※こちらは10月に行った2泊3日の喜多方・会津若松旅行のレポートです。
1日目
5.安勝寺
「喜多方蔵の里」(福島県喜多方市)を出ると、安勝寺に向かうことにしました。
秋の散策はそりゃぁ楽しいのですが、すぐ日が落ちてしまうので写真撮影のことを考えなければなりませんし、
まして散策時間が2時間削られているので、ちょっと焦り気味のウォーキングです。
喜多方プラザ・文化センター
蔵が4100棟以上もあるという喜多方。
蔵の多さだけでなく種類や用途も多岐にわたっているところもまた大きな特徴なのだそうです。
写真左:喜多方シティエフエム
酒蔵、漆器蔵、味噌蔵、家財蔵、店蔵、座敷蔵だけでなく蔵造りのお寺もあるそうで、用途の多さに感心します。
(ちなみに厠蔵もあるそうですよ。びっくりです。)
街中には石柱や石仏などが多く見られます。特に写真左の石柱は「古峯神社」と刻まれており、
街中でたくさん見かけました。
これから行く安勝寺は蔵造りのお寺。全国でも珍しいお寺なのだそうです。
応永29年(1422)創建の安勝寺は戊辰戦争の際には新政府軍の野戦病院として利用され、
境内には会津藩殉難者の碑や長岡藩戦死墓などが建立されています。
現在の本堂は明治13年(1880)の大火後に再建されたもの。火災に対して考慮し、蔵造りとなっています。
とても美しい本堂です。
6.ふれあい通りへ
安勝寺でのお参りを済ませると喜多方ならではの雰囲気を味わうため、「ふれあい通り」に向かいます。
その途中でもたくさんの蔵を見かけました。
景観を考えてか、新しい建物はデザイン性に富んでいますし、古い建物は風情があります。
蔵の街の雰囲気を存分に味わうことのできる「ふれあい通り」には色々な建物や店舗があるので、
とても楽しく散策ができます。
これだけ素敵な街です。本来なら朝の9時から散策をスタートするべきでありましょう。
カフェに入って休憩するとか、ご当地フードをいただくとか、
お土産を買うなどして楽しみたいものです。
しかし、2時間遅れで始まった今回の散策。信じられないくらい足早に「ふれあい通り」を通り過ぎていくのでした。(悲)
7.喜多方郵便局へ
蔵の街散策おすすめの場所と言われる「おたづき通り」へ行く途中にある「喜多方郵便局」に寄って、
風景印をもらいます。
郵便局は田付川のほとりにあります。
テーマ : 蔵の里・喜多方の蔵、特産・身不知柿、飯豊山
切 手 : Greetings ライフ・伝統色 若芽色 82円
大事な記念品です。
8.1日目の締めくくり
日が暮れてきました。
暗くなってしまったら、見学することも難しくなります。
気になったものを写真に収めます。
ちなみに水曜日は定休日のお店が多いように思いました。
夕飯はせっかくなので喜多方ラーメンを食べようと思っていましたが、なぜかこういう時に限って空腹にはならず、
「ラーメン館」を素通り。
(どちらかというとこの時はすごく休憩したかった。)
とにかく最後の目的地、「ご当地ポスト」を目指します。
ご当地ポストは喜多方市役所そばにありまして、ポストの上に蔵がのっかっています。
(さすが!)
ちなみに市役所の前は「喜多方蔵品美術館」があります。あと2時間あったら見学できたのになぁ、とため息です。
煉瓦造りの蔵、カッコいいですね。
夕飯をどうしようかと悩みましたが、なんと、磐越西線もダイヤが乱れており、予定していた電車に乗れなかったら、
いつホテルにチェックインできるか分からなかったので、駅に着くと来ていた電車に飛び乗って会津若松に向かったのでした。
(ポイントの故障だとか。JRさんも大変でしたね。)
なんて慌ただしい散策だったことでしょう。「喜多方蔵の里」をじっくり見学できたことがこの散策の救いとなりました。
9.駅前フジグランドホテル
宿は会津若松駅すぐそばの「駅前フジグランドホテル」を取りました。
駅近で良かったと思いました。
狭いかなと思っていた部屋は私には十分で、居心地良かったです。
私がホテルに求めるものは、寝間着とドライヤー、歯磨きセットに空調機、wifi、体を洗うスポンジ、
手拭きタオルとバスタオル大小1枚ずつ、ティッシュと、そしてコンセントであります。
こちらのホテルはバスタオル小が無いだけで、あとは全部あったので良かったです。
特にコンセントがたくさんあったのは大変助かりました。
アメニティグッズのサービスもあってとてもうれしかったです。
ヘトヘトとなった私、夕飯を近場の飲食店で簡単に済まし、早々にベッドの中に潜り込むのでした。
散策マップ
参考資料
- 喜多方蔵の里で配布しているプリント
- 福島県の町並みと歴史建築「安勝寺」
1日目、終わり。次回は会津若松編。≫