前人未到の通算4000勝を達成した競馬の「武豊騎手」が、滋賀のスポーツの魅力をPRする「しがスポーツ大使」に就任した。
3月18日、滋賀県庁で三日月知事から県内のスポーツの魅力をPRする活動を行う「しがスポーツ大使」に任命され、委嘱状が手渡された。
武騎手は3歳から栗東市で育ち、今もJRA=日本中央競馬会のトレーニング・センターがある栗東市を拠点としていて、2年前にはJRAのレースで前人未到の通算4000勝を達成するなど国内外で活躍している。
「しがスポーツ大使」は、これまでに、ボクシングの世界タイトルを12回連続で防衛した山中慎介さんなど、37人のアスリートが任命されている。
任命された武騎手は「競馬を通して滋賀県のスポーツ界を盛り上げていくために力になりたい」、「今も職場のベースは滋賀なので、スポーツ全体が盛り上がっていけば騎手としてもうれしい」と話していたという。
<NHKより>