すっかりわたしにとっての定番になりつつあるトップダウン&輪編み。
これは何年か前に編んだものの編み直しなんだけど、
普通に前後身頃を脇と肩ではいでいたのをトップダウンで編めないかな?と思ってチャレンジしてみた。
身幅が大きめなので
実際に着てみると肩がすっぽりおさまって
ベストとポンチョのあいだみたいなシルエットになるこちら。
本当は身幅52cm程度にしたかったんだけど
手持ちの毛糸の量の都合で50cmに。
そして、あえて太い針で編むことで毛糸節減作戦。
いっぱいいっぱい使ってギリギリここまで編めましたが、ちょっと丈が短めだった…。
もともとの編み図では前後同じ形だったんだけど
今回は前身頃の襟ぐりを少し下げたかったので
肩の部分を前後の真ん中ではなく前身頃寄りに変更。
後姿はこんな感じ。
こうやって平置きにしてみるとちゃんと前襟ぐりが下がるカタチになってるね。
肩の部分はこんな。
ラグランにする時は袖部分でも増やし目をするんだけど、
今回はベストなので前後身頃だけで増やし目をしました。
増やし目が混みすぎてちょっとギャザーみたいになっちゃったところがとっても納得いかず…。
洗濯を重ねているうちになじんでくるだろう。
きっとそうなるだろう…。
あ、そして、輪編みで編むならやっぱり輪針がいいなあ、と思った次第。
棒針4本で強引に編んだんだけど、編み目が乱れまくりました…(笑)。
セーター完成しました!!
余った糸で編んだので配色にせざるを得なかったんだけど、
結果、かわいいではないの~~。
今までの工程の目次をいれときます。
トップダウンでラグランスリーブのセーターを編む①編み図
トップダウンでラグランスリーブのセーターを編む②襟ぐりの作り目
トップダウンでラグランスリーブのセーターを編む③ひと工夫と糸のつなぎ方
トップダウンでラグランスリーブのセーターを編む④袖と身頃の分かれ目
トップダウンでラグランスリーブのセーターを編む⑤身頃完成&袖付け
今回は工程の写真を撮る間もなくどんどこ編んでしまった…
裾のゴム編み、脇の部分にスリットを入れました。
脇線にはぎが無いので、ぱっくり割れてしまいやすい分、前身ごろのゴム編みを、後ろ身頃に重ねるように1目だけ余分に編んでます。
わかるかなあ??
こちら、袖下の様子。
袖下の目を拾う時にひとめ余分に編んで次の段で減らし目したところも、
目だった穴ぼこが空かずに済みました!
↑ここね。
袖下も脇線にもはぎがないので、わきの下のところももごもごしません。
襟ぐりのゴム編み、拾い目の部分はこんな感じ。
別鎖で作り目した部分はつなぎ目が無いけど、
前襟ぐりを増やし目で作っていったところだけ、こんな感じで拾い目します。
↓ここ。
前襟ぐりの中心部分を別鎖で作り目するまで編み増やしていった部分。
今回、ゴム編みはすべてひと目ゴム編みにしたので、
とめ方もゴム編みどめにしました。
以前、ひと目ゴム編みする前にいったん別糸で伏せどめするとやりやすいって書いたんだけど、
編んだ号数よりも少し細い編み棒に移し替えれば伏せどめしなくても針通しやすいってことに気づいた…。
というか、伏せどめほどきながらやるより、そっちの方がやりやすかった…。
なんにせよ、寒い時期のあいだに間に合ってよかった!
前回の記事はコチラ↓
トップダウンでラグランスリーブのセーターを編む④袖と身頃の分かれ目
袖下から色を切り替えました。
袖下はこんな感じです。
ここからは身頃を筒状にぐるぐるとひたすら輪編みで編み進みますが、
トップダウンで編むと様子を見ながら丈を決められるのがとてもよいのよ。
わたしは去年のと同じ丈で、裾のひと目ゴム編みの部分は脇にスリット入れました。
スリット止まりのところはおそらく伸びてきてしまうので、ちょっと補強しようかと思います。かがるとかね。
身頃が完成!
お次は袖です。
休ませている目を拾い、袖下の新たに別鎖で作り目したところも拾って輪っかにするんだけど、
その際、下の写真矢印の部分(別鎖の作り目との境目)が穴ぼこが空きやすい。
そこで、そのあたりからひと目拾っちゃって、次の段で減らし目して処理する、という作戦を去年学習しました!
マル印のとこ。わかりますかね???
これはラグランスリーブや袖下に限ったことではなく、
襟ぐりのゴム編みとかにも使える便利な作戦。
ほんと便利な作戦なので、ぜひお試しあれ。
ここからは、減らし目しながら袖口に向かってひたすら編み進みます。