自然環境をテーマにしたシンポジウムや、カヤック・自転車・登山を複合したアクティビティのスポーツイベント「SEA TO SUMMIT(シートゥーサミット)」の東近江大会が5月18日(土)と19日(日)、東近江市内一帯で開催された。
SEA TO SUMMIT(シートゥーサミット)大会は、自然に触れるアクティビティを通じて自然の大切さを考えようと、アウトドアブランドのモンベルが特別協賛するスポーツイベント。1年を通じて全国10カ所で開かれ、東近江市での開催は今回で6回目となった。
5月18日(土)に環境について学ぶシンポジウムが開かれ、19日(日)にアクティビティを実施した。
午前7時ごろ、全国から集まった参加者230人が能登川水車とカヌーランドをカヤックでスタートし、琵琶湖で折り返して再び同施設から自転車で愛知川沿いを上り、箕作山から登山でゴールの太郎坊宮へ。出場者は鈴鹿から流れる水の恩恵を受ける豊かな自然や平野の田園風景、市街地のまちなみなど、森・里・川・湖がつながる東近江市の歴史文化に触れながら気持ちのよい汗を流していた。
ゴールフラッグが立つ太郎坊宮本殿前では、モンベルの辰野勇会長や小椋正清東近江市長、太郎坊宮の奥田素之宮司らが出迎え、約33・8kmのコースを走破した出場者らを拍手やハイタッチで労った。
<記事・写真:滋賀報知新聞より>