“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

24/07/27『当丸山』

2024-07-27 | 1道央の山

7月も最後となる登山は、積丹半島の山当丸山(800m)からの報告です

 

どうして笹を持っているのでしょうか

 

当丸山は、ご存知夏山ガイドの「➊道央の山」に載っている山の中にあって

かなり地味な存在ではないかと思われる山で、人気のある山ではありません。

それだけになかなかここを目指して車で走ってくるタイミングが作れないのです。

札幌から小樽、余市の海岸線を抜け、古平の町から積丹半島のほぼ真ん中あたりを

南西の神恵内村方向に峠越え(とうまるとうげ)する途中にある山です

 

登山口には管理員さんが居て、ヒグマに対する登山者への注意喚起の意味も含めてクマ除けの爆竹を鳴らしてくれている

 

自然探勝の場として神恵内村が整備した「神恵内2000年の森公園」案内図(ここの小屋はなかなか立派

 

辺りはガスっていて視界が効かない標高凡そ550mの登山口スタート(9時10分)

 

Motoさんは、夏山ガイドに収録されている➊道央の山の中でこの当丸山と残る喜茂別岳が未踏の山だったようです

 

Toshiが前回歩いたときに比べて登山道がずいぶんと整備された?と思ったら、直近、Iwakuraさんという方が笹刈してくれたんだとか・・

 

なので、暑くもなく、快適に当丸山頂上にと~うちゃこ

 

Iwakuraさんという方にお会いしたことはありませんが、登山道を歩いていると

その登山道を整備されている笹刈などのお仕事ぶりに感心してしまいます

 

余談ですが、この辺りのネマガリダケは太くて柔らかい「神恵内ブランド」として

知る人ぞ知る(僕らは知りませんでした)旬の山菜で、業者が春にもなると一斉に

刈り取りに来るんだそう(管理員さん情報

 

下山は当丸沼を眺めながら巡る周遊コースを下りました

 

沼一周のコースを時計回りに歩こうと思ったら、ぬかるみが酷いので回避

 

でも、数百メートルで沼の反対側に回り込み、美しい沼の景色を堪能出来ました

 

何を堪能したかって、それはMotoさんが眺めている先の蓮の花です

 

高山植物とは違う高貴な佇まいの蓮の花のピンクがとても綺麗です

 

標高800mのピークからの眺めはなんにもありませんでしたが、この当丸沼の四季の姿を想像できただけでも満足の登山です

 

少し残っていた菖蒲の花

 

2000年の森公園の周遊は、あの管理員さんとiwakuraさんの笹刈に支えられているのでした・・・

 

はい、

今日は、両古美山もセットで登ろうと企てていましたが、当丸山の頂上で写真を

撮る際によってたかられた吸血昆虫がイヤになったので、この一座でお仕舞に

しました

この時間までガスが抜けなかったのは残念でしたが、比較的涼しい気温の山歩き

になったのはヨカッタヨカッタ

暑さはまだまだ続きますが、さて来週以降は何処に向かうとしましょうか?

 

また来週

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする