宮城県仙台市東部工場団地周辺散策レポート(2017年9月12日実施) その2
ウォーキング開始!
5.「かまぼこの鐘崎 笹かま館」レポ
笹かま館は「七夕ミュージアム」、「かまぼこハウス」、「かねざきマーケット」、「本社工場」で構成されています。
空腹状態で笹かま館に到着した私、まずは「かまぼこハウス」に入り、
「ぷくちゃんキッチン」で昼食をとることにしました。
「ぷくちゃんキッチン」ではメニューはそんなに多くはないのですが、
500円の「杜のこんだてコロッケ定食」から2,250円の厚切り牛たん定食まで、ポイントを押さえたものが用意されています。
せっかくなので鐘崎さんの笹かまが使われているメニューをいただいてみたかったのですが、
そちらはお食事処「政宗公乃食卓」にて。
今回は「さんまと銀鮭みぞれあんかけ丼」(800円)をチョイスしました。
たまには魚料理をいただこうと思いました。(揚げ茄子がとってもきれい。)
笹かま館のある工場団地内ではお弁当屋さんは見かけたのですが、
こうした定食を扱っている飲食店はないみたいなので、「ぷくちゃん」はこの界隈の貴重なレストランだと思いました。
(ウーロン茶は別売り200円。)
なお、こちらの「かまぼこハウス」では「笹かま手作り体験教室」もあり、
500円で笹かまを作って食べることができます。
若いカップルが自分たちで作った笹かまをうれしそうに持ち帰る様子を見かけました。
きっと良い思い出となりましたでしょう。
食事を済ませると、「かねざきマーケット」に移動して見学開始です。
要予約ではありますが、こちら笹かま館では工場見学ツアーが1日2回行われています。
予約をせずに伺った私、もしかしたら午後の部に参加できるのではないかと思ったのですが既に満員。
参加できませんでした。(考えが甘かったです。)
ぜひ見たいという方はちゃんと予約をしてから行くようにしましょう。
しかし、見学はできなくても随所に楽しめるものがあるので、来て損したということは絶対にありません。
館内に展示されている造形作家・井村隆氏の作品「カラクリン(機巧輪)」はハンドルを回して動かすことができますし、
鐘崎さんのパッケージや広告の絵を担当してきた故・おおば比呂司氏の原画を鑑賞することができます。
館内は思わず「おっ!」と言ってしまいそうなものが随所にありまして、
なんだか心和みます。
きっと世代に関係なく、どなたも楽しむことができるでしょう。
ぜひ、お食事処「政宗公乃食卓」(グループ・団体用、要予約)の前に展示されている「まめ知識」はお読みください。
政宗公の気持ちがよく分かる方もいらっしゃるのでは。面白かったです。
「かねざきマーケット」2階には「藤城清治メルヘンサロン」もあり、影絵の大家、藤城氏の作品も鑑賞することができます。
かまぼことどういう関係があるのか分かりませんが、こんなに素晴らしい作品を拝見できるなんて有り難くて、
自分が工場団地内にいることをすっかり忘れて鑑賞に没頭するのでありました。
(鐘崎さん、感謝です!!)
お腹も心もいっぱいになったので、売店に行ってお土産を買うことにしました。
当然、笹かまの「かねささ」はチョイス。仙台麩かりんとう「仙台ふくちゃん」も購入しました。
「仙台ふくちゃん」は後日、当ブログにて紹介したいと思います。
この後の予定も忘れて、楽しんだ笹かま館。
もう出なければと思いましたが、「七夕ミュージアム」は外してはなりません。
こちらには日本を代表するお祭り「仙台七夕」で鐘崎さんが制作した七夕飾りが展示されているのですが、
コンテストで「金賞」を受賞したものばかり。必見であります。
お金をかければ受賞できるというものではないでしょう。
テーマ、デザイン、美しさ、独創性。「かまぼこの鐘崎」というテーマで美しい七夕飾りを作るのです。
どなたがデザインされていらっしゃるのか。
本当に素晴らしい。
来年も見られたらいいのになぁ、と思います。
(来年は引っ越すかもしれません…涙)
本当に来て良かった、と思いながら、散策に戻るのでした。
散策マップ
参考資料
つづく