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Ate breve, obrigado!

日々のよしなしごとをそこはかとなく綴るブログ

聖母子に

2010-12-24 | 会合
昨日は仕事関係のパーティーの後、友人のお誕生日会へ。

と書くとなんかパーティーガールみたいかな!ふふふふ!!


予定と予定のあいだに時間が余ったので千駄木の古本カフェへ。
ホットココアを飲んで思ったのは
ココアは身も心も温まるけど後味が悪い飲み物だということ。
携帯歯ブラシ持ってりゃよかった!という気持ちになりました。

そしてそのカフェでカレル・チャペックのエッセイを読んだら
猛烈にチェコへの憧れが高まる。
ああ、チェコに行きたい。


お誕生日会では友人2名がご懐妊とのことで
非常に喜ばしく、かつ尊敬もする。

母になる子はすごいよなぁ。
私なんて寝て起きて会社行って食べて帰って寝てしかしていないわけだけれど、
彼女らはもうひとつ(あるいは2つ、3つ…)の生命への責任を担っているのだもの。

自分の身の回りのことすら満足にできない私からすると、母は奇跡。女神。

そういや明日は聖誕祭だ。

忘年会の鬼

2010-12-18 | 会合
親友夫妻が主催する忘年会へ。

親友とは9月に彼女の結婚式で会って以来なので
久しぶりに顔がみたいなーと思うけれど、知らない人が大勢来るというので緊張、
しかし「平和な人しか集めてない」という言葉を信じて参加を一大決心。

普通の健全な同世代の者たちによる会合は、たしかに平和といえば平和だったけど…

交わされる話題とか、なんとなく予想はしていたものの
せめて「KAGEROU」の話くらいはできるかな、と淡い期待を抱き
今朝「とくダネ!」のインタビューでヒロミズシマが見せた痛さについての
感想などを温めて向かったが甘かった。

「こいつ、彼女とつきあってて、別れたんだって」
「うそー」
「ねーねー今度スノボ行こうよ」.

といった会話が終始続き、根暗は空気をこわさぬよう
とりあえず若者らしく見えるリアクションをとることでせいいっぱい。

人恋しくて里におりてきちゃったけど結局はなじめず山へ帰る鬼のような心境。

夏の始まりと終わり

2010-08-08 | 会合



台東区民の友人が、隅田川花火大会の観覧席に招待してくれました。

浅草駅から徒歩10分くらいのところにある区の野球場で
シートを借りてゆったり見ることができるセレブ感。

かれこれ10年くらい、ほぼ毎年隅田川花火を見ておりますが
こんなにのんびりと、違法でないかんじ(路上に陣取ったりするのではなく)
で見るのは初めてでした。
(友よ、ありがとう!!)



友人が浴衣で来るというので、私も10代のころに買った浴衣を引っ張り出して着てしまいました。
なんかね、どうしても去年とは違うものを着て行きたくて。
でも、この年で黄緑とか、やばくね?なかんじ…
一応、少しは年相応になるような帯を選んでみたりしたのですが(これでも)
髪に花とかつけちゃって、申し訳ない人間になっていたような気がします…
(一緒に歩いてくれた友よ、ありがとう)


隅田川花火大会では毎年、中盤のかなりの時間が
全国の有名花火メーカーが技を競う花火コンクールに費やされます。

個人的に今年最も熱かったのは「万有引力の法則」をテーマにした花火屋さん。

「赤いリンゴでニュートンの万有引力を表現します」というアナウンスが流れると
会場からはどよめきとともに「万有引力w」みたいなかんじの失笑が。

「菜の花畑の妖精」「江戸の人情」など、それまでにも幾多のぶっとびテーマが出ていましたが
それらを軽く凌駕する、まさかの理系アプローチ!

しかし、始まってみると、It's miracle!!
見事に万有引力の世界観を表現しているではないですか!!

まず、大きな赤いリンゴ形の花火が開いて(すごくかわいい)、
その後は打ち上がった花火から赤い小リンゴが下方に向かって次々生まれ、
リンゴが下に落ちるさまを表現。

説明が下手なのですが、たとえるなら
「猫を仰向けにして上から落としても、地面に着く前に一回転して、ちゃんと四つ足で着地する」
という現象を解説している連続写真のようなかんじです。

しかし、あの技ってどうやっているんだろう。
花火の高度を徐々に落としながら何発も打ち上げている?
もしくは一発の中に小リンゴが何発も入っていて
高度を落としながら順番に弾ける仕組みなのかな?

とにかく、斬新な演出に、見る前と見た後では評価が段違いに上がりました。
この技術から万有引力の法則を思いついたイマジネーションがすごい。

ぜったい、優勝は万有引力だと確信していたのですが
あとから他人のブログなどで見る限り、惜しくも2位だったようです。
来年に期待!!

しかし、なぜでしょうか。
隅田川花火を見るまでは
「これを見なきゃ夏が始まらない!」と意気込んでいるのに
見終わると「夏が終わってしまう」的な寂しさが募るのは。

つまりおまえの夏は隅田川花火大会が開催されている1時間半のみということか!?
我ながら謎です。

大人になれば

2010-07-25 | 会合
不器用仲間のはとなさんと
パークハイアットのアフタヌーンティーセット?的なもの(適当…)を食しに行
きました。

41階のティールームは眺めが良く
普通に頼んだら一杯1500円くらいするお茶が飲み放題で
貧乏根性から何杯もがぶがぶ飲み干しました。

話題はいつものことながら
「これまでの半生をどのように誤ってきたか」エピソードの披露と
自己批判のち肯定。

あとは最近やった脱毛とかそばかす除去の話とか。

女子的なんだかそうじゃないんだか、よくわからない
分裂ぎみの二人…

でも、会うたびに彼女の「流されない生き様」を見ることができて
ためになります。
なんだかんだふらふらと流されてばかりで
八方美人の自分としては…

大人になると自然に友人を作ることが至難のわざになってしまいますが
そんななか、しばしば「会いたい」と思える友人を持てることは
(そして相手にも応じてもらえ、実際に会合が実現するということは)
相当にハッピーでラッキーなことなのだなぁ、
と実感する今日このごろです。

*よく見たら2回前の日記でも
はとなさんとなんか食べにいっていて
スイーツ好きのようになっている・・・ いや、そこそこ好きなんだけども。

マグレブの夜

2010-07-06 | 会合
先日、サナトリウム時代の友人と3人で
中野の「カルタゴ」へ行きました。

アラビアンナイトの世界にでてきそうな水色の扉に
回教国ムード満点の薄暗い店内。
店長の女性の接客がこなれていて感じ良い。
料理の知識も申し分ないかんじです。

そんなすてきな店内で出た話題はといえば


<Kathyのエジプト旅行の思い出>

ムスリムは婚前交渉を禁じられている。男女交際も結婚を前提にしなければ禁忌。
けれど外国人は特別枠(神のおとがめなし)と見なされているらしく
外国人女性を見ると群がってくるエジプシャンガイたち。
耳元で「I wanna fu○k you」「I'm a virgin」とささやいてくるとのこと。
Kathyいわく「あんなにバージンという言葉を聞いたのは初めて」だそうです。


<「カラマーゾフの兄弟」の3兄弟のなかでは誰とつきあいたいかという
腐るにもほどがある談義>

イワンというKに対し、私はミーチャを支持したところ
「あんな祝祭的な人はちょっと…」と理解を得られませんでした。

祝祭的!!

(※たしか光文社文庫の解説では、ドミートリーの登場場面を「カーニバル的」と評していた)

祝祭的な○○、という表現を日常で使ってみたい…!
あるいはそう例えるに値する人物に会ってみたいものです。


それから、Nさよがゴールデンウイークにヨルダンを3泊5日で旅して死海に浮いた話や
(ヨルダンへ3泊で行けるツアーがあることにまずびっくり)

これまたNさよの上司がまったくの奇人で
仕事中になんのまえぶれもなく「うじゃうじゃ」と口にしたり四股をふんだりするため
誰も彼のほうを見ずに仕事をしている話など
興味深い話題が多く出ました。

本当はもっともっと笑ったはずなのに
3日でこれほどまでに忘却してしまう、このニワトリ脳よ!

しかも、せっかくすてきな料理を食べたのに写真を撮ることも忘れているし。

でも、とにかく楽しい夜でした。

また次の料理行きたい!