東近江市出身で、昨年末から今年1月8日まで兵庫県で開催された高校女子サッカー部の日本一を決める大会「第31回全日本高等学校女子サッカー選手権大会」で優勝した藤枝順心高校(静岡県)の一員としてプレーし、チームの優勝に貢献した「中井佑姫奈選手」(17)がこのほど、滋賀県庁で大杉住子副知事を表敬訪問し、大会結果と今後の進路などについて報告した。

↑写真:滋賀報知新聞より
中井佑姫奈選手は東近江市立聖徳中学校出身。幼いころからサッカーに親しみ、彦根や京都市内のクラブチームに所属して実力を伸ばした。
進学した静岡の枝順心高校でも日々の厳しい練習に取り組み、公式戦にもレギュラーで出場、日頃の成果を発揮し、数々の好プレーを生んできた。
第31回全日本高等学校女子サッカー選手権大会は、全国の地区予選を勝ち抜いてきた32チームが出場。トーナメント方式で試合が繰り広げられた。
中井選手はチームの左サイドバックとして、全5試合のうち準々決勝を除く4試合に出場。チーム全員での奮戦の結果、2年ぶり6度目の優勝を獲得した。
副知事室で中井選手から大会結果と今後、大学に進学してもサッカーを続けていくなどの話を聞いた大杉副知事は「滋賀県出身の選手が活躍しておられるのを嬉しく思う。今後も更なるご活躍で滋賀県に嬉しいニュースを届けてもらえることを期待しています」とエールを贈った。
表敬訪問後、記者団に囲まれた中井選手は「難しい試合でも、チームで協力した結果、得点につながるところにサッカーのやりがいを感じる」と語り、「春からは大学に進学するが、まずは大学でもプレーを楽しみ、小さい頃からの夢だった『なでしこジャパン』に参加できることを目標に、これからも頑張っていきたい」と意気込んだ。
<滋賀報知新聞より>