桃の節句の3月3日、人間がひな人形に扮する「にんげん雛絵巻まつり 」が東近江市五個荘金堂町にある近江商人屋敷、旧中江勝治郎邸で開かれた。
↑写真:滋賀報知新聞より
「ひな人形が動けばいいのに…」との思いから始まった催しで、五個荘地区で開催されている「商家に伝わるひな人形めぐり」の目玉イベントとして毎年開かれている。
24回目を迎えた今年も東近江市の観光大使、東近江市レインボー大使の2人がお内裏様とお雛様になりきり、三人官女と五人囃子(ばやし)は公募で選ばれた8人が務めた。
華やかな衣装を身にまとい、三人官女になった堤彩奈さん(神奈川県川崎市)は「テレビドラマでしか見たことない衣装を着て気持ちも高まりました。このイベントを通じて五個荘のまちなみの素晴らしさを知ってもらうきっかけになれば」と話し、カメラを向ける観光客に愛嬌いっぱいの笑顔を振りまいていた。
<滋賀報知新聞より>