山形県山形市散策レポ(2017年9月26~27日実施) その3
<1日目>主に最上義光公ゆかりの地をめぐる・・・山形市中心街の南エリアを散策
ウォーキング開始! (1日目)
5.七日町へ… 街の風景
お寺巡りを終えると、七日町に向かいます。
「山形花笠まつり」のパレードコースになっている国道112号に出ると、食事や休憩のできるところがあり、
何かと便利です。
街中には様々な記念碑が設置されています。
全部見て回ることはできませんでしたが、こうした石碑の発見は山形市散策をより印象深いものとしてくれました。
<第二公園>
第2公園は山形市中心街南エリアを散策するうえで重要な休憩スポットとなるでしょう。
おやつを買って休憩というのもありかと思います。
園内の蒸気機関車。
大正12年(1923)に日立製作所笠戸工場で製造されたものだそうです。
国産の旅客列車用機関車としては最初の形式で昭和44年(1969)まで奥羽本線とその支線で活躍しました。
ラーメン好きな山形県のみなさん。
山形市民もラーメン好きが多く、外食のうち「中華そば」に対する市民の年支出額は13,424円で
全国平均額5,548円の2倍以上!
よってラーメンをメニューに掲げるそば店も多数あるそうです。
「冷丼ラーメン」ってどんなラーメンなのでしょう。
沿道の花々は美しく、立ち止まって観察することも。赤い花が多かったような気がします。
<やまがたレトロ館>
街を歩いておりますと、ハッとするような歴史的で美しい建物を見ることがあります。
そうした建物には「やまがたレトロ館」と書かれたプレートが設置されていることがあります。
写真右は「旧西村写真館」。こちらにもプレートが設置されています。(地図では)
山形市中心街に残っている明治~昭和初期にかけて建てられた歴史ある建造物を新たな街なか観光スポットにするため、
街なか賑わい推進委員会が設置したものです。
「山形歴史たてもの研究会」が作成した「やまがたレトロ館ペン画と解説」もプレートに記されています。
ペン画は故・結城泰作氏が描かれたもの。必見であります。
なお、ペン画は絵はがきとして購入も可能とのこと。
山形市内では「文翔館」2F『カフェ・ド・シベール』にて販売されています。
その他の入手先・入手方法は下記のサイトでご確認ください。
結城泰作公式HP「絵はがき販売について」:http://www.yuki-taisaku.org/postcard.htm
山形中央郵便局の前にはご当地ポストが!ぜひ、チェックしてみて下さい。
七日町に到着。デパートや飲食店等が並ぶ市内屈指の繁華街であります。
お洒落なカフェもあるのですが、ヘトヘトになった私、こういう時は馴染みのお店が有り難く、
モスバーガーで「オレンジジュース」を注文し、勉学に励む学生さん達の中、一人ぐったり客席に腰をおろすのでありました。
1日目・昼の部は充実の散策となり、疲れはしましたが、とても楽しかったです。
次は夜の部。まだまだ散策は続きます。(笑)
よりみち
ほんのちょこっとコースを外れるだけで素敵な飲食店だったり、素晴らしい建築物であったり、
ちょっと珍しいものだったりするものがあり、紹介しておきたいと思います。
<蔵 オビハチ> (地図では)
学生たちの保存運動がきっかけで生まれた荷蔵を改装したカフェバー。
国土交通省の「手作り郷土賞」を受賞。
今回は休憩のため訪問。メニューが素敵で、全部食してみたかったです。
<なかたち石> (地図では)
行方不明者を探すためなどの掲示板として使われた石造物。全国で20基、東北で4基、山形県では2基あります。
たいていは「迷い子しるべ石」と称されるのですが、こちらは迷い子だけでなく、あらゆる情報の仲立ちをするため
「なかたち石」と称しました。
「なかたち石」という名は全国でもここだけという珍しい石造物です。「迷い子しるべ石」は浅草(東京都)にもありまして、当ブログの散策レポの中で紹介しております。
初期の記事なので、形式が現在のものと少し異なりますが、よろしければご一読いただければと思います。
2012年4月23日の記事:散策! 言問通り(2)
<山形まなび館>(第一小学校旧校舎、地図では)
山形県初の鉄筋コンクリート造の学校建築。昭和2年(1927)竣工。勧業博覧会の会場となりました。
国登録有形文化財となっています。
散策マップ
今回はウォーキングしたところをすべてコースにするのではなく、分かりやすくするため、整理してコースを作成しました。
(なんせコース以外のところを行ったり来たりしながら15km/日くらい歩いているので、イマイチ実用的ではないと思います。)
時間や体力に余裕があれば、コースを外れて興味のある場所に立ち寄ってみると良いと思います。参考資料
- 城下町やまがた探検地図(紙版・ネット版)
- るるぶ 山形 2017年度版
- 山形市観光協会
- 「なかたち石」説明板
つづく