GS-750、RG250Γ、GSX-Rシリーズを手がけたスズキの伝説的エンジニアの横内悦夫さんが亡くなられました。
そしてヨシムラのエースライダーだったウエス・クーリーも。
CB750、Z1などのチューンでアメリカ市場で成功を収めた吉村秀雄さんが雑誌に掲載されたGS750のエンジン透視図を見て、いたく気に入ったことがお話の始まり。
渡米されていた横内悦夫さんと会見して「吉村さん、うちのエンジンやってもらえますか?」「やりましょう!」とあっという間の交渉成立。
二人の口約束からその後40年以上にわたる関係が始まったんだよね。
この出会いがなければ鈴鹿8耐の伝説も生まれなかったかも。
そのGS750改(944ccまで排気量アップ)で大活躍したのがウエス・クーリー。
そんな二人がほぼ時を同じくして逝っちゃうなんて。
運命としか言い様がない。
天国で吉村さんと会っただろうか?
「横内さん待ってたよ。ウエス!おまえはまだ早い。」
きっとそう言ったに違いない。
ご冥福をお祈りいたします。
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