よかばい京都日記

日々の記録です。

『なんじゃもんじゃ 2巻』を読んで。

2009年07月31日 | 本・漫画あれこれ
先月1巻が出たばかりなのに、もう2巻が出版された『なんじゃもんじゃ』。
小さな村を舞台に、村人たちが不思議な出来事に巻き込まれていく話。
2巻では、タイトルにもなっている「なんじゃもんじゃ」の木の秘密や、ヒロイン空を追う謎の3人組の正体が判明する。
逆に、ヒロイン空を元に戻すという目的がどんどん希薄に…。
主人公の太朗のマイペースっぷりは相変わらずで、ノンビリとしかし確実に物語は進む。
ちょっと不思議で心温まる作品なので万人にオススメできると思う。
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『潔く柔く 10巻』を読んで。

2009年07月30日 | 本・漫画あれこれ
本屋に行くと、少し恥ずかしさを感じつつ少女漫画コーナーも軽く調べる。
それは『潔く柔く』の新刊が出ていないか確かめるため。
本当は発売日を調べておけばいいんだろうけど、そこまでするのも面倒なのだ。
そして、昨日ついに新刊を見つけた。
他の少女漫画の新刊が平台に積み上げられている中、残りたった3冊だった『潔く柔く』を見て、さすがだなぁと思った。
以前、9巻の感想を書いたとき「10巻が最後になる…」ということを書いたが、何のことは無い11巻まで続くらしい。
まだまだ少女漫画コーナーまで足を運ぶ日々が続きそうだ。

さてさて、単行本はまだ続くが、物語は最終章のカンナ編に突入。
幼なじみのハルタの死から完全に立ち直っていないカンナが、どのような結末を迎えるのか非常に楽しみだった。
今まで様々なエピソードが描かれたが、単行本1冊で終わらない話はカンナ編が初めてだと思う。
ここら辺に、いくえみ綾さんのカンナ編に対する意気込みが伝わってくる。
序盤は、改めてカンナの中学生時代が描かれる。
1巻でもカンナやハルタの物語は描かれていたが、あれの数年前のエピソードになる。
思春期特有の、あの異性を避けてしまう独特の感情を巧みに描いていた。

後半では社会人になったカンナの話が始まる。
実は、読むまではカンナの相手は大学時代に登場した友達の男の子(名前失念。笑)だと思っていた。
ところが、どうやらカンナの相手は赤沢禄になるらしい!
まさか、彼が再び登場するとは思わなかった。
ただ、考えてみれば赤沢という人物は、もう一人の主人公と言われている梶間とも交流がある人物だ。
梶間編とカンナ編を繋ぐ重要な役割を担ってくる可能性も考えられる。
とりあえず10巻では、赤沢がハルタの存在を知るところで終わる。
続きが非常に気になる終わり方だ。

それとカンナ編は『潔く柔く』の集大成のような役割も担っているようだ。
中学時代のカンナの物語に、ハルタに恋をしていた一恵や、ハルタの従弟の清正が登場したり…。
よく読めば、過去にエピソードが描かれた人物が沢山登場していることがわかる。
すでに、それぞれのエピソードで伏線の回収は済んでいるが、改めて登場してくるのを見ると、物語の複雑さと見事な繋がりがよくわかる。
今後は、梶間や朝美も登場してくるかもしれない。
そういえば、帯に講談社漫画賞を受賞したと書いてあった。
特に驚きはしなかったが、それだけの評価を受ける素晴らしい作品なのだと改めて思った。
物語は、いよいよクライマックスに向けて盛り上がりを見せ始める。
11巻はいつ頃出るのかな?
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『神様ドォルズ 5巻』を読んで。

2009年07月30日 | 本・漫画あれこれ
「半人前のブラコンがピィピィ… よく聞こえないけど…」

いつの間にか「書店員さんが今一番売りたいジェネコミNO1」なるものに選ばれていた『神様ドォルズ』。
ジェネコミNO1ってナニ?(苦笑)
微妙なカテゴリーでの1位を喜んでいいものか…。
しかも、出版社が自分で調べたという時点で、ほとんど信憑性がない。
あんまり売れていないから、こんな調査結果をわざわざ帯に書くのかな?
やまむらはじめさんの漫画は、馬鹿売れする必要はないと思う。
何となく細々(笑)と、しかし長く続くような作品であってほしい。
勝手にそんなことを思ったり…。

さて、相変わらず話がどこに向かっているのかわからない行き当たりばったり感満載の作品だ(もちろん誉め言葉だよ)。
シリアスな展開が続いていたので、4巻ぐらいからややコメディ色が強くなっていたが、今巻もその流れが続いている印象。
主人公の匡平は相も変わらずマイペースだし、彼を巡るヒロインの争いも進展なし。
こうやって書いていくと改めて感じるが、本当にカオスな作品だ(苦笑)
日本神話を基にした謎のロボット(機械人形?)が戦ったり、様々なヒロインが水面下で主人公を巡って争ったり…。
今巻では少し病み気味の女の子まで登場してしまった。
冒頭のセリフは彼女のもので、やけに過激な発言が目立つ(しかも、いきなり主人公を様付けで呼ぶ)。
カオスな展開にさらに磨きがかかりそう。

この作品は新刊のたびに、新キャラが登場している気がする。
あまりに登場人物が多いので、ついにはヒロインが漫画の中で現在の人間関係を紙に書いて整理する場面が登場(笑)
ヒロインすら混乱する作品が未だかつてあっただろうか…?
あれこれ書いたけど、やまむらさんの作品が持つ独特の雰囲気は大好きだ。
願わくは、やまむら作品に顕著な「あっけない幕切れ(打ち切りではなく)」だけは迎えてほしくないと思う。
ここまで登場人物が出てきて、いきなり次の巻で終わったりしたら、それはそれでカオスな魅力?が増すかもしれないけど…。
新キャラ「まひる」と共に、ますます目が離せない展開が続く!!
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『ガンスリンガー・ガール 11巻』を読んで。

2009年07月30日 | 本・漫画あれこれ
「あれは人の姿をまとう悪魔(ディアブロ)だ!!」

待望の最新刊。
ガンスリンガー・ガールは、言ってしまえば体を改造された上に洗脳された少女達(=義体)が命令のまま人殺しを行う話だ。
この過激な内容には結構な賛否があるらしく、「少女の洗脳や殺人の描写など倫理的にどうなの?」というツッコミもちらほら。
ただ、実際に読んでみるとわかるのだが、きちんと少女達とその周囲の人間、果ては倒される側の犯人の苦悩や葛藤まで描かれている。
11巻まで出ていることや2度のアニメ化など根強い人気を誇る作品なのは間違いない。
思えば本屋でバイトしているときも、最新刊が出ればあっという間に売り切れる作品の1つだった。
食わず嫌いをしている人は少し損をしているかもしれない…と僕は勝手に思っている(苦笑)

さて、11巻は冒頭からテロリスト(活動家)たちとの壮絶な死闘が描かれる。
水の都として有名なヴェネツィアを舞台に血で血を洗うような派手な戦闘描写が続いて目が離せなかった。
また、今までサブキャラ扱いだったベアトリーチェ(もちろん改造・洗脳された少女)が、「死」と隣り合わせの状況で感情を爆発させていく様が良かった。
もともと彼女は感情が乏しく、他の義体に比べて焦点が当たる要素が少なかった…と思っていた。
しかし、今になって考えてみるとベアトリーチェに関しても、いくつか伏線が用意されていたように思う。
ぱっと思いついたもの以外にも1巻から読み直せば、いくつか見つけられるかもしれない。
ガンスリンガー・ガールの魅力の1つに、こうした巧妙に張り巡らされた伏線の存在が挙げられるだろう。

10巻を読んだとき「これが今までで1番おもしろかった」と思ったものだ。
しかし、11巻はそれ以上の衝撃だった。
燃え尽きる直前のロウソクのように激しく「生」を燃やす少女達。
活動家たちとの壮絶な死闘はまだまだ続きそうな予感がする。
物語は佳境に向かいつつあるが、もう少しこの作品を見ていたい気持ちでいっぱいだ。
また1巻から読み直そうかな。
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でも実は炭酸飲料は苦手

2009年07月29日 | 日々のあれこれ
脚本については先日報告した通り、原案という形で名前が載ることになった。
内容も僕の拙いものから、結構な変化が予定されているらしい。
僕としては、採用されただけでも嬉しいので、内容の変化については特にあれこれ言うつもりはなかった…のに、どうやらそうはいかないらしい。
劇団の脚本担当の人と打ち合わせがいるらしい。
…頑張る(苦笑)
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暑いと無性に炭酸飲料が飲みたくなる

2009年07月29日 | 日々のあれこれ
昨日、友達とご飯に行った時に気付いたのだが、生活費の減り方がいつもに比べて緩やかだった。
確かに雨の日が多くて家に引きこもる日々が続いているものの、さすがにこんなに残っているのはおかしい。
まず疑うべきは電気代やガス代、新聞の購読料といったものの支払い忘れだが、これらは生活費が振り込まれた日に完済している。
では、何が原因だ?
ここ最近の自分の生活を振り返りながら、あることに思い当たった。

本屋に行っていない!(=本を買っていない!)

調べてみたら2週間以上、本屋に行っていなかったことが判明。
そういえば雨の日が多くて本屋に行くのが億劫だったのだ。
幸い、今日は雨が降っていなかったので、いそいそと本屋へと向かった。
本屋に到着して、いつものルート(笑)で店の中を回る。
「あ、これ買わなきゃ」
「お、これもだ」
「あー、これはどうしよう…。ま、いいか」
そんなこんなで、気付いたら手元に10冊以上の本が溜まっていた…。

え!?ナニこれ?何でこんなに本がアルンデスカ…?

自分で手にしたくせに、いざレジへ向かう段階になって躊躇してしまった。
特に漫画系統の数がひどかったように思う。
2週間本屋に行かなかっただけで、こんなに買うべきものがたまるなんて…。
そりゃこんだけ買ってる本屋に行かなかったら生活費も残るわなーなど、他人事のように思った。
とりあえず全ての本を購入してしまうと、それこそ一気に生活費がなくなるので、どれを諦めるか検討を行う。
「試しに買ってみるか!」と、勢いで手にした本は全て元に戻しておく。
結果的に当初の半分ぐらいに減らすことができた。
それでも樋口一葉さんが1枚失われてしまったが…。
今回のことでわかったこと。

定期的に本屋に行かないと大変なこと(=出費的な問題)になる!

いや、逆に言うと「本屋に行かなければ(無駄な)出費を抑えられる!」ということか…。
母さん、父さん、ごめんなさい(苦笑)
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セルティックの誠意と利益

2009年07月29日 | サッカーあれこれ
俊輔引退の花道をセルティックが用意する(日刊スポーツ) - goo ニュース


再び嬉しくなるような記事を見つけた。
サッカー・スコットランドプレミアリーグのセルティックが、エスパニョールに移籍した中村俊輔選手に対して現役引退までの半年間だけ復帰を要請していたらしい。
正直、現役引退直前と言えば戦力としては疑問符がつくが、それでも「セルティックで引退してほしい」という希望からの獲得は選手にとって誇りだと思う。
恐らく、これはセルティック側の最大限の誠意だ。
ただ、中村選手のおかげでセルティックが得た「利益」も相当なものだったはず。
中村選手の獲得まで、決して高いとは言えなかったセルティックに対する日本人の認知度は確実に上がったと思う。
かく言う僕も、欧州チャンピオンズリーグで何度か目にしたことがあるぐらいで、特に応援する気持ちもなかった。
しかし、毎日のように「セルティックの中村」を新聞やテレビで観るようになって、結果を気にするクラブの1つになった。
ユニホームの販売収益やチャンピオンズリーグ上位進出など、直接的な利益もかなりのものだったろう。
引退はJリーグの横浜マリノスですると思っていたが、セルティックがここまでやってくれるならば、中村選手の気持ちも揺れ動いているかもしれない。
これからも、中村選手とセルティックの動向から目が離せない。
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雑感という名の近況報告

2009年07月28日 | 日々のあれこれ
今日、友達と近所のお好み焼き屋に行った。
体重のことが気になっていたので、無理して1人前とさらに半分を食べた。
結果的に胸焼けを起こしてしまい、現在死にそうな状態だ…。
家に帰って体重を計ったら、昨日と変化なし。
何でだ!?

以前送った脚本の採用が正式に決定した!
脚本家らいおんの誕生である(笑)
まあ、原案者として名前が残るだけで、中身はかなり変わるらしい。
おもしろいものになってくれれば嬉しい。
もちろん名前は「らいおん」で行こうと思っている。

ねんきん定期便が届く。
社会人になれば、保険のことなど自分で管理することが増えてくる。
年金もその1つなので、しっかりと読み込んで確認した。
しかし、正直なところよくわからなかった。
少しずつ慣れて行くしかないな。
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藍ちゃん、おめでとう!

2009年07月27日 | ニュースあれこれ
宮里藍、悲願達成=18番とプレーオフでバーディー-エビアン女子ゴルフ(時事通信) - goo ニュース


女子ゴルフの宮里藍選手がアメリカツアーで優勝したそうで…。
新聞の朝刊で知って、思わず顔が綻んでしまった。
宮里選手がプロ1年目のとき、わざわざ彼女が出場している試合を九州の南まで見に行ったことを思い出した。
あの時からアメリカツアーに挑戦することを表明していたから、ここまで長かったなぁと思う。
朝から元気をもらえるニュースだった。
本当におめでとう!
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最近の体重

2009年07月26日 | 日々のあれこれ
「お前、死ぬんじゃないの?」

この前、久しぶりに会ってご飯を食べに行った友達に言われた言葉。
「何を不躾に…」と思ったものの、話を聞けば以前会ったときより僕が痩せていたことに対するツッコミだった。
その友人とは教育実習に行く前に会ったきりだったので、2ヶ月ぶりに僕の姿を見たわけだ。
最近体重計に乗っていなかったので、2ヶ月ぶりに体重計に乗ってみた。
………6キロ減っていた。
あまりに予想外だったので、思わず「はあ!?」と声が出てしまったぐらいだ。
それまで「平均的」という評価だった部分が、「やせすぎ注意」に引っかかりそうになっているではないか!
2ヶ月で6キロというのは、ダイエットをしている人ならばありえるかもしれないが、僕はそんなことしていない。
ご飯もいつも通り食べていた…つもりだったのか?
あれか、ハチミツ食パンがいけなかったのか!?
心配になったので、大学で栄養学を学んでいる友人に事情を聞いてみた。
僕が送ったメールは「特にダイエットもしてないのに2ヶ月で6キロ体重が減ったんだが大丈夫だろうか?」という内容だった。
すると友達から以下のようなメールが届いた。

「死ね!死ね!痩せすぎて死ね!ダイエット中の私へのあてつけか!」

………ごめん。
明日からご飯を食べる量を少しだけ増やしてみようと思う。
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ChatPadをやってみた

2009年07月26日 | 日々のあれこれ
大学の友人に「ChatPad」なるものを教えてもらう。
最近、巷で話題になっているそうで、見知らぬ人と2人でチャットをする場所らしい。
こう書くと何だか怪しい感じがするが、やってみた感想としてはそんなに変な場所でもなかった。
スタートボタンをクリックするだけで、勝手にチャット相手が見つかるので非常に楽だった。
最初は、見知らぬ人と何を話せばいいのか緊張するが、お互いの住んでいる場所などから盛り上がりを見せることが多かった。
チャット内容は他の人に見えないようになっている。
あまりやりすぎるのも困りものだが、どんな時間帯でも人がいるので需要はあるのだと思う。
ちなみにアイコン(自分の好きな画像)が設定できるようになっている。
変なクマの画像のやつがいたら、たぶんそれが僕である。
もし、出会っても「よかばいの人ですか?」なんて聞かないでほしい。
恥ずかしくて何を言えばいいのかわからなくなってしまう(苦笑)
興味がある人は下のURLを参照までに。

http://chatpad.jp/
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夏休み10日目

2009年07月26日 | 日々のあれこれ
早いもので夏休みも10日が経過した。
結構、充実した夏休みを過ごせていると思う。
前から観たかったアニメ「かんなぎ」を観終わった。
それと、23歳になったんだったな。
ブログに書いたこと以外にもいろいろやっている…と思いたい(苦笑)
卒論の足音もまだ聞こえてこない。
今のうちに遊び貯めせねば!(笑)
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仕事はつらいよ?

2009年07月25日 | 日々のあれこれ
東京で就職した先輩から連絡がある。
8月が夏休みでない上に祝日もないことを延々と愚痴られる。
「君も1年後、かなりのことができなくなるから覚悟しなよ」などと言われても…。
かなりストレスが溜まっているようだった。
恐らく僕には想像もできないような苦労をしているんだろう。
今の僕がやっていること。
何だ?
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23歳。

2009年07月24日 | 日々のあれこれ
7月某日は誕生日でした。
ついに23歳になりました。
20歳過ぎてから、歳を重ねるのが早くなっている気がしてなりません…。
それと四捨五入して30歳になる辺りが妙に怖いです。
あっという間に歳を取るだろうなー。
しみじみ。
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はぁふぅへー

2009年07月23日 | 本・漫画あれこれ
アニメ「かんなぎ」を最後まで観終わった。
それまでのコメディ展開から一転してシリアスな話が続いた。
最後まで視聴した感想としては、原作の魅力にアニメの魅力をうまく足していた作品だったと思う。
ただ、コメディの部分とシリアスな部分の格差が大きすぎて、視聴し終わった後にモヤモヤしたものが胸に残った。
スカッともせず、かと言ってジーンときたわけでもない。
神様としての苦悩か、ドタバタな日常活劇(?)か…。
最後まで絞りきれずに終わってしまったような気がする。
もしかして、わざとそうした(「かんなぎ」という作品の多様な魅力をそのまま描いた)のかもしれないが…。
以下は各話の雑感。

11話 モテ期
前話までのコメディ展開から一転してシリアスな展開に。ほぼ原作通りに進む。神様も自分探しで悩むのだなーとしみじみ。ちなみに僕は未だに自分探し中…。ふん!

12話 シリアスは続き
おばあちゃんの声って、サザエさんのタラちゃんの声か!?そんなことを考えていたら、あっという間に終わってしまう。原作通りのシリアスな話が続く。

13話 お前には関係ないだろ!
テレビの放送は、これで最終話。消えたヒロインを探して主人公がガムシャラに走り回るのは、どこかの映画で見たことある演出だ。これも映画好きの倉田さんならではの演出かな?まさか最後を、あんな風(タイトルと画像参照?)に終わらせるとは…。あまりシリアスな部分に踏み込まず(踏み込めず?)、何とかコメディで終わらせた感じを受けた。

14話 倉田色満載!
DVDに特別収録されたオリジナル話。内容は、主人公達で映画を作るというもの。映画と言えば、倉田さんお得意の分野だ。出てくるは出てくる!戦争映画のようなフラグの立て方など、倉田さんっぽい。過剰な水着の演出など、今までで1番視聴者受けを狙っていた気がした。

結局、ざんげちゃんの問題など未解決なまま終了。
もしかしたら2期も想定した終わらせ方なのかな?
でも、期待以上におもしろかった!!
時間もあるし、他の倉田作品でも観てみようと思った。
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