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”スローライフ滋賀” 

アレルギーある子もコッチおいで 東近江に立岡夫妻が工房兼カフェオープン

 卵や乳製品アレルギーがあっても食べられるドーナツの工房兼カフェ「COCCi(コッチ) ドーナツ」が、東近江市五個荘北町屋の国道8号沿いに9月10日オープンした。

 

 夫婦で営む立岡修太さん、由夏美さんは「アレルギーでドーナツを食べられない子どもも安心して食べて欲しい」と意気込む。

 

 店では、ミキサーでかき混ぜた豆腐に米粉や小麦粉、砂糖などのミックス粉を加えて、油で揚げてドーナツにしている。

看板メニューの「出来立てプレーン」は、外がサクサク、中がもっちりした食感を味わってもらえるよう、揚げてから30分以内の温かい状態で食べることを勧めている。

 きな粉や和三盆、ココアなどをまぶしたり、球形で揚げたりした7種類のドーナツがある。飲み物はコーヒーやジュースのほか、アレルギーフリーの豆乳バナナスムージーを出す。子連れで来やすいよう、店内に子ども用のスペースも用意した。

 子ども向けスペース(緑のじゅうたん)もある店内(東近江市五個荘北町屋212-1)の「COCCi ドーナツ」で修太さんは2019年から大阪でカフェを経営していたが、コロナ禍でキッチンカーを使っての移動販売に切り替えた。主にカレーを扱う中で、昼食と夕食の間の時間帯の商品としてドーナツに目をつけ、仕入れ始めた。

 仕入れ先が卵と乳製品を使用しない神戸市の店で、アレルギーのある子の親から予想以上の反響があった。実家がある東近江市に拠点を移してドーナツの販売を継続。地元でも需要があると信じて、開店を決意した。現在は同じ神戸市の店からミックス粉、東近江市の豆腐店「豆光」から豆腐を仕入れている。

 店は地元の子ども食堂などにドーナツを贈るためにクラウドファンディング(CF)で資金調達もする。目標額は70万円。返礼品にはドーナツの引換券、子ども食堂にドーナツを贈る権利などがある。
 修太さんは「アレルギーがある子どもも安心して食べられるドーナツの存在を発信する拠点にしたい」と話している。

COCCi ドーナツ                                              東近江市五個荘北町屋212-1                                 営業時間:10:00〜20:00 イートイン10:00〜16:00(*キッチンカーの都合により、臨時営業や臨時休業あり)
https://www.instagram.com/cielo_kitchen/

<記事・写真:中日新聞より>

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