【東近江・寺社総巡り】第３００回・乾徳寺（けんとくじ）（東近江市五個荘川並町）

↑乾徳寺の本堂

　2020年12月8日、東近江市五個荘川並町の「乾徳寺（けんとくじ）」を訪れた。「乾徳寺」は「聖徳太子」ゆかりの寺院の１つである。

乾徳寺には「宝篋印塔」（鎌倉時代後期 永仁五年 1297年）が建つ。
「宝篋印塔」のブログ　http://kawai24.sakura.ne.jp/siga-kentokuji.htm

また、乾徳寺住職、中野正堂氏は2020年8月、「近江商人の魂を育てた寺子屋―川島俊蔵の教えに学ぶ―」という、五個荘地区で盛んだった寺子屋教育の歴史の本を出版している。

また、「乾徳寺」に隣接して「紅葉公園」がある。このひなびた隠れ家的な紅葉公園は川並地区出身の近江商人「塚本仲右衛門」が100年前に造園したものである。残念ながら今回は紅葉の季節が過ぎていたので来年改めて訪問したいと思う。
　この「乾徳寺」と「紅葉公園」は同じ東近江市内の「瓦屋寺」とよく似ている。

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乾徳寺（けんとくじ）
所在地　東近江市五個荘川並町４４６（旧神崎郡五個荘町）

■山号　浄光山
■宗派　臨済宗　妙心寺派
■開基　聖徳太子
■寺歴　元浄光寺。天和２年(1682年)中興
■本尊　十一面観音

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