“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

24/03/31『御茶々岳』

2024-03-31 | 5道南・夕張の山

3月最後の日曜日登山は、富良野-山部から登る夕張山地の山御茶々岳(1,331m)です

 

夕張山地の最高峰「芦別岳(1,726m)」は、真後ろの「夫婦岩(1,412m、1,429m)」のさらに後ろに望めるはずが・・・

 

今週は予報がはずれ、期待していたほどの景色は望めませんでしたが、

御茶々岳頂上からは夕張山地の北方向の峰々をまずまず眺めることができました

 

先週、富良野の東側から撮影した夕張山地(中央が芦別岳)の写真の右に位置する「御茶々岳」です

 

札幌を出発したときは雨だったことを考えると、雪に変わってヤレヤレ、8時を過ぎてからの好転に期待して登山開始です

 

凡そ1kmほどの除雪道ツボ足後は、スノーシューの林道歩き

 

至るところ鹿害の跡、好みの木だけぜぇ~んぶ食べちゃうんだ

 

ほう、この沢筋の林道は、御茶々岳林道なのだと知る

 

この辺り、新たに20cm強の積雪が黄砂を消してすっかり冬化粧

 

渡渉地点は、何とかスノーブリッジが繋がっています

 

こういうのはいかにも危ないので回避

 

富良野、山部を見下ろせる標高の辺りから積雪30cmに加えて、ずっしりと重たい雪なので..

 

「帰りに槙柏山(1,184m)にも寄りましょうね」なんて計画していたけど、こりゃあ無理だぁ~

 

時ならぬラッセルにこの斜度だから、なかなか大変です

 

休み休み行きましょう

 

ここまでくれば頂上はあと少し

 

と、あそこが頂上ですよって言っても直登は無理なので右を巻いて登るのです

 

雪庇を抜けて東に延びる稜線上に出ると風速15m以上の強風に吹き飛ばされそう・・

 

それでもあと100mです、頑張りましょう

 

実は、三脚やストックは飛ばされるぐらいの風、吹いてます

 

気温はそれほど低くないのに、体中の熱が風に奪われていく

 

頂上には10分とおらず、風下の斜面まで降りてからの昼食後・・

 

スノーシューに団子を作りながら重たい雪を漕いで下山

 

帰りも数少ないスノーブリッジを選んで渡ります

 

はい、

この山も来年はスキーとボードを上げて楽しみたいと思います。

登り返しがいくつもあったって“へっちゃらさー

それはウソ

 

来週はTakさんが来道して“まだまだ白い”雪山登山です

お楽しみにぃ

 

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24/03/30『エルフィンロード(学習の森)ラン』

2024-03-30 | ランニング

2024年の3月も明日で終わりですが、いよいよ日も長くなってきて、

ウィークデーでも朝と晩の時間帯にランニングができる季節になってきました

 

今年の冬は通期では小雪でしたが、過ぎてみると3月の気温が冷え込んだせいで

街中の積雪がなかなか融け切りませんね

 

北広島、学習の森のサイクリングロード(エルフィンロード)までは、走れても・この雪です正式には4月12日開通らしい)

 

虹の橋(白石ここロード区間)の雪はかなり少なくなりました

 

いつものポプラ並木は例年より早く抜けられるのでした・・

 

今日は、冬期間の締めくくりとして久し振りにハーフ(21km)を走りました。

今年も大会の初走は伊達ハーフマラソンからです

続いて、JALフル⇒美瑛ハーフ⇒函館フル⇒道マラまでを決めていますが、

秋は未定です。

 

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24/03/24『三段山BC』

2024-03-24 | バックカントリー

3月下旬、十勝岳連峰の上空に雲は無いと確信して、

やって来ました三段山(1,748m)で山ボード&山スキーです

 

三段山ピークから「富良野岳(1,912m)」を望んで

 

今日は、とにかく一番に晴れる山域を目指して、十勝岳連峰の違う山に登る予定でしたが、

登山道に向かう道が3月31日まで閉鎖されているため、吹上温泉に向かうことにしました

 

早朝、富良野の某所から撮影した夕張山地の秀峰を写真に収めて・・

 

予想通り、富良野岳、そして白銀荘駐車スペースにBC客の車が少なくなりました

 

それは、所謂パウダースノーを楽しめる季節を過ぎたためです

 

バックカントリーなんて言う“滑り”を第一に楽しむ目的で山に入る人達のシーズンピークは過ぎても、

 

昔ながらの山スキーや山ボードを志向する私くしどもは、むしろこれからの季節がハイシーズンです

 

山のピークを目指すことを一番に考えると、今日のように雪が締まってツボ足でも登れる環境がよい

 

まだ、2023-2024冬~春のシーズンの途中だけれど、これだけの晴れ天気は今期一番と言って良いのでは

 

朝、不思議なくらい前十勝岳の噴煙が少ないので、十勝岳までの稜線がクッキリ

 

表大雪も旭岳を中心に雲一つなく輝いている・・

 

これまでになく短時間で三段山ピークから続く稜線上に到達し、三峰山~富良野岳の絶景が目に飛び込んできた

 

噴煙が上がり始めた前十勝岳を見下ろす標高に、Motoさんも間もなくとうちゃこ

 

頂上の上の太陽にかかる不思議な雲

 

写真が傾いているのではなく、三段山の標柱が傾いているのです

 

カミホロカメットク山も白い冬の景色のままで美しい

 

富良野岳の先の夕張山地が一望ってわけには行かないのがちょっと残念・・

 

今日の環境であれば、この先を登り返してアイゼン付ければカミホロまで行けそう

 

さ、頂上からの景色を十分堪能した後は降りましょう

 

それでは、下りはショボ動画にお付き合いください

 

また来週

 

24/03/24『三段山BC』[ 3:07]

 

オマケは帰りの車道脇からの写真をどうぞ

 

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24/03/16『中岳BC』

2024-03-16 | バックカントリー

3月というのに寒さがぶり返し20cm以上の積雪があった札幌近郊、全道的に晴れ予報の今日は、

無意根山のお隣の中岳(1,387m)で山ボード&山スキーです

 

ぎりぎりのラインに雲がたなびいていますが、視界は良好バックは尻別岳→羊蹄山→ニセコ連峰・です

 

今週もまだ“春山”ではなく“冬山”仕様といってよいでしょう

というのも、「2024年の冬は小雪だった」と公表されてからの寒さと、降雪が

意外と長く続いているので、景色は相変わらず冬なのです

 

20cmは新たに降ったと思われる中岳へ向かう林道・・

 

先は長いけど、写真はいつも通りバンバン撮影します

 

片道9kmにも及ぶ“冬山仕様”の登りはけっこうキツイ

 

途中、巨木に宿り木を発見、100年先にはどんな姿になるんだろう?

 

こいつ(右の木)もそうだけど、幹が細いので大した大きさには成長しないだろうね

 

雲がだんだん高くなってきて定山渓天狗岳が存在感を増してきました

 

まだまだ白い岩壁が天狗の南西に輝いている・・

 

ここも一座に数えてね丹沢山(1,052m)」を過ぎると中岳までは2km

 

天気は上々、中岳と無意根山の裾あたりが望めて来た

 

振り向くと、東(札幌岳方向)の見晴らしの方がよい

 

南の喜茂別岳方向にはまだ少し雲が覆っている

 

北方向の「無意根山(1,460m)」の大きさを眺めるために登ってきたようなものだっ

 

中岳もしっかりと見えてきた

 

中岳頂上に陽射しが当たり美しい

 

頂上が見えてからが意外と長いのよねぇ~中岳は

 

雲がぜえ~んぶ消え去って欲しいけど・・

 

雲のカーテンが行ったり来たりも悪くない

 

今年も“ゴジラ岩”の先に望めた羊蹄山

 

ここまで望めたらGOOD

 

Motoさんも頂上までスキーを上げて後は降るだけお疲れ様です

 

360℃の絶景が広がる中岳頂上にとぉ~うちゃこ

 

三脚伸ばしてもToshiの後ろの余市岳(1,488m)が隠れてしまうのでこのポーズ

 

最後にもう一度「羊蹄山」と「ニセコ連峰」をパノラマで眺めてください

 

 

はい、

中岳頂上からの大滑走をGoproで押さえたつもりが、後で見ると飛んでいました

なので、このルートの持ち味でもある「無意根山をバックに」の巻を動画にしてお別れしましょう

また来週

 

24/03/16『中岳BC』[ 3:53]

 

 

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24/03/09『恵岱岳BC』

2024-03-09 | バックカントリー

3月に入り、日本海側に晴れマークか出始めたことを受けてやってきたのは、

昨年は道道の閉鎖で登れなかった北竜町の山恵岱岳-えたいだけ-(1,060m)

山スキー&山ボードです

 

暑寒別岳から流れる恵岱別川の対岸に「信砂岳(927m)」の東に延びる稜線を眺めて

 

恵岱岳は、北空知の雨竜町と北竜町の境にあり、増毛町とも隣接する

増毛山地の東に位置する山です

 

昨年、残雪期に登った「暑寒別岳(1,491m)」の頂上から東の方向を見下ろすと、

そこには雨竜沼湿原(標高およそ850m)が広がっています。

恵岱岳は、その湿原の北側に眺められるちょっと変わった1,000m峰です

 

昨年(2023)5月13日、暑寒別岳頂上から見下ろす東方の景色に「恵岱岳」(Toshiの頭の上あたり)あり

 

どう変わっているかというと、雨竜沼湿原側からみると「山とも言えない、小高い平原の延長」

程度にしか見えないのに、北東側から仰ぎ見ると、

壁のように立ちはだかって存在感ある山、それが「恵岱岳」です(8:00、峠の途中で車を降りて撮影

 

増毛に向かう道道増毛稲田線の上り口(標高およそ330m地点)からスタート

 

スタートから2.5kmはまったく標高を稼げない恵岱別川沿いの林道歩き・・

 

途中からは、いったん上げた標高を下げて川へ降り、標高280mの地点からが本格的な登りとなる

 

まだまだ雪はたっぷりとあってスノーブリッジは強固です

 

今朝の気温は雨竜の途中でマイナス15℃、安定して寒いので雪崩の心配はなさそう

 

しかし、緩むと危険なルートは適時判断して回避せねば・・です

 

10年も前は、よっぽど物好きな登山者以外に入山者の居なかった恵岱岳・・

 

今では、大阪ナンバーの車も見かけて先行者は10人以上

 

お陰で、雪漕ぎい・ら・ずで助かります(すでに頂上の北側に延びる雪庇が間近に

 

しかし、雪漕ぎも山ボードの楽しみの一つなので、できればひっそりとした山であり続けて欲しかった

 

最近は、スプリットボードが7割を超えて、(Toshiの観察では・・)

 

重たいボードを背負って登る山ボーダーは近く“化石”になるかもね?

 

早朝の天気が怪しくなり..、上空には雲が立ち込めてきました

 

頂上直下の登りはスキーでも大変そうです

 

はい、ピークが分かりづらい恵岱岳頂上にと~うちゃこ

 

前面は切れ落ちていて、背中は平原に近いフラットなピークです

 

三脚を持ち上げると高度感を伝えられるかなぁ~

 

ま、これだけ眺められれば大満足です

 

それでは、下りはいつものショボ動画

BGMは、アンドレギャニオンの静かな曲の調べに乗せて

 

24/03/09『恵岱岳BC』[ 4:02]

 

また来週

 

オマケは、帰りの車中から撮影した十勝連峰の白い峰々

 

 

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24/03/03『真駒内公園自主トレ』

2024-03-03 | ランニング

3月最初の連休土曜日は、珍しく予定していた登山を取りやめにしました

日本海側各地があっちもこっちも荒れた天気予報のためです

(太平洋側の苫小牧、支笏湖あたりに晴れマークが出ていても雪が少なくて

滑れる環境じゃないのが残念です

 

ということで、連日、ランニングで汗をかく週末日曜日は、久し振りに

鈍亀「真駒内公園自主トレ」に参加してきました

 

真駒内公園外周3kmコースも走るにはちょっと狭いまま・・です

 

 

一度はアスファルトが出て、春仕様に変わりかけた外周路も冬に逆戻り・・

 

真駒内川にかかる橋の上は、バードウォッチャーが多いのは相変わらずです。

 

それでも人が少ないので、ランナーも邪険にはされずなんとか走れます

 

ときおり陽が射したり、藻岩山は終始眺めることができまして

 

本日、よろけながらの15kmでした

 

この数日で道南から道北にかけての日本海側沿線でかなりの降雪があったので、

思いがけず春スキーで向かう山域(岩内→積丹→浜益→増毛)が晴れれば再び

楽しめる山域となりました

 

来週は、またボード担いで山を歩きます

 

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