東近江市は8月19日、三重県松阪市と災害時に相互で応援する協定を結んだ。
↑写真:中日新聞より
いずれかの市が地震などで単独の応急対策ができない場合、食料や飲料水の供給、職員の派遣などを行う。
両市は人口10万人台とほぼ同規模。車で2時間ほどの距離ながら、鈴鹿山脈を隔てて気象条件に違いがある。同時に被災するリスクは少ないとみて、松阪市からの意向を受けて結んだ。
この日、両市役所をつないだオンライン形式での締結式があり、小椋正清市長と竹上真人・松阪市長が協定書に署名。戦国武将の蒲生氏郷や和牛の産地といった共通の話題でも懇談した。小椋市長は「適度な距離で災害時に助け合えるのはありがたい。色々な分野で協力し、互いに発展しよう」と呼び掛けた。
東近江市が滋賀県外自治体と同様の協定を結ぶのは6例目、三重県内では3例目となった。
東近江市の「災害時の相互応援協定自治体」
三重県いなべ市、三重県南伊勢町、埼玉県富士見市、大阪府富田林市、岡山県総社市、三重県松阪市
<中日新聞より>