コツコツ歩き隊!

おやつタイム IN 仙台 (15)石橋屋の仙台駄菓子

仙台駄菓子

「仙台駄菓子」なるお菓子の存在はJR仙台駅構内にある「宮城の食80」で知りました。
(詳しくは当ブログの記事「仙台駅を探検する  牛たん通り・すし通り・ずんだ小径」をご覧ください。)
駄菓子と言ったら子供のおやつですよね。
子供の時に「マルカワ オレンジ フーセンガム」ばかり買っていた私、
仙台には子供のために手作りの駄菓子があるのかと、いたく感心しました。
それ以来、「仙台駄菓子」を食べてみたいと機会を狙っておりました。
(体重を気にしなければ、すぐいただけるのですが…汗)

そして遂に先日、「仙台駄菓子」を入手しました。
立ち寄らせていただいたのは仙台市は若林区にある「石橋屋」さん。
歴史を感じさせる建物が素敵なお店です。


明治18年創業のお店。
建物は「仙台景観重要建造物指定建物」となっています。


「志ほがま」以外は初めていただくものばかり。
たくさん並ぶお菓子の中からどれを選べば良いか分からず、
各種詰め合わせの「趣味の菓子」(税込1,134円也)を買ってみました。



こちらに入っているお菓子は全部で8種類。
非常に楽しく実食させていただきました。

<各お菓子の紹介>

※お菓子の説明は石橋屋さんの公式HPより。加筆あり。

1.青葉しぐれ

黄粉と大粒のゆべし種を、黒砂糖と米飴で練り、ゆべし種をまぶした柔らかな黄粉風味の甘味の少ない田舎菓子。

2.梅子

小麦粉を麦芽水飴で練り、皮を作り、中に黄粉で作った品。柔らかめ。

3.兎玉

赤あんに米飴、黒砂糖、餅粉で練り、白い蜜をまぶした玉形の柔らかい代表的な田舎菓子。

4.干切

伊達政宗が作らせたほしいい(米種)に黒砂糖と米飴を混ぜ合わせ、黄粉でのりまき状にし、
食べやすいように薄切りにしたお菓子。最初は固め。

5.きなこねじり

黄粉、ゆべし種を黒砂糖、米飴で練ったねじり菓子。代表的な田舎菓子。
最初は固め。ゆっくり噛みましょう。

6.ぶどうにぎり(左)とえそべ(右)

「ぶどうにぎり」は餅をクッキー風味に焼き上げ、細かい丸型にし、
黒砂糖、米飴、麦芽水飴で混ぜ合わせ、丸く仕上げたおこし風田舎菓子。
「えそべ」は塩味のある菓子種にピーナッツが入った甘味のない薄味のお菓子。

7.輪南京

餅粉を練り、黄粉などと混ぜ合わせ、黒砂糖を入れ、上に白すり蜜をかけて仕上げたお菓子。

子供達がお小遣いで買うということを想定してか、
すぐ胃袋におさまることがないようによく噛んで食べるものが多いと思いました。
固いというよりすごくもちっとしています。
どれも程よく優しい甘み。
デスクワーク中の茶菓子にぴったり!
その中でも「兎玉」と「梅子」、「青葉しぐれ」は菓子箱に常備しておきたいくらい気に入りました。

ウィキペディアによれば、同じ種類でも各店の職人さんにより味は異なるとのこと。
これはいろいろ食べてみなければなりません。
仙台の名産品の一つとされる「仙台駄菓子」。
入手先は限られていますが、気軽に立ち寄れる仙台駅にもあるので、ぜひお試しあれ。

参考資料


どなたが投票して下さっているのか分かりませんが、本当にありがとうございます。これからも頑張ります!

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