よかばい京都日記

日々の記録です。

吉田基已さんについて。

2008年10月08日 | 日々のあれこれ
僕の好きな漫画家で、吉田基已さんという人がいる。

彼女は僕と同じ京都市に住んでいて、公式ブログで二条城の桜が取り上げられたこともある。

作品はそこまで多くなく、現在世の中に出ているのは『恋風』『水の色 銀の月』ぐらいだろうか。

ここ最近、僕は吉田基已さんの漫画を繰り返し読んでいる。

特に『水の色 銀の月』(2作しかないけど・・・)。

この漫画で描かれる登場人物たちの絶妙な関係性が何度読んでも飽きない。

僕は月海と佐和子の歳の差10歳コンビが気に入っている。

思春期の男の子にありがちな年上の女性への憧れと対等な立場に立てないもどかしさ。

読みながらシミジミ・・・。

また、哲生と華海のカップルも好きだ。

彼らが主人公の第1巻第2話は僕の1番好きなエピソード。

なかなか素直になれない2人にシミジミ・・・。

某掲示板なんかを見ると、「雰囲気だけの漫画」とか「伝えたいことが不明」といった声が聞かれるが、それも1つの評価だと思う。

登場人物1人1人の内面をここまでしっかり描いている漫画はなかなかないではないだろうか。

僕の夢の1つに、いつか吉田基已さんに会って、「水と銀」の構想ノート16冊(ブログより)を読ませてもらいたいというものがある。

彼らがどうなっていくのか。

続きが早く読みたいのだが、長期休載中ではそれを望むべくもない。

ならば構想ノートを読ませてもらいたい(笑)

非常に安直かつ馬鹿な夢だと思う。

でも、まあ、同じ京都に住んでるのも何かの縁。

1人のファンとして夢は持ち続けよう。

ちなみに来月から刊行される「good!モーニング」という雑誌で新作の発表が決まっている。

もちろん発売日に買う。これだけのために買う。

それぐらい好きなんだなー。

もし興味がある人は、少し大きめの本屋に行ってみて下さい。

結構、見つけるのに苦労する漫画家さんですから(苦笑)
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