10月最初の土曜日は、十勝連峰の「オプタテシケ山(2,012m)」と「美瑛富士(1,887m)」に
日帰り縦走してきました
この日一番の絶景、美瑛富士小屋までの途中から・・“大雪山”冠雪の報(望遠で)
今日は、ガシガシと一人登山の日です
昨晩、予定されていた酒席がはからずも一次会でお開きになりました
いつもは二次会、三次会が当たり前なのに・・・
Toshiにとっては、どうあれこれがラッキーで、
午前様で帰ったなら、翌日の今日は札幌近郊の低山歩きと決めていておきながら、
秋晴れの十勝連峰、それも未だ未踏峰だった「オプタテシケ山」に登ることができたのです
から。
ありがたや~♪
本日の山域
■6:25 美瑛富士 登山口
登山口までの林道、そして林道終着地点の駐車スペースから歩いて向かう登山道は、
皆、紅葉が真っ盛りでとても美しく、
今日も “選んだ山域が良かった~”と独り言のスタートです
登山客は、Toshiと一緒に林道入りしたお一人の他、すでにオプタテシケ山に向かっている
であろう一名だけ。
ひっそりとした登山道で嬉しいですね
~
登山口の標高が830mほどあるので、森林限界を越えるまでのアプローチは距離がある
ものの、そう長くは感じません。
見どころ、と称した「天然庭園」もToshiの好みです
そして、森林限界の先に見えてくる最初の感動は、
早朝だから眺められる大雪山冠雪と紅葉のコントラストです
そして、
春から夏にかけて訪れたならば、さぞや美しいだろうと眺める“お花畑”も秋の風情です。
~
やはり一つの山域も季節を変えて何度か訪れてみないと良さはわかりませんね。
残雪期、春、夏・・・
この山も、これから何度となく登ることになると思います
~
■8:15 美瑛富士避難小屋
美瑛富士避難小屋(標高1,620m)
美瑛富士の直下に仮設している避難小屋は簡素、風で吹き飛んだらまた建てる・・
ぐらいのプレハブです。
ここで先客さんに追い付き、今日のこの“視界”を喜び合って一路、北に向かって縦走です。
石垣山を越えて、見えてきたオプタテシケ山の雄姿
ここからの画像は、もっぱら北側(オプタテ側)の画像のみ入れたいと思います。
■8:55 ベベツ岳 頂上
ベベツ岳の画像も帰りにね
この辺りの縦走路も脇はお花畑、春には匂い発つような・・・
そんな雰囲気でしょう。
そして、
徐々に大きくなっていくオプタテシケ山
ガスがかかる雰囲気はまったくありません
まだまだこれから...前衛峰までの登り返しが待っています。
~
ドンドン良く鳴る法華の太鼓、
どんどん良くなるオプタテの画像、
なんて、いかがですか、こうして汗を流して登り返せばそこに頂上が近づいてきます。
~
■9:35 オプタテシケ山 頂上
オプタテシケ山頂上から北の連峰の稜線、大雪山を望む...
オプタテシケ山は、十勝連峰の南端「富良野岳」と表大雪の南端「トムラウシ山」との中間域に
あり、その独特の姿が美しい鋭峰です。
眺めて“よし”、そして登って“よし”の山であることを本日しっかりと確認しました
それにしても...果てしないトムラウシ山までの縦走路・・・
さて、
ここからの下りは一転南側に眺める十勝連峰主稜線の景色、
無駄な解説を入れたくなくなる十勝連峰の全貌
■10:05 下山
下ったと同じだけ登り返す・・・これ、縦走登山の常識
人生を豊かにするアルバイトです
ちょっと寂しい「ベベツ岳(1,861m)」の標識
縦走途中にあまりピークとも思われないピークがある。
ベベツ岳、道内の山でも不遇3指に入るのでは?
ここを下れば避難小屋ですが、今日は欲張りにお向かいの美瑛富士に登ります
美瑛岳(中央右)と美瑛富士(右)の東側の奥行きを...
~
■11:05 美瑛富士 分岐
ご覧の通り、富士といってもその姿からくる山名の由来は、美瑛町(西側)から眺めた
姿を言っているのでしょうね。
南北からの眺めは“富士山”とは思えない姿、美瑛岳の弟分ってところでしょうか。
■11:35 美瑛富士 頂上
来し方、オプタテシケ山を背に
オプタテシケ山同様、ほとんど風の無い山頂で食事をとり下山します。
高曇りが幸いして、やはりガスが湧き出ることはついにありませんでした。
■12:05 下山
下りは、美瑛富士の北側涸沢筋に降りてまいりました。
逸脱ごめんなさい。
最後の画像は、やはり紅葉で締めくくりたいと思います。
~
午後になり、表大雪の冠雪は溶けて消えています。
あの景色は朝だけの僥倖でした。
~
それにしても、もう冬山に衣替えされたのかと思うほど登山客が居ません。
帰り道、土曜一泊で避難小屋を目指す人が2組ほど・・
それだけです。
ほとんどの人が、新聞の報道(紅葉、9月三連休の今がピークです!)に躍らせれて
山域を選んでいるということでしょう・・・
■13:35 登山口
オプタテシケ山は、Toshiにとっては、
遙かなる山でした。
山行計画を立てるとだいたい雨予報になる。
雨でなくとも・・ただでさえガスがかかりやすい十勝連峰の2,000m峰の中でも、すっきりと晴れ
上がる天気が休日にあたることなどまず少ない。
(夏山ガイドの写真だってガスっています)
それと、昨年はなんと言っても林道ゲートの鍵が開かないという、エラー
これは単なる操作ミスでしたが、そんなことも是ありで、
お花畑の綺麗な春、果たして来年は晴れてくれるかなぁ~
【備忘録】
下山後は、せっかくなので白金温泉は「湯元白金温泉ホテル」の日帰り温泉入浴をして
帰ってきました
湯元白金温泉ホテルの日帰り入浴は800円と少し高めですが、温泉はしっかりと良い
お湯で、長風呂できないToshiとしてはちょっと贅沢過ぎる温泉でした
13/10/05『オプタテシケ山』
だけど、最近まで「雨男」だったよなあ・・・
Takが「ゲートあかず事件」を覚えているのは面白いね~
一眼レフの画像、美しいですね~
美瑛富士の土がずいぶん赤い気がしますね~
山歩きに最高の季節ですね!人がいなくて嬉しくなりますね。先週は駐車場があふれていましたものね・・・
十勝連峰は赴任中登れなかったのでしたか。
大雪山の旭岳⇒黒岳もほとんどがガスだったことを考えると、すっきりと視界の効いた
大雪、十勝連峰を眺めてもらわないわけにはいきません。
その“視界が効いて”の確率が本当に低い同山域ですが、忙しい合間を縫って来道して
ください。
万難を排して調整しまっす!
途中から「雨男」が「晴れ男」に変わりました!
潮目はどこからでしょうね。
それはhiromiちゃんが雨女を引き受けてくれたときからではないでしょうか?
hiromiちゃんが晴れ女に変わる頃、Toshiは再び大きな雲の下に入り込みそうです。
不平不満を口にせず、もくもく登る姿をみて山の神様はきっと平等に「晴れ」天気をわけ
与えてくれるでしょう。
あはは~
ゼンマイの力はなかなかのものです。
何か巻かれるものがあると人間不思議と体が回るものだと感心します(笑)
お蔭で体がギシギシと音を立てている感じがします。
ゼンマイのばねか、パンツのゴムが切れるともう一歩も前に進めないかもしれません。
そうはならないようアミーゴさんとともに叱咤激励頼みますね
はぁ~~~・・・・
あまりの美しさにため息しか出まへん
九州にも紅葉の名所はありますが、
北海道のそれは“空気感”が全然違う気がします。
体力が残っている内にぜひとも肉眼で拝みたいものです。
それはともかく「ベベツ岳」の標識はなんとかしてあげちゃり
Toshiも大九州の紅葉を眺めたか~♪
北海道にはモミジがすくないのがタマニキズ。
イタヤカエデもいいてすが、あの繊細な赤が欲しいのですよ!
タグピー♪さんが送ってくれるかToshiが其方に眺めにいくかしかありません・・・
と言うことで赤ちゃんの手のようなモミジの赤の報を待ってますけん!
ヨロピクvね~(^_^)