さんより発売された『プラゥヴ クルイード』の感想です。今回攻略したキャラは凶暴で暴君、縮めるとボウボウな義妹。なぬ？お手入れは兄にまかせんしゃい！！(*´Д`)ハァハァ…とか言ったら、三日は寝込む事になりそうな「賀茂六花」です。でも蓋を開けてみれば、可愛いトコロのあるツンデレさん。最初はあまり評価してなかったのですが、体験版で魅せられました。某トリガーハッピーな警官の発砲ぐらい暴力がありふれてますけどね。まさか兄貴を殴らないとお通じが悪いとまで言わないですよね？とりあえず体験版ではカットされたブロートとの会話（後のクレハとのHに関係）で徐々に可愛らしさが出てきます。そうそう話しは変わりますが、クレハとのHシーンは物凄くエロかった(*´Д`)ハァハァです。好い筆下ろしで御座います…台詞が少々アレで笑いましたけどね。というか、しゃくなげスタッフの自虐ネタが多数見受けられるような…まあ一番多いのは下ネタですが。何というか前作に比べ、ライターさんがヘンな風に弾けているような気がします。邪妖精的にはかなり笑えましたけどね。とりあえず学園王との対決までが共通のパートになっているようす。
さて肝心の物語りについてですが、また最近の魔法モノの中では設定が練りこまれている方ですね。さほど真新しいネタがある訳ではありません（エロゲの範囲では新鮮かも？）が、基本を十分に押さえた描写が好い。主人公についても無能力者＝単なるアンチマジックとは違う部分が評価できます。六花√だと唐突でいきなりに感じますが…。六花シナリオでは匂わせるだけで終わりですけどね。戦闘シーンについては…爆発音などのSEが無かったり、エフェクトが今一つだったりと残念なところ有り。ちょっと手抜きっぽかったかな？ちなみに事件の全貌を見るには全クリが必要。CGは108枚、SDキャラを除くと80枚ぐらい。以前より塗りが綺麗になったのが嬉しい。Hシーンについては初Hは3枚以上となってます。また尺も長く（極端に短いのも有りorz）、複数回イカせる＆発射もあり。主人公がCG内に出ててもOKな人なら、間違いなく満足がいくと思われます。サブキャラ乱入（女性キャラ）で３Pとかもあり、Hのバリエーションも豊富。回想は19枠あり、各ヒロイン毎に２～４回のHシーンがあるようです。
★賀茂 六花（かも りっか）
主人公の実家、賀茂家の跡取りとなった義妹。その辺の経緯のせいでイロイロ背負い込んでしまっているようです。照れ隠しで主人公を威圧（視線で）＆制圧（拳で）する困ったちゃん…まあ、この理不尽さが堪らんワケですが(*´Д`)ハァハァ一見しっかりしていて口喧しい妹ですが、精神的に弱い部分も抱えていたりします。昔は主人公にベッタリだったらしい事も、ちゃんと窺えるお話しになっていたのが好印象です。前半の山場、学園王との決戦後のデート（お出かけ）も、不慣れで不器用ながらも必死に…という態度が、とってもツボ。残念ながらそんなに長くは続きませんでしたが、とある事件で二人の仲は急接近！！…と思いきや、夢見の悪さ（？）からか妙な方向に話しがズレ始めます。このシーンのSD六花の凶悪な表情といたら…確かに六花の意識に変化はありました。でも暗躍したり、主人公を千尋の谷に投げ落としたりするので、凄くハラハラ。素直にお願いしたりしない辺りが、とても彼女らしいですけどね。その後初Hとなるのですが、翌日の拗ね方を含めてとても好かったっす！翌日に３P＆寮の全員に即バレ、と言うのは明らかにやり過ぎですけどね…事件後のオマケシナリオにした方が自然のような？まあ面白ければ好いか。なんだか物凄くオープンがイチャエロが、事件そっちのけであったりします。正直、覚えたてにしても耽り過ぎ。エロゲ的にはジャスティス！ですけどね。残念なのはクリアー後のラブラブHシーンが無い事。Hシーンは4回あるのですが一纏めに発生してしまいます。シナリオ自体が短めなので、仕方無いかも知れませんけどね。物語りの終盤の行動については少々説明不足な感じがあり。何故、六花が主人公より強くなる事を望んだか、分かりやすく説明した方が好かったと思います。一応推測する事は出来ますけどね。