OBSニュース

小樽商科大学ビジネススクール(専門職大学院)に関する情報を定期的にお知らせいたします。

「特殊講義I(コーポレートファイナンス)」の授業

2009-04-28 15:00:57 | 授業紹介
2年次前期の発展科目として設けられている「特殊講義I(コーポレートファイナンス)」について、担当の籏本智之教授に授業内容を紹介していただきます。


OBS開学以来、基本科目として設置されていたコーポレートファイナンスが、2009年度より発展科目として開講されることとなりました。正式名称は特殊講義Iです。

科目の内容は、貨幣の時間価値、リスク・リターンと資本コスト、投資の意思決定、資金調達の意思決定、株主還元の意思決定、企業価値の評価です。複利計算の初歩から学習し、DCFモデルをしっかりと理解した後、同モデルによる企業価値評価へとチャレンジしていくという、大きな流れは基本科目時代と同じです。

授業の方法は、準備課題、小テスト、講義、グループディスカッション、復習課題と満載です。グループディスカッションでは、エクセルを使いながら、様々な意思決定を行っていただきます。

会計との関係を良く訊かれます。形式として会計データを多用することから、関係は非常に深いと言えます。しかし、過去から今日までを対象とする会計とは違い、ファイナンスは本質的に未来志向であり、今日以降どうするのか、を考えます。多様な意思決定を通じて、経営者的な企業の見方を学習しましょう。

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