自作トークリップ β1でもその効果は大したもんなんですが、作っているうちに色々とアイディアが浮かんだのでβ2の制作に取りかかりました。
用意したのはやっぱり100円ショップから、オープングローブ(ロングタイプ)×2。と15mmのハトメ1セット。
そのグローブを右の様な形に切り、ハトメを打ってストラップの通り道とします。
左のハトメ2つが下・右の4つが上になります。
幅が狭いのでそのままでは靴が入りません。だから先端の方を残して左右剥いていきます。糸は解れますし、キルティング素材に綿を貼り合わせただけなのでこのままではいずれ崩壊するでしょう。だから周囲を糸で縫い合わせました。
上は4つのハトメにストラップを通して固定。
下は2つのハトメにストラップを通して固定しています。
こんな感じ。これがβ版じゃなければ裁断した縁にバイアステープを貼って縫いつけたり、ハトメも鞄などに使われるような長方形のバンド穴なんかを探し出せれば良いな ということをまた制作途中で気づきました。何よりこれのβが取れないのは、ミトンの形状。これのように親指が横に出ているのじゃなくて
このように別体で裁断されているのが見つかれば幅に余裕があるし色々捗るんではないか? しかし百均じゃあこの辺は難しいかも。
装着してみると、ハトメを打ち込む位置に余裕を持たせすぎたので先端が余っちゃいました。これは要修正。ただ足は無理なく入りますし、基本設計はこれで良いようです。そして本日、外気温3℃で山道を実走。防寒性能は確かで快適、そして何よりお値段300円!
しかし絶対防御というわけにはいきません。具体的には走りだして40分程で足が冷たくなってしまいました。でもそれまでは冷たさを感じないし、下り坂において冷たさが増すことはなかったので防風効果は確かだと思います。そもそも40分位で冷たくなるのはスチールペダルの熱伝導率の高さ故じゃないかと思えてきました。この素材を靴とペダルの間に挟むと有効かもと考えますが、ボロボロになるのは目に見えてますし 本気出すなら冬場だけプラスチックのペダルに付け替えるという手段もありますね。
ところで前述の幅広ミトンを所望した事について補足。当オーブングローブが狭い為にサイドに切り込みを入れた苦肉の策ですが、これが為にペダル軸への干渉を回避出来るというメリットが有る事を、走っていて気が付きました。結果として奥までスッポリ被せられる形状になりましたし、加工次第でこちらの方がベターと言えるかもしれません。取り敢えずファーブ、今日やること決まりだ。
走行時間 1時間22分23秒
走行距離 25.00km
平均速度 18.2km/h
最高速度 45.2km/h
カロリー 338cal
12月積算 395km