子供の頃は、水代わりにして飲んでいたこともあり、牛乳は大好きでありました。
ところが、高コレステロールで医者から「乳製品ばかり取っているから高くなるのだ。スイーツの食べ放題になんか行くからダメなのだ。」と言われ、1年ほど一切、乳製品を取らずに過ごしたことがありました。
実際そんなことをしても全く結果は変わらず、むしろさらに数値が上昇していたので絶句しました。
そりゃぁ、そうであります。
私は遺伝性の高コレステロール血脂症。
乳製品摂取の有無は関係ありません。
それにいくら乳製品が好きだからと言って、むやみに摂取するわけじゃありません。
スイーツの食べ放題にも行ったことはありません。
子供の頃に水代わり飲んでいただけであって、大人になっても続けていたわけではありません。
医者のアドバイスって、この程度のものかと呆れ返ってしまって、その後、地道にコレステロールと戦うことになります。
問題なのは、その時の医者の言動ではなく、1年間牛乳を飲まなかったことによって、冷たい牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするようになってしまったことであります。
乳糖に対する耐性が全くなくなってしまったのであります。
それ以来、牛乳はホットミルクか料理でしか摂取できなくなってしまいました。
そして冷たい牛乳を飲みたい時は「アカディ」であります。
（「アカディ」には本当感謝！ただ、牛乳とはちょっと味が違うのだけど。）
そんなある日のこと。
「どさんこワイド179」で「A 2ミルク」のニュースをやっておりました。
💡「A 2ミルク」とは
正確にはβカゼインA 2 A 2遺伝子を持つミルク。
牛乳には水分以外に乳脂肪乳、タンパク質、炭水化物、ミネラル、ビタミンが含まれているが、このうち乳タンパクの成分のち3割程度を占める「βカゼイン」の遺伝子が「A 2 A 2」のものである。
βカゼインには「A 1」タイプと「A 2」タイプの2種類があり、その遺伝子の組み合わせによって、「A 1 A 1」、「A 1 A 2」、「A 2 A 2」の3パターンに分けられるとのこと。
「A 1」は、お腹ゴロゴロの原因となっているため、乳糖不耐性の人には「A２A２」タイプが好ましいのですが、現在日本の牛乳のほとんどが「A 1 A 1」と「A 1 A 2」タイプとなっているため、「A２ミルク」は乳糖不耐性の人にとって朗報となる牛乳なのであります。
（ゴロゴロしないかどうかは個人差があるらしいけれど。）
そんな訳で久しぶりに冷たい（A 2）牛乳をいただきました。
冷たい牛乳にはアンパンが合うのではないかと用意してみました。
こちらは「なかしべつ牛乳プレミアム」。
超久しぶりの冷たい牛乳であります！
牛乳ならではの、あの風味が鼻を抜けていきます。
また冷たい牛乳を飲める日が来るとはと感動しつつ、今度は本当にお腹がゴロゴロしないのかの経過観察であります。
1日様子を見てみましたが、お腹はゴロゴロしませんでした。（大喜）
さて、次の関心事は「A 2牛乳」の入手方法であります。
真面目に調べたのですが、札幌では今のところJR 札幌駅にある「北海道四季彩館 」にしかないようであります。
ただ、毎日入荷しておらず、毎週木曜日の入荷となっているため、木曜日に行かないと手に入れられないかもしれません。
なお、値段は534円でスーパーの牛乳よりかなりお高めとなっています。
しばらくはホットミルク・料理用とドリンク（アイス）用で使い分ければ良いかなぁと思います。
いずれにせよ、お腹がゴロゴロしない牛乳の登場は、本当にうれしいのでありました。
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