チンパンジーが4300年前、食用のナッツを割るために使用していたとみられる石製ハンマー(右)が、アフリカ西部のコートジボワール国内で見つかった(カナダ・カルガリー大学提供)(時事通信社)
【ワシントン13日時事】チンパンジーが4300年前、食用のナッツを割るために使用していたとみられる石製ハンマーが、アフリカ西部のコートジボワール国内で見つかった。
これまで、石の道具を使うチンパンジーは19世紀に目撃された例が最古とされ、人間を模倣したものと解釈されてきた。しかし、今回の発見はチンパンジーにも人類同様の「石器時代」があったことを初めて示したものといわれ、人類に固有とされてきた道具文化は、チンパンジーなど大型類人猿と人類の共通の祖先から継承されたとする学説を補強すると考えられている。
2月14日11時0分配信 時事通信
【ワシントン13日時事】チンパンジーが4300年前、食用のナッツを割るために使用していたとみられる石製ハンマーが、アフリカ西部のコートジボワール国内で見つかった。
これまで、石の道具を使うチンパンジーは19世紀に目撃された例が最古とされ、人間を模倣したものと解釈されてきた。しかし、今回の発見はチンパンジーにも人類同様の「石器時代」があったことを初めて示したものといわれ、人類に固有とされてきた道具文化は、チンパンジーなど大型類人猿と人類の共通の祖先から継承されたとする学説を補強すると考えられている。
2月14日11時0分配信 時事通信