“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

12/06/24『ニセコアンヌプリ』

2012-06-24 | 1道央の山

6月24日(日)は、ニセコ連山の最高峰『ニセコアンヌプリ(1,308m)』に

登ってきました。

右からイワオヌプリ、ニトヌプリ、チセヌプリ、シャクナゲ岳、目国内岳(中央残雪)
  から岩内岳と続きます。

 

昨日に引き続き、アミーゴ登山です

朝、早起きの僕よりも、アミーゴはさらに早起き・というよりも、この日は、

慣れないテント泊で寝ていられなかったとのこと・・・

意外に繊細なんだよなぁ~

いつものように飲んで次の日もまた登る・というのはいつものことです。

しかし、この日はなんと3:30起床、早過ぎです。

実は、アミーゴは“訳あって”只今免停中

普段なら、一泊するのは本人のデラックスなボックス車中泊なのですが、

今回は、僕のレガシィ

しばらくの間、一泊登山はテント泊が続きます。

 

夜よく眠れずテンションの上がらないアミーゴは、昨晩打ち合わせた、

イワオヌプリから始まる連山周遊をやめ、アンヌプリ単独で帰ろうと言い

ます。

いいでしょう、帰ってやることは山ほどあります。

 

■4:20 登山開始

早朝、雲海が出迎えてくれます。

今年のこの時期は、寒気が入り込んで大気が安定しないせいか、低い雲

が停滞するいわゆる「雲海」を多く目にします。

中央の雲海写真、その真ん中にポツンと頭1つでている山、これが昨日登っ

た「昆布岳(1,045m)」。

あっという間に高度を稼いでいくので、起伏をお伝えする暇もありません。

しかし、単純なジグザグの登りも、すぐ真後ろにニセコの連山が常に見渡せる

ロケーションはいいですね。

実は、ここまで晴れた景色のニセコを楽しんだことは多くなく、アミーゴも自分

もニセコは予報が悪い時に登る山・・・と決めつけていたきらいがあり、反省

 

ニセコ連山だけに目が行きがちですが、その少し左(西)に遠く渡島半島

の山「狩場山(1,519m」、さらに西に「大平山(1,190m)」が並んで顔を

出しています。

■5:20 頂上

山頂にある三角点はこれも一等三角点(似古安岳)とのこと

再び、これがニセコ連峰の端っこ「アンヌプリ」からの連山の眺めです。

雲海から突き出た羊蹄山を眺められるのも、そう多くあることではありませんね・僥倖

■5:50 下山開始

イワオヌプリからシャクナゲ岳、長沼、神仙沼~大沼といった周遊ツアーはまた今度、

訪れるときがあるでしょう。

下山は、山菜採り客でいっぱいの駐車場まで30分、トレイルランニングinニセコ

■6:20 登山口

忘れていました。最後に、ニセコアンヌプリの良いところ

標高770mと高い場所に登山口があるため、短い距離(標高差)で1300m峰
  を楽しめる(ビギナーを最初に案内するのに)

長いアプローチなく、ニセコの連山を目にしながらの気持ち良い登山

ガスがかかっていても分かりやすい登山道

頂上から眺められる羊蹄山とニセコ連峰の雄姿

冬場はスキー場となるアンヌプリでも、ニセコの最高峰その姿は秀逸です。

明日は、山ガールと一緒に登りましょうかね

結~っ局、既にハイシーズンであるのに、この日も頂上には誰一人いませんで

した。下りの登山道でもすれ違ったのは、2名1組の男子だけで、後は1合目に

びぃ~っシリと入り込んだ山菜採り客だけでした

 

120624『ニセコアンヌプリ』

 

 


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