8月、今年の盆休中の登山は道北の山「ピッシリ山(1,031m)」です
熊岳(1,025m)から望むピッシリ山
今週もまた、目指す山域を決めきれないまま
週末まで考えあぐねてしまいました。
天気予報では道北が晴れ
何故か5年前、利尻山の帰りに寄った道北の山「ピッシリ山」の
長い稜線が頭に浮かんできました。
決めたのはいいけど、実際に札幌から車で走ると遠い
国道275号線から左に入る道道528号線は途中まで進んで引き返しました
地図上の朱鞠内湖を275号線→道道688号線に大きく回り込んで
登山道にまでたどり着くのはゆるぐない・・
朱鞠内湖だけで東京の何区分に相当するのか?
ま、いっか。
下山後は愛山渓温泉です。
■9:10 ピッシリ山 蕗の台登山口
熊出没注意の看板は果たして必要なのか疑問です。
街にも出没するんだから、注意は当たり前だし
ピッシリ山は、Toshiが所有している1993年発行の夏山ガイド⑥では、
初級となっていますが、距離はどうしてけっこう長い(片道8.7km)
出発が9時を過ぎているので陽射しが強くなっているけど、鬱蒼とした
樹林帯歩きはまだ涼しい
標高500m、
古い夏山ガイドには「ミズナラの大木」と写真入り(その写真には巨木としてまだ姿があります)
樹林帯を抜けると陽が射して暑い・・と思いき、今はもう風が冷たい。
まだ夏空の様相でもやっているけど朱鞠内湖が綺麗だ
通過点の釜ヶ渕岳
釜ヶ渕岳を越えてからは、目指すピッシリ山の姿が一貫して
よく見える
この眺望は樺戸山地の浦臼山から樺戸山を行く景色に似ていて、
雨の付く人が好きなはず
気持ちの良い稜線歩きが続く
右にピッシリ山
途中、太さ最大のタケノコ(ネマガリ)畑発見
適度に陽が陰って涼しい登山道から..
稜線上の起伏がまた楽しい
長いアプローチもあと一登り・・
一貫して歩きやすい稜線でした
■11:55 頂上
残念ながら、頂上が景色をあまり楽しめない場所なのは5年前と一緒、
僅かな隙間から羽幌の海が見て取れるけど..もやっています。
羽幌コースを歩いてみたいけど、今はもう廃道です。
ここは一等三角点
■12:15 下山
帰り道、朱鞠内湖はだんだんと望めてきます。
標高はそれほどないけど、アップダウンがあるので累積標高は立派に1,400mです。
見納めの朱鞠内湖
登山道は掘れて溝になっているところが一ヶ所も無し
■14:10 登山口
再び古い夏山ガイド⑥の話になりますが、
その時の写真と景色が大きく違っています。
木の高さも増していて、登山道は当時はまだ明確ではなく、
現在の方が立派に手入れされている観があります。
この山が札幌近郊にあったなら、さぞかし多くの登山者で賑わう
山になっているのでしょうが、何せ遠い。
昔は林道の入口にJR深名線が通っていて、蕗の台駅がすぐ近くに
あったらしいです。
数少ない道北の山「ピッシリ山」のアイヌ語の由来はまた今度・・
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