「近江鉄道線」が4月1日から公有民営の「上下分離方式」に移行するのに向けて地域を盛り上げようと、沿線10市町の観光スポットである彦根城(彦根市)や太郎坊宮(東近江市)などを紹介するヘッドマークをつけた車両が2月17日(土)から運行を開始した。
3月末まで。企画した近江鉄道の担当者は「沿線の魅力を再認識して、訪問して欲しい」とPRしている。
上下分離方式とは
基本的に、第三種鉄道事業者の鉄道施設を使用し第二種鉄道事業者が 列車を運行するように、運行部分(上)(*近江鉄道)と施設部分(下)(*滋賀県、沿線地方自治体)を異なる主体が担うことをいう。
我が国の旅客鉄道では、鉄道事業者が鉄道施設を保有した上で運行を行う上下一体によ る運営(第一種鉄道事業)が一般的である。

↑写真:滋賀報知新聞より
前列左から甲賀市(大池寺)、愛荘町(びんてまり)、東近江市(太郎坊宮)、日野町(日野祭)、甲良町(西明寺)
後列左から近江八幡市(八幡堀)、多賀町(多賀大社)、米原市(青岸寺)、彦根市(彦根城)、豊郷町(豊郷小学校旧校舎群)
<滋賀報知新聞より>