政治問題とか種々の犯罪なんかをニュースで知ると
ときどき無性にやるせなさや閉塞感をおぼえて
あーーーってなるときがある。
直接自分にかかわることじゃないし、何ができるわけでもないのに
必要以上に世を憂えてみたり。
そういうとき、精神を鎮めるためによく使う手は
ハリウッドセレブを頭に思い浮かべること。
桁違いにスケールの大きい規格外の存在に思いを馳せると
波立つ心が落ち着きを取り戻します。
というわけで(?)「ティーンエイジ・パパラッチ」を観てきました。
感想としては、パパラッチ稼業がどうとか
ローティーンの少年がパパラッチをやることの如何とかいうより
たまたまその子がアイドル性抜群の北欧系っぽい金髪少年だった、
という要素に大きく頼ってる映画だなぁということ。
ティーンのパパラッチというだけではない
付加価値(おもに容姿)がその少年にはあるので
彼を追いかけることだけでは
パパラッチの道徳観とかセレブとの関係性とかいった問題までは
踏み込みきれていなかったと思います。
だって、完全な金髪に青い目をした
子供でも大人でもない危うさみたいなものを持つ14歳の男の子が
自分の顔より大きなカメラを構えながら
大の大人の男たちに混ざってセレブを追っているんだよ。
その絵面だけで話題性十分。
彼自身が人気者になる要素がありすぎる(実際になってるし)。
パリス・ヒルトンなんて彼が目の前に現れるだけで「かわいい!」と興奮。
見た目だけでウエルカムなパパラッチって、なんだそりゃ!
さらに少年自身も自分がどう見られているかをかなり計算した上で行動していて
すごくしたたかだし賢い。ていうかちょっと憎たらしい。
本当はもっといろんなセレブのいろんなパパラッチ観を知りたかったのだけれど
ちょっとその少年のキャラクターが
パパラッチ稼業とは別のところで突出しすぎていたために
期待したよりは物足りない内容でした。
それでもセレブのプライバシー問題に関しては
たぶんパパラッチの一人だったと思うけれど
「有名人のプライバシーは売名行為を行った時点で消滅する」
とピシャリと言ってる人がいて
厳しいようだけどそうなのかもなーと納得しました。
売れるまでは広報担当とか付けて売名しまくるくせに
有名になった途端に撮影拒否だと? ふざけんな!
というのがパパラッチの理屈らしい。
たしかにね。
それが嫌ならパパラッチに追われない別の土俵で成功を目指せばいいわけだし。
その話題についてはパリスが意外としっかりした自覚を持っていて
「パパラッチはうざいけど、ゴシップ写真を撮られることが
私の仕事になってるから仕方ない。
パパラッチはハリウッドの必要悪」
と発言していました。
まぁ彼女は生い立ちからして常人とは違うし
「見られる」ということが好きなんだろうけれど
それしてもなんというかプロだな…というかんじで彼女への見方が変わりました。
あと、セレブゴシップ雑誌の編集者のコメントとして
セレブの私生活を覗き見したいという読者が多いから雑誌は売れていて、
彼らが買うからパパラッチ稼業は成り立つのだと言っていた。
そうだよね。買う人さえいなければ、誰も人に唾棄されながら覗き屋稼業などしないものね。
さらに、そうしてセレブを身近に感じることで
ファンはセレブが友達であるかのような錯覚に陥るのだとも。
(個人的には冒頭で述べたような使い方(?)をさせてもらってるので
セレブを身近に感じることはあまりないのですが…
というより、別世界の人じゃないと精神安定剤としての効果が失われてしまう!)
それより何より衝撃だったのは
14歳のときには多くの女性セレブの目尻を下げさせていた金髪美少年が
1年後にはなんとも残念な成長を遂げていたこと。
縦にも横にも変な風に伸び
顔の肉の付き方もなんかおかしくなっていて
劣化のスピードの速さに驚きました。
このぶんだとあと3年もしたら更にでくのぼうっぽく変貌していそう。
そして10年後には早くもお腹が出始めて
場合によっては頭髪が寂しくなってきたりして…
つまりこれって、一風変わった美少年の
短すぎる旬を記録したPVみたいな映画だったのかな?という気も。
ときどき無性にやるせなさや閉塞感をおぼえて
あーーーってなるときがある。
直接自分にかかわることじゃないし、何ができるわけでもないのに
必要以上に世を憂えてみたり。
そういうとき、精神を鎮めるためによく使う手は
ハリウッドセレブを頭に思い浮かべること。
桁違いにスケールの大きい規格外の存在に思いを馳せると
波立つ心が落ち着きを取り戻します。
というわけで(?)「ティーンエイジ・パパラッチ」を観てきました。
感想としては、パパラッチ稼業がどうとか
ローティーンの少年がパパラッチをやることの如何とかいうより
たまたまその子がアイドル性抜群の北欧系っぽい金髪少年だった、
という要素に大きく頼ってる映画だなぁということ。
ティーンのパパラッチというだけではない
付加価値(おもに容姿)がその少年にはあるので
彼を追いかけることだけでは
パパラッチの道徳観とかセレブとの関係性とかいった問題までは
踏み込みきれていなかったと思います。
だって、完全な金髪に青い目をした
子供でも大人でもない危うさみたいなものを持つ14歳の男の子が
自分の顔より大きなカメラを構えながら
大の大人の男たちに混ざってセレブを追っているんだよ。
その絵面だけで話題性十分。
彼自身が人気者になる要素がありすぎる(実際になってるし)。
パリス・ヒルトンなんて彼が目の前に現れるだけで「かわいい!」と興奮。
見た目だけでウエルカムなパパラッチって、なんだそりゃ!
さらに少年自身も自分がどう見られているかをかなり計算した上で行動していて
すごくしたたかだし賢い。ていうかちょっと憎たらしい。
本当はもっといろんなセレブのいろんなパパラッチ観を知りたかったのだけれど
ちょっとその少年のキャラクターが
パパラッチ稼業とは別のところで突出しすぎていたために
期待したよりは物足りない内容でした。
それでもセレブのプライバシー問題に関しては
たぶんパパラッチの一人だったと思うけれど
「有名人のプライバシーは売名行為を行った時点で消滅する」
とピシャリと言ってる人がいて
厳しいようだけどそうなのかもなーと納得しました。
売れるまでは広報担当とか付けて売名しまくるくせに
有名になった途端に撮影拒否だと? ふざけんな!
というのがパパラッチの理屈らしい。
たしかにね。
それが嫌ならパパラッチに追われない別の土俵で成功を目指せばいいわけだし。
その話題についてはパリスが意外としっかりした自覚を持っていて
「パパラッチはうざいけど、ゴシップ写真を撮られることが
私の仕事になってるから仕方ない。
パパラッチはハリウッドの必要悪」
と発言していました。
まぁ彼女は生い立ちからして常人とは違うし
「見られる」ということが好きなんだろうけれど
それしてもなんというかプロだな…というかんじで彼女への見方が変わりました。
あと、セレブゴシップ雑誌の編集者のコメントとして
セレブの私生活を覗き見したいという読者が多いから雑誌は売れていて、
彼らが買うからパパラッチ稼業は成り立つのだと言っていた。
そうだよね。買う人さえいなければ、誰も人に唾棄されながら覗き屋稼業などしないものね。
さらに、そうしてセレブを身近に感じることで
ファンはセレブが友達であるかのような錯覚に陥るのだとも。
(個人的には冒頭で述べたような使い方(?)をさせてもらってるので
セレブを身近に感じることはあまりないのですが…
というより、別世界の人じゃないと精神安定剤としての効果が失われてしまう!)
それより何より衝撃だったのは
14歳のときには多くの女性セレブの目尻を下げさせていた金髪美少年が
1年後にはなんとも残念な成長を遂げていたこと。
縦にも横にも変な風に伸び
顔の肉の付き方もなんかおかしくなっていて
劣化のスピードの速さに驚きました。
このぶんだとあと3年もしたら更にでくのぼうっぽく変貌していそう。
そして10年後には早くもお腹が出始めて
場合によっては頭髪が寂しくなってきたりして…
つまりこれって、一風変わった美少年の
短すぎる旬を記録したPVみたいな映画だったのかな?という気も。