showtime's blog

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『屁タレども!』

2004-07-20 17:54:00 | showtime
「北川悦吏子と内田春菊だけは削ってくれ」と、

連載の単行本化(『屁タレども!』)にあたって、中村うさぎに編集者がストップをかけてきたのは、この2人だった。

自粛などもってのほかの女王様は、原稿を引き上げ、ネットでの自主出版に切り替えた。詳細はこちら。その 『屁タレどもよ!』 が、文藝春秋から今月文庫化された。いままで、誰が問題になっていたのかわからなかったが、文庫のあとがきにご丁寧に名前が書いていた。しかも、先日のテレビ番組で内田春菊と顔を合わせた話まで。加えて、編集者が自粛したにもかかわらず、内田春菊はこの本に書かれた内容に関してはまったく気にしていないと、対面前に連絡してきたとのことだ。2人とも、凄すぎる。

放送法

2004-07-20 10:01:56 | showtime
「それ、東スポだろ」とは、

まだインターネットがこの世に存在する前、ボクらがよくした会話。面白い話ではあればあるほど、東京スポーツに書いてあった話で、真偽のほどは疑わしいと誰もがわかっていたし、それを怒る人もいなかった。どんなにいいニュースでもケチをつけてしまう 『日刊ゲンダイ』 など、夕刊紙にはちゃんと住みわけができていた。ボクらもメディア選別して情報に接していたのである。まあ、「人面魚、重態脱す」というようなレベルの話だが。

自民党が、放送法の「政治的公平性の削除」に動いている。ボクらは、これは歓迎すべきだと思っている。公平と言っているから奥歯にものが詰まったような言い方しかできないし、ちょっと主張すれば偏向報道だと批判を受ける。それなら公平性にこだわる必要はないのではないか?大体、免許事業なのだからもとから公平性があるわけはないのだし。

すべては受け手の意識の問題だ。ボクらには「東スポ」で養われた目があるのだから、与党はこの流れを進めてもらいたい、と珍しく与党の応援をして終わる。