ロシアによる軍事侵攻を受けてウクライナ東部のハリコフから娘夫婦が住む滋賀県彦根市に避難し、キッチンカーで母国の家庭料理を販売している「イリーナ・ヤボルスカ」さん(51)の取り組みを知ってもらおうと、彦根市が11月から、「キッチンカー利用券」をふるさと納税の返礼品に加えた。
今年3月に避難したイリーナさんは「料理を通じて日本に恩返しがしたい」とクラウドファンディングで資金を集め、キッチンカーを購入。娘のカテリーナさん(32)の夫、菊地崇さん(29)が会社「Faina(ファイナ)」を立ち上げ、7月からはウクライナの家庭料理「ブリンチキ」をキッチンカーで販売している。
今年3月に避難したイリーナさんは「料理を通じて日本に恩返しがしたい」とクラウドファンディングで資金を集め、キッチンカーを購入。娘のカテリーナさん(32)の夫、菊地崇さん(29)が会社「Faina(ファイナ)」を立ち上げ、7月からはウクライナの家庭料理「ブリンチキ」をキッチンカーで販売している。
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↑写真:産経新聞より
ふるさと納税によるキッチンカー利用券の返礼品は、寄付額3万円で9000円分、2万円で6000円分、1万円で000千円分。彦根市の担当者は「ウクライナの味を楽しみに、彦根に足を運んでもらうきっかけになれば」と期待を寄せている。
また今月後半には、50万円の寄付で地域や会社のイベントなどにキッチンカーを呼ぶことができる出張券も返礼品に加える予定だ。
「ふるさとチョイス」「楽天ふるさと納税」「ふるなび」のいずれかのサイトから彦根市ページを検索すると、返礼品が選択できる。
イリーナさんは「返礼品として認められたことは大変光栄です。このプロジェクトを通して、さらに多くの方々に感謝の思いを届け、母国での戦争に関心を持つきっかけを作っていきたい」と話している。
問い合わせ: 彦根市まちづくり推進課(0749・30・6117)
<産経新聞より>
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