■プロフィール
プリウスの大ヒットが続くなか、トヨタは第2のハイブリッド戦略に打って出た。それが今回デビューしたレクサスHS250h。 レクサスブランドとしては初となるハイブリッド専用車、トヨタ製ハイブリッド専用車としてはプリウスに次いで2車種目だ。 現在、日本で発売されているレクサスブランド車としては6車種目(ISとIS-Fを分けるなら7車種目)となる。
ニューモデル
(発表・発売/2009年7月14日)
レクサスインフォメーションデスク TEL:0800-500-5577
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レクサス HSの自動車情報
レクサスブランド初となるハイブリッド専用車種
プラットフォームは欧州カローラなどと同じもの。リヤサスペンションをダブルウイッシュボーンとしているので、もっとも近いのはブレイドということになる。 ボディタイプはしっかりとしたトランクルームを持つ、ノッチバックセダン。ホイールベースは2700mm、全長×全幅×全高は4700×1785×1505mmの3ナンバーボディを持つ。
パワーユニットは150psの2.4Lエンジンと143psのモーターとの組み合わせ。トランスミッションはトヨタハイブリッドお得意の電気式CVTで、駆動方式はFFとなっている。
興味深いのが使用燃料の指定。レクサスは現在、LS、GS、RXの3車種に設定されるハイブリッド車を含め、全てのモデルで使用燃料にプレミアムガソリンを指定している。 しかし今回のHSでは、初めてレギュラーガソリンに対応。環境はもちろん、お財布にも優しい仕様となっているのだ。肝心の燃費は、10・15モードが23.0km/L、JC08モードが19.8km/Lだ。
グレード展開はファブリックシートの標準車。スポーツサスや18インチタイヤを備えるバージョンS、上級のバージョンI、フル装備のバージョンLの4種となっている。
(文:諸星陽一 写真:犬塚直樹)
エコドライブの支援なども行なうナビモニターは収納式。ATセレクターは先代プリウスのものに似た、ドライブバイワイヤー方式。
エンジンはアトキンソンサイクルを採用。排気熱によって冷却水を暖め、暖機運転時間を短縮する機構も採用される。
完全なノッチバックセダンスタイルのHS。高い全高や前後のオーバーハングが、ハイブリッドモデルらしさを漂わせている。
バージョンSとバージョンIはセミアニリン・レザーシートが標準。クッション素材には植物由来のフォームが使われる。
ナビやオーディオの操作をマウス感覚で使うことができるリモートタッチ。スイッチ数を増やすことなく多機能化を実現。
駆動用のニッケル水素電池を積むにもかかわらず、ゴルフバッグ4個の搭載を可能にしているトランクルーム。



今日はレクサス HS250hです、とても乗りやすい車です。