アドレスV100とGB250クラブマン共に巻きタイプ。
先ずアドレスから。こちらはポン付け出来るのが巻きタイプのみだったし、値段も安かったので気軽に導入を決心しました。風防・ハンカバ装備のスクーターですから 愛車の中で最強の防寒能力が望める事も白羽の矢を立てた理由でした。
着けてみると当然握りは太くなりますが、元々細いスズキのグリップ。私の手には頗る馴染んで良い按配です。今のところズレとか操作上の不便はありません。
そして「手を温める」という主目的については申し分無し。ハンカバ着けた状態では程なくポカポカ、熱くて低温火傷を気にするくらいなんですから不満は一切ありません。その上で11Wの省電力も安心です。
また予想外に嬉しかったのがスイッチを入れてから温もりを感じるまでの早さ。約30秒でぬくぬくなのは、メインマシンであるクラブマンへの導入に際しても巻きタイプを選ばせた程でした。
というわけでクラブマン。暖房能力については巻きタイプで充分と解った上で価格もスタンダードより僅かに安い。グリップのフィーリングは変わってしまいますけど、オフシーズンに外してしまえば元通りになる。要は冬場の使用感が許容出来る物であるか否か? 勿論OKと践んで導入したわけですが、一般には取付が簡便であることもグリップヒーターを身近な存在にしてくれて導入の一助になると思います。
配線を加工して着脱が容易に出来るようにしましたが、実際に導入してみると グリップが容易に外せるなら配線についてはわけないですね。配線を丸毎回収するのにタンクを外すにしても 慣れれば全然大層じゃないです。これならシーズンのオン・オフで配線の取り回しを確認し、ギボシなんかで確実に繋いだ方が安心だと思います。だから私の決め手は、スイッチをベルクロで脱着可能とした部分ですね。
本日、不思議とハンカバを導入するとやってくる暖かい陽気ではありましたがテストでGO! スイッチ入れて程なくホッカホカ。これはもう解っていた事なのですがそれでもやっぱり嬉しい。能力については当然不満無し。
気になってたスロットルの戻り具合もなんら問題ありませんでした。太くなった握りのフィーリングですが「そりゃグリップ巻いてるんだから」と思えて納得。操作性その他の不具合を感じないのも、私の手がそう小さくないからかもしれませんが もしかしたら元々の径が私にとって細いのかなもしれないです。
ちょっとの距離しか走ってないですけど巻き付けた本体はずれることもありません。ただ、紐はいつの間にか弛んでいたので一度きつく巻き尚しました。
このタイプを選んだ以上「脱着が容易」というメリットは活かしたいと思うんですが、配線はどう取ったとしても『電源』『アース』の二つは直ぐ外せるようにしておかないと損ということになりますね。加えて『スイッチ』もそうしておくと良い感じかと。
まあスタンダードを導入して着けっぱなしってのが一番手間は無いんですよね。純正のグリップが磨り減ってきたら私も導入するかも知れませんが、今は巻きタイプを導入して満足です。
あと、私はどちらにもハンカバ着けてるんで巻き巻きしてる様子が見えないからスッキリした見た目を得られてるのもポイントですかね。尤も、アバタもエクボ・ハンカバもエクボですから、巻き巻きだってそうだという御仁もいらっしゃるかもしれない。紐を色んなカラーにするのもアクセントになるしね。