キラも一緒に散歩

本当はね、キラ、散歩に行きたくなかったんだよ。

でもね、マミィに行けって言われて渋々、散歩さ。

ボクのリード持ってね。ボク、本当はマミィがよかったな。(のん)



ボクはマイペースで行くよ。(のん)



ちょっとのん、動かないじゃん。(キラ)



いいじゃん、ボク、マイペースに歩くんだから。

所が、所がですよ。

マミィが消えた。ボクびっくりしたよ。(のん)



ヤバイよね。ボク、走ったよ。(のん)



そしたらさ、マミィ隠れていたんだぜ、プンプン。(のん)

それからはね、マミィを確認しながらの散歩になったよ。(のん)

後ろ見ながらの散歩さ。(のん)



だってすぐいなくなるから安心できないもんね。

出すものも出せないじゃん。はぁ～(のん)



そしてやって土手に着いたらバビィ達が来るじん。(のん)



出るの遅かったから会えないかと諦めていたのに・・・

会えたね～(のん)




キラも来たんだね。(パピィ)



うん、だって絶対行こうってマミィ、言うんだもん。(キラ)



のん、みんな行っちゃうよ、歩いて。



さて帰り道。相変わらず富士山はないけれど、

振り返ると夕日の上には

月がうっすらと姿を現していたよ。



もうすぐ暗くなる早く帰らなくちゃね。

ガク、車が来るから危ないよ。



帰る途中、友達に会ったよ。



ガクが唸りながらも

なんか上に乗っちゃうんだよねー

男の子だよ、ガク。



さて、もう暗くなったよ、帰ろう。



ガクはい早いけど・・のんは遅いね。はぁ～

さあ、みんな、もうすぐ家だよ、頑張って。



やっと家に着いた時には、真っ暗になってたよ。

いや～ん、ボクを見ないで

のん、寒いからコート着ようね。(キラ)

きゃーーっ、のん、可愛い!!(キラ)



いや～ん、ボクを見ないで。恥ずかしいっ。(キラ)

そんなこと言ってないだろ、キラ、勝手な事言うなよっ。(のん)



のん、たじたじですねぇぇ。(笑)

もうキラ、バカな事言ってないでさ。

早く散歩に行こうよ。(のん)



仕方ないなぁぁ、じゃ、散歩に行くかね。(キラ)

やれやれ、やっと散歩に行ける。ホッ。(のん)

マミィ、寝なよ

ガク、派手に寝てるね。



マミィ、ボク、寝てるんだけど。(ガク)



どうして写真なんか撮っているのさ。(ガク)



起こさないでよ、静かに寝たいんだからさ。(ガク)



マミィもそろそろ寝なよね。朝になっちゃうよっ。(ガク)



だねぇ、寝なくちゃ、ガク、おやすみぃぃ。