映画「ヴェノム」見たよ。

みなさんお久しぶりです。

もう11月も残りわずか、次の週末はもう12月ですね。いや一年ってあっという間だなぁ。
去年の今頃は何してたかというと、グランプリファイナル楽しみだなーとか、NHK杯の表彰台意外だったなーとか、平昌オリンピックどうなるかなーとか今と似たような事考えてたような気がします。

はい、それはさておき、今月11月も更新をさぼりまくってしまい、どうもすみませんでした。11月半ばに資格試験を終えたら、またぼちぼち更新できるかなーと思ったのに、バイトしたりフィギュアスケートみたいドラマ見たりでついついパソコンの前に行くのをしぶってるうちに、結局11月もほとんど更新できませんでした。

なので、11月頭の記事にちらっと予告した、「ヴェノム」の感想をざっくりだけど一応書こうと思います。最近、見た映画の細かい内容を忘れがちなので、そのリハビリになるかと期待しつつ。まあ、一度見たら強烈すぎて忘れられない映画もありますが。この前完全版を見た「バーフバリ」とか…。

映画「ヴェノム」のあらすじはといいますと、

ジャーナリストのエディ（トム・ハーディ）が、怪しい人体実験を行っているライフ財団に侵入したところで地球外生命体のヴェノムに寄生されて、なんだかんだと衝突しつつバディを組んで敵と戦う

みたいな映画でした。ヴェノムの主食は生きてる動物で、特に脳みそが好きみたいです。蟹みそみたいな感覚でしょうか。違うか。

ヴェノムはヴィランと呼ばれるダークヒーローなので、最近のマーベル映画的にはどうかと思ったのですが、この映画の世界はアイアンマンやスパイダーマンらアヴェンジャーズのいるMCUとは別の世界らしいので、アベンジャーズとヴェノムが正義と悪の戦いをするとかいう展開はなさそうです。ヴェノムの映画にスパイダーマンが出てこないなら寂しいですが。

それでも、MCUとは一線を画すとはいっても、映画本編は予告編から想像してたほどダークではなく、ついでにいうと緻密でもなく、地上波で放送するならテレ東がいいなと思わせるほどの雑もといリラックスした内容でした。上映時間もノーカット放送できそうなほど短めだったし。

映画の内容については、上に書いたように緻密じゃなくて雑な部分も結構あったり、登場人物のキャラクターとか関係性が他のマーベル映画と被るところがあったりと突っ込みどころが多々あるのですが、ヴェノムの愛嬌と、エディとヴェノムのやりとりの面白さで突き抜ける勢いがありました。まあ、従来のコミックからのファンの人が「違う！こんなのヴェノムじゃない！」って怒る気持ちもわかるのですが。そのへんはいま大ヒット中の「ボヘミアン・ラプソディー」もそうですね。「ボヘミアン・ラプソディー」は今度の映画の日に2回目を見るので、見たらまた感想を書きます、うん。そのつもりです。多分。

ちなみに私は、1回目は字幕で、2回目は吹替で見ました。吹替も見たのは、情報量の多い字幕を読みつつVFX技術を駆使した映像を見るのは年寄りにはキツイからと、吹替の評判が割とよかったからです。ヴェノムの声は中村獅童の吹替でしたが、かなりエフェクトがかかってたので、普通に声優の声として聴きとれました。声に個性のある俳優さんが吹き替えると、気になっちゃって仕方なくなるんですけどね。

ただ、人間のエディのことをエサ兼媒体としか思ってなかったヴェノムが、エディの中にいるうちに同化してきたのか、だんだん人間味のあるキャラクターになるのが興味深かったのですが、エディ以外の寄生された人たちが命を落としてるので、ヴェノムと同種の地球外生命体であるライオットに寄生された人たちがどうなったのかは気になりました。ライオットが寄生したのがほとんど女性だった、てのもあります。ヴェノムも、エディの前に寄生してたのはエディの友人の女性で、その人は死んでしまったし。この映画、罪のない女性が殺されてることが多くて、そこはひっかかりました。

逆に、ライオットが金髪の少女に寄生してから、エディとヴェノムのいるサンフランシスコに来るまで6か月もかかったのには、ヴェノム達シンビオートの移動手段が効率悪いというのがよくわかったと同時に、「そんなに居心地が良かったのかなー」と突っ込みましたけど。6か月間、ライオットは少女の中でどうやって過ごしたんでしょうかね。趣味嗜好や考え方に影響を受けてたとしたら面白いけど、今となってはそれを知る由もないのが残念です。ははは。

エディの元カノで弁護士のアンを演じたのはミシェル・ウィリアムズ。アンのPCに届いたメールをエディが勝手に見たことから2人は別れたわけですが、映画の終わりには復縁を匂わせてました。個人的にはアンの今カレがすごくいい人なので、「アントマン」みたいに3人仲良くなってほしいけど、ヴェノムが反対するかなーどうかなー。

続編をほのめかす終わり方だったので、近いうちに続きが見られるのでしょうが、その続編にはもうスタン・リーはカメオ出演しないんだよなと思うと
寂しい限りです。いや、もしかしたらCGで出演するかも？最近は何でもありですもんね。あと、続編にはエディのお向かいさんのメタル男にも登場して欲しいです。雑貨屋の女店主にも、その店の新しい用心棒にもね！次はいい人だといいね！