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モンテーニュの言葉 6

2023-03-01 22:54:36 | モンテーニュの言葉
モンテーニュの言葉 6

君は最強の人間になろうとしてないか?

無理して苦労しても無駄というもの。

もっと普通で平凡で何の特別なところない自分が最高ではないであろうか。

いつでも笑顔でいられるのが人間ってものだ。

こう言うわたしもごくありふれた人間であるがね。

ミッシェル・ド・モンテーニュ




Atlantic Memories

2023-03-01 22:13:29 | 地球
風の便りを掌にあつめて
海づたいの砂浜を歩く

Big blue
遠くに島に通う
ボートがイルカに遊ばれて

僕と言えば
今日も君のウェットスーツ姿の笑顔を思い出し

若かりし自分にほくそえむ
今日の風はあの時と同じ

Blue Drift

僕も青に包まれて
いつか蒼に死ぬ

今日は何処までたどり着けるか
しぶきが蜃気楼を起こし

君の後ろ姿にハレーション

いつしか時代も青に染まり
いずれ紫に変わる

僕もぎこちない足取りでも
少し気取って
柔らかな波でも起こそうか

https://youtu.be/jE3q-ddqaW0

yatcha john s. 「Atlantic Memories」


ファウンデーションの夢 第二部 ガイア 第1話 来たかった、来たくはなかった

2023-03-01 21:31:00 | ガイア
6第1話来たかった、来たくはなかった
ファウンデーションの夢 

第二部 ガイア
第1話 

たかった、来たくはなかった

 セルダンの裁判が始まる前の年、つまり銀河暦12066年、ダニール・オリヴォーは、ガール・ドーニックをシンナックスから招き寄せるため、かつハリ・セルダンの「心理歴史学」と2つのファウンデーションを補強するため、人類の最古の故郷星「地球」への探索の旅に出る。
 わたしYi Yinのサイエンス・フィクションはアイザック・アシモフの『ファウンデーション』シリーズをほぼ下敷きとして哲学者ノース・ホワイトヘッドの「移動と新しさ」の哲学に貫かれている。

あらすじ 

 漸くダニールは、天の川銀河の半球過ぎに、それらしき海洋惑星を見つけた。
 ダニールは、以前にしたようにヒューミンと名前を変えてシンナックス大学に何食わぬ顔で入り込み、ガール・ドーニックを待ち構えていた。
 ガールは、どうしたわけか、彼が見いだしたことがらをとめどもなくヒューミンに話しはじめた。ダニールは、ガール・ドーニックの非凡な閃きを強く受けとめて、ロボットでありながら絶句する。
 ダニールのこの探索からファウンデーションの新たな叙事詩がはじまろうとしていた。ハリ・セルダンの故郷を目指したのは、ロボットにない人間の潜在能力に彼の第零法則を挑戦させたかったためであった。そこから何かが生まれそうな予感を抱いて!


 地平線が光っている。
 上空の方でも、放射能による発光現象が無数にくりかえされており、夜の星々を圧倒していた。地表付近では、ところどころ、高い放射能で空気がはじけそうな気配も感じられる。恐ろしいほどの高濃度になってる場所もある。」
 ダニールは、とうとう探索の最後に来たかった、来たくはなかった、星に到着した。
 「ニフの星も、ヘリコンも似てはいるが、問題がある。二万数年前にアマディロとマンダムスが仕掛けたとはいえ、ジスカルドと私の判断は正しかったのか?この有り様が混沌なのだ!
 ニフは一度、津波で原子力施設が崩壊し、放射能が八方に散らばった。そのとき、時の政府、政治家は一切責任をとらなかった。オメガ教団の無差別殺戮事件の時もそうだ。事前に知ってても行動しなかった。ヘリコン人の故郷はもっと残虐だ。回りの国に容赦しない殺戮を引き起こしてる。
 ガイアの星は実現可能な理想だ。しかし、
 倫理性だ。鍵は倫理性だ!」
 それにしても、イライジャ!帰って来たぞ!心の友よ!


モンテーニュの言葉 5

2023-03-01 14:11:33 | モンテーニュの言葉
モンテーニュの言葉 5

すべては変化し、
さらに上を目指して成長する。

それをむざむざ人は自身の性格を規定してしまい、そこから一歩も出ようとしない。

なんと無駄で放逸な生き方だろう。
もっと宇宙はその人により素晴らしい人生を見せたがっているというのに。

ミッシェル・ド・モンテーニュ

ファウンデーションの夢 第一部 ダニール・オリヴォーの地球探索 第5話 ガイア

2023-03-01 13:54:56 | ダニールの地球探索
5第5話ガイア
ファウンデーションの夢 
第一部 ダニールの地球探索 
第5話
 
ガイア

前史

銀河暦 12028年 
 ダニール・オリヴォー、宰相を辞任。ハリ・  セルダン、宰相になる。
銀河暦 12038年 
 ハリ・セルダン、宰相を辞任。
銀河暦 12040年 
 ウオンダ・セルダン生まれる。
銀河暦 12048年 
 ドース・ヴェナビリ、死去。ベリス・セルダン生まれる。
 ハリ・セルダンの盟友ユーゴ・アマリル没。
銀河暦 12067年 
 ハリ・セルダンに対する裁判の結果、公安委員会は百科辞典財団をターミナスに放逐。ガール・ドーニックファウンデーションの51番目の委員になり、第1ファウンデーション全般を仕切る。ボー・アルーリン、ガールを補佐し、第2ファウンデーションとの繋がりを助ける。

あらすじ

 セルダンの裁判が始まる前の年、つまり銀河暦12066年、ダニール・オリヴォーは、ガール・ドーニックをシンナックスから招き寄せるため、かつハリ・セルダンの「心理歴史学」と2つのファウンデーションを補強するため、人類の最古の故郷星「地球」への探索の旅に出る。

 漸くダニールは、天の川銀河の半球過ぎに、それらしき海洋惑星を見つけた。ダニールは、以前にしたように、ヒューミンと名前を変えてシンナックス大学に何食わぬ顔顔で入り込み、ガール・ドーニックを待ち構えていた。ガールは、どうしたわけか、彼が見いだしたことがらをとめどもなくヒューミンに話し出した。
 ダニールはガールの非凡な閃きを強く受けとめて絶句する。
 次にハリ・セルダンの故郷を目指したのは、ロボットにない人間の潜在能力に彼の第零法則を挑戦させたかったためであった。そこから何かが生まれそうな予感を抱いて!

 わたしYi Yinのサイエンス・フィクションはアイザック・アシモフの『ファウンデーション』シリーズをほぼ下敷きとして哲学者ノース・ホワイトヘッドの「移動と新しさ」の哲学に貫かれている。

5 
 ダニールは、ようやく完成した10万倍の容量のデータロボットに問うた。「レオナルド、ヘリコンの基本情報をたのむ。
 次の目的地は、ハリの故郷ヘリコンだ、天才を生んだ星の理由を知りたい。そして避けられないであろう暗黒時代の次の世界のイメージがきっとみつかるかもしれない。それに、ハリにも、彼の家族にもすまないことをしてしまった。あのガールも、今ではトランター行きの定期便に乗っているはずだ。突然ガールが蒸発した学会は少しの騒ぎがあっただけであろう。多額のクレジットをバッグに入れてあげただけで。ガールの家族にはそれとなく言いくるめたけれど。
 「ヘリコンはその質量が1%だけ先ほどまでいました惑星シンナックスより少ないため、農業は主に水耕栽培が室内で行われ、特にタバコが際立っています。...移住者は地球時代の物理生物学者のラブロックが、地球は一個の生命体であるというガイア主義者が主で...
 「そういえば、ハリもタバコ水耕栽培の農家出身と言っていた。
 それにしても、ガイアか!