たそがれ別荘

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菜種油で走れ!ローカル列車=エコの町のシンボルに-千葉・いすみ鉄道

2006-04-30 15:01:25 | 乗り物
「いすみ鉄道」(千葉県大多喜町-いすみ市間)で、沿線に咲く菜の花から採った油を燃料に使う構想が浮上している。鉄道では国内初の試み。写真は沿線に咲いた菜の花を揺らして走る「いすみ鉄道」(時事通信社)14時58分更新

 春の房総半島を彩る菜の花。その黄色のじゅうたんの間を走る「いすみ鉄道」(千葉県大多喜町-いすみ市間26.8キロ)で、沿線に咲く菜の花から採った油を燃料に使う構想が浮上している。バスなどで既に実用化されているが、鉄道では国内初の試み。地元の大多喜町では「鉄道をシンボルに、エコロジーの町をアピールしたい」(企画課)と意気込んでいる。

 構想は、同町が昨年まとめた「地域新エネルギービジョン」の一環で、一般家庭や飲食店で使われたてんぷら油などを回収し、バイオディーゼル燃料(BDF)に加工、再利用する。鉄道沿線や休耕田で菜の花を栽培し、採れた菜種油を学校給食などで利用、使った油もBDFの原料とする。

(時事通信) - 4月30日15時1分更新