甲賀市内を走る信楽高原鉄道の信楽駅前には、高さ5.3m、胴回り6.6mもある巨大なたぬきの置物があり、地元の人たちが季節にあわせて、年に6回、衣がえしている。

7月10日は、地元の観光協会のメンバー8人が脚立を使って、オレンジ色のはっぴを着せ、夏らしい装いに変身させた。
はっぴは、今月22日に、やきもの作りに欠かせない「火」に感謝をささげようと開催される夏祭り、「しがらき火まつり」で着られるものをイメージしているということで、今年は、4年ぶりにマスクをはずした本来の姿でお披露目となった。
信楽町観光協会によると、新型コロナの影響で減少した観光客は、ほぼコロナ前と同じくらいまで、回復しているという。

信楽町観光協会の福山淳さんは「今月、『しがらき火まつり』も開催されるので、ぜひ見に来てほしいです」と話していた。
しがらき火まつり
7月22日(土)19:00~
甲賀市信楽町長野 信楽駅前通り一帯
尚、はっぴ姿のたぬきの置物は、来月20日まで楽しめるという。
<NHK大津より>