも自分をフラメンコとして
もっと掘り下げたい、そんな想いや目標も出来た。
とにかく、本当に素晴らしかった!歌のぺぺ・デ・プーラのガラガラな声で微妙な
揺れのあるメロディーラインなのに激しい雄叫びのシギリージャもすごく
胸を締め付けられた。。。感動の2夜。。。☆★☆★
エバ★エバ☆彼女が舞台の袖から出てくるとき大きなものが歩いてくる、そんな
すごいエネルギーが舞台に広がった。あんなに小さな体の彼女なのに、舞台では
怪物みたいに大きくて、全てを飲み込んでしまった。
そして、エバの動きを全て美しい旋律で壮大な音楽にしてしまうパコに
拍手だった。。。