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黒いオルフェ

2023-03-05 18:57:45 | 妄想の世界
 日本で1960年に公開になったフランス・ブラジル合作の映画『黒いオルフェ』。
 カーニバルを控えたリオ・デ・ジャネイロを訪れるユリディス。市電に乗った彼女は、運転手のオルフェと出会い、やがて2人は恋に落ちる。
 しかし、オルフェには嫉妬深い婚約者がおり、ユリディスとの関係を知られてしまう。そして忍びよる死神の影。リオのカーニバルの華やかさとは対照的に恐ろしさと不条理な運命にもて弄ばれる人間の生。

 若かった僕は、この二面性の世界を味わう度に、これらの挿入歌に酔いしれて今に至っております。
 監督は、マルセル・カミュ。勿論、「不条理哲学」を唱えたカミュとは別人ですが、何らかの必然を感じたものです。
 これは『ギリシア神話』からの転用ですが、日本の『古事記』にも全く同じ物語があります。天地開闢以来の冷酷なそして華麗なオルフェにみられるような褐色でなめらかな美しさの人生を日々味わっているわけです。

 

さて必然と偶然という運命の神とどう向き合っていったらいいか、思案し祈っていくことにいたしましょうか!

https://youtu.be/0EgNSXglWYU
https://youtu.be/mnInVmowNu8
https://youtu.be/g2jXa8OGoME

yatcha john s. 「黒いオルフェに魅せられて」

ファウンデーションの夢 第三部 ウォンダとガールの地球探訪 第4話 Y市の謎、おそらく蝶番の謎

2023-03-05 18:13:00 | ウォンダとガールの地球探訪
14第4話Y市の謎、おそらく蝶番の謎
ファウンデーションの夢 
第三部 ウォンダとガールの地球探訪 
第4話

Y市の謎、おそらく蝶番の謎

あらすじ 

 セルダンの裁判が始まる前の年、つまり銀河暦12066年(西暦に換算すると24566年)、ダニール・オリヴォーは、ガール・ドーニックをシンナックスから招き寄せるため、かつハリ・セルダンの「心理歴史学」と2つのファウンデーションを補強するため、人類の最古の故郷星「地球」への探索の旅に出る。

 漸くダニールは、天の川銀河の半球過ぎに、それらしき海洋惑星を見つけた。

 ダニールは、以前にしたようにヒューミンと名前を変えてシンナックス大学に何食わぬ顔で入り込み、ガール・ドーニックを待ち構えていた。

 ガールは、どうしたわけか、彼が見いだしたことがらをとめどもなくヒューミンに話しはじめた。ダニールは、ガール・ドーニックの非凡な閃きを強く受けとめて、ロボットでありながら絶句する。

 ダニールのこの探索からファウンデーションの新たな叙事詩がはじまろうとしていた。ハリ・セルダンの故郷を目指したのは、ロボットにない人間の潜在能力に彼の第零法則を挑戦させたかったためであった。そこから何かが生まれそうな予感を抱いて!

 ガールは、ダニールの指示通り、ダニールの多額のクレジット・バッグを抱えて、トランターに着いた。まではよかったが、ハリ・セルダンに会うやいなや、当のハリ共々裁判のために留置所に入れられてしまった。

 ハリの未来予測は、将来500年以内に92・5パーセントの確率でトランター銀河帝国が滅亡するというものだった。

 そこへ、弁護人としてハリ・セルダンから遣わされたロース・アヴァキャムが、ハリ・セルダンの代わりにガールにこの件に至った経緯を語る。
 ガールはしばらくして釈放され、ハリ・セルダンからあらためて心理歴史学とファウンデーションについての計画を打ち明けられる。
 それからもう一つの任務についても。

 ハリが、ガールにモーヴ建設の要件を語り、宰相デマーゼルの秘密を漏らそうとした瞬間、背後からヒューミン(デマーゼル)が突如現れ、ハリを制した。

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「全ての謎の根源はどうやらハリが家族と逃避行を続けていたときのワイ市での反乱未遂事件にあるらしい。ワイは元々伝説ではふるさとの星の国エウロパのYの字の形の港が起源と言われている。
 その時の事件に居合わせた養子レイチに関係があるらしい、まではわかるのだが...」(『ハリ・セルダンの生涯』ガール・ドーニック著)

(ハリがガールに話しかけているとき、二人の背後からにわかにチェッター・ヒューミンが現れた。)
  
ハリ そう、君はこの計画の重要な責任者になる。ターミナスの首都モーヴ建設には君の技能を十分活かさせてもらう。
 
 モーヴの原型はワイ市だ。以前、私がドースとレイチを連れて最後の場所として隠れたのが、ワイ市であった。このワイ市での事件がすべての心理歴史学の最終的完成のヒントを与えたくれた。 
 その事件というのは、トランターの政権を軍事力で転覆しようとしたワイの首領の計画をそれとなく誘導して、事前に防ぎ、宰相の引責ということで彼自ら引退し、後継者としてそこに居合わせた私を持ち上げることにした。

 そのワイの目論見から、不成功の要因を私に分析させ、ファウンデーション設立のヒントを与えた。そして五番目には...デマーゼルは、

ヒューミン ハリそこまでだ。それ以上はいい。

ガール ヒューミンさんじゃありませんか!ヒューミンさん、どうしてここに?!?

yatcha john s.


夕凪

2023-03-05 17:49:17 | 妄想の世界
夕凪

季節も過ぎても
ここを通り過ぎる

Blue Wind
潮騒にぶつかる

悲鳴あげる波頭

「水平線の向こうまでは行けなかったね」

君は笑顔のままで別れたね

二人「優しさ」を信じていたのに

風が吹きつけるほど
時が止まる


波間は 鴇色に染まり
君の面影巡るよ
季節が過ぎても

空がBlue Wave に飲み込まれ
たしか涙に濡れた眸

季節が教えてくれた
時が心に強く刺さり


いつしか海が陸と重なり
人気のないプールサイドに
いつしか夕凪が戻る

https://youtu.be/69iFskWKG28


原詞  佐々木清隆
意訳詞 yin yi