Flour of Life

煩悩のおもむくままな日々を、だらだらと綴っております。

世界で一番優しいかもしれない音楽

2013-09-01 01:06:00 | ローカル

今日、隣町で自衛隊の音楽隊のコンサートがあって、知り合いのご婦人がチケットを分けてくれたので行ってきました。
出演したのは、海上自衛隊呉音楽隊のみなさん。予定では野外コンサートのはずだったのですが、雨が降るかもしれないということで、小学校の体育館で行われることになりました。

演奏は、さすが自衛隊音楽隊、ご当地定番の「瀬戸の花嫁」から、おなじみの吹奏楽ナンバー「トランペット吹きの休日」(これを聴くと地元の某競輪場を思い出す…)、「宇宙戦艦ヤマト」(これは歌つき)、最後は「マンボメドレー」で場内を沸かせてくれました。アンコールは島の人なら誰でも知ってる「オリーブの歌」。歌は女性隊員の方が担当されてました。他の場所では演奏することがまずない曲なので、この日のためにわざわざ練習してくれたのかなと思うとありがたいです。まぁ、欲を言えばいま話題の「あまちゃん」のオープニング曲もやってほしかったけど…贅沢?

体育館の中は蒸し暑くて、汗をダラダラ流しながら聴きましたが、行ってよかったなぁと思える素敵なコンサートでした。

特に印象に残ったのが、「You raise me up」(荒川静香選手がトリノオリンピックのエキシビジョンで使った曲ですね)で、ソロパートを演奏したチューバの男性。
「弁当は一度に三人前食べます!」な感じの、野球をやるときは必ずキャッチャー担当で間違ってもショートにはならない好青年でした。

そんな素敵な演奏を聴いていると、心がほぐれてきて、今まで心にしまいこんでいたつらいこととか悲しいこととか、なさけないこととか恥ずかしいことを思い出しました。あの時、どうしてもっと優しくできなかったのか、と。私が我慢すればすむ話じゃなかったのか、とか。そもそも私は我慢する・しないを選ぶ権利があったのか、とか。本当は、もっと優しくしたかったのに楽にさせたかったのに、どうしてそれができなかったんだろう、とか。あれこれ考えてしまいました。考えても、いまさら遅いんですが。

なので、いろいろ考えて疲れたときは、この動画
リコーダーでタイタニックのテーマを演奏している素敵☆な動画です。動画サイトでは結構有名?

いやー、吹っ飛びますわ、疲れ。この動画を作ったMatt Mulhollandさんに感謝です。 ではおやすみなさーい。


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