国体=国民体育大会から名称が変更される「国民スポーツ大会」が3年後の2025年、9月から10月にかけて、滋賀県で開催されることが14日、正式に決まった。
↑写真:NHK大津より
「国民スポーツ大会」と「全国障害者スポーツ大会」は、滋賀県では、もともと2年後の2024年に開かれることが内定してたが、新型コロナの影響で1年延期されることになっていた。
これについて、14日、大会を主催する日本スポーツ協会の理事会が東京で開かれ、3年後の2025年に、滋賀県で開催することを正式に決定した。
このうち、「国民スポーツ大会」については、大会の日程も決まり、9月28日から10月8日までの11日間、大津市や彦根市など、県内各地の会場で競技が行われる。
「全国障害者スポーツ大会」の日程については、今後、調整していくという。
三日月知事は「前回、44年前の大会では、さまざまなスポーツが地域に根付くきっかけとなった。参加する選手が力を十分に発揮できるよう総力を挙げて準備に取り組み、大会の成功につなげたい」とコメントしている。
「国民スポーツ大会」と「全国障害者スポーツ大会」をめぐっては、500億円以上に上る事業費が今月10日に投票が行われた知事選挙で争点として挙げられた経緯があり、滋賀県が、今後、どのように伝え、盛り上げていくかが注目される。
<NHK大津より>