東近江市の滋賀県立八日市南高校地域支援活動部の生徒たちが8月3日、校内の畑で育てた福島県飯舘村特産のカボチャ「いいたて雪っ娘」を収穫した。

↑写真:中日新聞より
八日市南高校地域支援活動部では、東日本大震災後の2012年からボランティアと研修を兼ねて東北を訪問。同年にカボチャの栽培を手伝った縁で、被災地に応援の気持ちを示そうと種をもらい、2014年から栽培を続けている。
畑は広さ150㎡ほど。3月中旬に畑作りを始め、その後も苗の定植や草むしり、水やりなどを続けてきた。今年は雨が少なかったものの、直径は最大25cmまで育ち、その名の通り白みがかった皮の35個を収穫できた。
カボチャは地元のカフェや菓子店で商品化される他、地域の子ども食堂にも一緒に育てたナスやトマトと合わせて提供する。
2年の大萩梨乃亜さんは「虫がいっぱい付いてしまい、育てる苦労が分かった。被災地に思いをはせて食べて欲しい」と話した。
<中日新聞より>