190E復活へ向けて一縷の望みを賭けてみます。
というか、ベンツ屋の言うとおり「ヒーターコアが壊れている」というなら、冷却水は車内の助手席側に漏れる筈なんです。向こうが提示する修理を一切断って車両を引き取ってきた時、あまりにも酷いダダ漏れに慌てて応急処置を施しましたが、それでも車内には僅かな漏れどころか、クーラントの臭いすらしなかった。冷静に考えれば怪しい部品はヒーターバルブ周辺くらいしかないわけで。

写真は新旧ヒーターバルブ。左が旧で純正品・右がOEMですが新品。形状そのものが違いますね。W201はW124なんかと違って電磁バルブではなくバキューム式。だからパーツ自体も安く3000円程度で入手出きます。安くて助かるのが嬉しいのは勿論ですが、ベンツはドアロック始め 動力等の負圧を利用した機構がよく使われていてそんなところにベンツらしさを感じられて嬉しくなったりもします。余談ですが、外観は後のW124やW126と同じなのにこういう細かい機構やパーツの採用例によって、車両形式によるコンセプトの違いを伺い知る事も出来ますよね。勿論、時代の変遷により「最善」の捉え方が変化した部分もあるでしょうが。

先ず、取り外した旧ヒーターバルブが本当に漏れていたのか目視します。写真のようにボディの合わせ目にカルキのような固形物がくっついてますので、ここから漏れたんでしょうか?

水道水からのホースを片側に繋いで、もう一方を指で蓋して圧をかけてテスト。するとさっきの所じゃなくて裏側のピンロック側からジャージャー漏れてきます。まあ圧に耐えられない順に漏れるのであちらも怪しいんですけど、少なくともこのヒーターバルブ本体がいかれているのは間違いありません。それもこの漏れ具合はあの車体下からのダダ漏れと相違ないと確信。

で、取付ました。以前外した各配管を再びつないで 緑の血液が送り込まれました。さあ、エンジンキーを回してGo! ヒーター復活を実感するのに対水温上昇に備えた各装置がこの時ばかりはもどかしいですが、先ず大事なのは水漏れです。しかし・・・ヤッター! 水漏れありません、ヒーターコア壊れてないじゃんっ!!!
全く苦い結末ですよ。自分じゃ外から漏れてる箇所を特定出来ない。だからベンツを得意と謳ってるプロの店にお金払って診断して貰ったのに、壊れてもいないパーツを壊れてるとして報告された。その際の見積もりは序でだからとエバポレーターの交換・レトロフィットへの組み替えに伴うリキッドタンク等の交換まで提示されて38万円ですよ。
そりゃあね、それだけの施工をすればその金額は決して高くない。だけどこのW201はW124なんかと違って、エバポレーターへのアクセスにインパネを外す必要は無いんです。まずその時点で不信感を抱いたんですが、それだけなら「W124あたりと勘違いしたのかな?」とも思えます。ただレトロフィットへの移行に関しては「私、まだ手元にR12を3本持ってるのでそれを使い切ってから考えます」と進言したんですが、直後無言のままでした。
そりゃあ環境問題云々の話になれば建前としても分かりますよ。でも車とのつき合いって人それぞれだし、オーナーの主観あってのマイカーじゃないんですかね? 自分もわざわざこの車のオーナーでいる事を決意した時点で、それなりの考え方は持っているつもりです。確かに素人を決め込んで整備をお願いしてはいましたが、それを良いことに知らないだろうと思ってぼったくる様な整備を提示するってどうよ?
外車に関しては整備や料金に関してよくトラブルを耳にします。その多くは適正と思われるメカニック側の対応にオーナー側が納得出来ないとわめいているのが多いと、車の整備や整備士を尊ぶ自分は思っています。勿論逆の話を聞くのも事実。しかしまさかそれが、自分の選んだ地元のショップでそうだったとなると凹みますよ。
また、もしAtoZ自分で取り組んでたら直ぐさまここに辿り着いた筈なのに、お金まで出して診断して貰ったプロの答えでしたからね、ヒーターコアの損傷ってのは。信じて疑わなかったですよ。ちっくしょう~ 車好きの、それもメルセデスファンの気持ちを踏みにじる行為をしやがって~。許すまじ!
まあ気長に直す事を決め込んでいたある日の昼下がり、遊びに来てくれた友人との雑談で「いや、それヒーターコアじゃないだろ? っていうか なんでそこまで応急処置しておいて、目に見えてるヒーターバルブを確認しなかったんだ?」と言われて「そういやそうだよね? アレー!? なんで俺ヒーターバルブ目視しなかったんだろー!」ってなったわけです。いやマヌケな話ですが、自分が信頼して懇意にしてるショップの言う事ですもん 信じて疑わないですよ。本当にショックです。そして自分の住む街で、そのショップは今日も誰かさんの車をメンテナンスしてるのかと思うと・・・ ・・・皆様、お気をつけあそばせ。
これで来るべき厳しい冬の寒さに備えて買ったヒートシーターが無駄になってしまいました(笑 でもまあ、38万って言われた修理費用が3千円で済んだんだから良かった~。そしてこうして、愛車への愛情というのが増していくわけですね。これからしっかりおつき合い宜しくお願い致します、190E。
というか、ベンツ屋の言うとおり「ヒーターコアが壊れている」というなら、冷却水は車内の助手席側に漏れる筈なんです。向こうが提示する修理を一切断って車両を引き取ってきた時、あまりにも酷いダダ漏れに慌てて応急処置を施しましたが、それでも車内には僅かな漏れどころか、クーラントの臭いすらしなかった。冷静に考えれば怪しい部品はヒーターバルブ周辺くらいしかないわけで。

写真は新旧ヒーターバルブ。左が旧で純正品・右がOEMですが新品。形状そのものが違いますね。W201はW124なんかと違って電磁バルブではなくバキューム式。だからパーツ自体も安く3000円程度で入手出きます。安くて助かるのが嬉しいのは勿論ですが、ベンツはドアロック始め 動力等の負圧を利用した機構がよく使われていてそんなところにベンツらしさを感じられて嬉しくなったりもします。余談ですが、外観は後のW124やW126と同じなのにこういう細かい機構やパーツの採用例によって、車両形式によるコンセプトの違いを伺い知る事も出来ますよね。勿論、時代の変遷により「最善」の捉え方が変化した部分もあるでしょうが。

先ず、取り外した旧ヒーターバルブが本当に漏れていたのか目視します。写真のようにボディの合わせ目にカルキのような固形物がくっついてますので、ここから漏れたんでしょうか?

水道水からのホースを片側に繋いで、もう一方を指で蓋して圧をかけてテスト。するとさっきの所じゃなくて裏側のピンロック側からジャージャー漏れてきます。まあ圧に耐えられない順に漏れるのであちらも怪しいんですけど、少なくともこのヒーターバルブ本体がいかれているのは間違いありません。それもこの漏れ具合はあの車体下からのダダ漏れと相違ないと確信。

で、取付ました。以前外した各配管を再びつないで 緑の血液が送り込まれました。さあ、エンジンキーを回してGo! ヒーター復活を実感するのに対水温上昇に備えた各装置がこの時ばかりはもどかしいですが、先ず大事なのは水漏れです。しかし・・・ヤッター! 水漏れありません、ヒーターコア壊れてないじゃんっ!!!
全く苦い結末ですよ。自分じゃ外から漏れてる箇所を特定出来ない。だからベンツを得意と謳ってるプロの店にお金払って診断して貰ったのに、壊れてもいないパーツを壊れてるとして報告された。その際の見積もりは序でだからとエバポレーターの交換・レトロフィットへの組み替えに伴うリキッドタンク等の交換まで提示されて38万円ですよ。
そりゃあね、それだけの施工をすればその金額は決して高くない。だけどこのW201はW124なんかと違って、エバポレーターへのアクセスにインパネを外す必要は無いんです。まずその時点で不信感を抱いたんですが、それだけなら「W124あたりと勘違いしたのかな?」とも思えます。ただレトロフィットへの移行に関しては「私、まだ手元にR12を3本持ってるのでそれを使い切ってから考えます」と進言したんですが、直後無言のままでした。
そりゃあ環境問題云々の話になれば建前としても分かりますよ。でも車とのつき合いって人それぞれだし、オーナーの主観あってのマイカーじゃないんですかね? 自分もわざわざこの車のオーナーでいる事を決意した時点で、それなりの考え方は持っているつもりです。確かに素人を決め込んで整備をお願いしてはいましたが、それを良いことに知らないだろうと思ってぼったくる様な整備を提示するってどうよ?
外車に関しては整備や料金に関してよくトラブルを耳にします。その多くは適正と思われるメカニック側の対応にオーナー側が納得出来ないとわめいているのが多いと、車の整備や整備士を尊ぶ自分は思っています。勿論逆の話を聞くのも事実。しかしまさかそれが、自分の選んだ地元のショップでそうだったとなると凹みますよ。
また、もしAtoZ自分で取り組んでたら直ぐさまここに辿り着いた筈なのに、お金まで出して診断して貰ったプロの答えでしたからね、ヒーターコアの損傷ってのは。信じて疑わなかったですよ。ちっくしょう~ 車好きの、それもメルセデスファンの気持ちを踏みにじる行為をしやがって~。許すまじ!
まあ気長に直す事を決め込んでいたある日の昼下がり、遊びに来てくれた友人との雑談で「いや、それヒーターコアじゃないだろ? っていうか なんでそこまで応急処置しておいて、目に見えてるヒーターバルブを確認しなかったんだ?」と言われて「そういやそうだよね? アレー!? なんで俺ヒーターバルブ目視しなかったんだろー!」ってなったわけです。いやマヌケな話ですが、自分が信頼して懇意にしてるショップの言う事ですもん 信じて疑わないですよ。本当にショックです。そして自分の住む街で、そのショップは今日も誰かさんの車をメンテナンスしてるのかと思うと・・・ ・・・皆様、お気をつけあそばせ。
これで来るべき厳しい冬の寒さに備えて買ったヒートシーターが無駄になってしまいました(笑 でもまあ、38万って言われた修理費用が3千円で済んだんだから良かった~。そしてこうして、愛車への愛情というのが増していくわけですね。これからしっかりおつき合い宜しくお願い致します、190E。
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