滋賀県立安土城考古博物館の春季特別展「びわ湖と城―信長・秀吉・家康の湖上支配―」が開かれている。
↑八幡城下町とびわ湖との水運を示す「江州蒲生郡八幡町惣絵図」(滋賀報知より>
今回の展示では、信長、秀吉、家康が統治した時代にびわ湖の湖上交通が果たした役割や、なぜその覇権を握ったのかを解明する歴史的背景、戦略に焦点を当て、貴重な歴史資料から読み解く。
春季特別展「びわ湖と城―信長・秀吉・家康の湖上支配―」
開催期間: 6月6日(木)まで
開館時間: 09:00~17:00(入館は16:30まで)。休館日は5月6日、10日、17日、24日、31日。
開催場所: 滋賀県立安土城考古博物館(近江八幡市安土町下豊浦6678)
会場には、重要文化財の安土山下町中掟書や大津百艘船由緒書、伊庭貞隆下知状、市指定文化財の江州蒲生郡八幡町惣絵図のほか、坂本城跡出土資料などを並べている。
また、航空レーザー測量手法で作成した安土山の詳細な赤色立体地図データをもとにした3次元地形模型のフライトスルー動画を公開している。鳥の視点で空から安土山を眺めた動画(2分間)で今回が初公開。
同展の関連博物館講座が次の日程で開かれる。
【5月9日(日)】
【5月9日(日)】
▽「天下人は琵琶湖をどう支配したか」: 講師・東幸代氏(滋賀県立大学教授)
【5月16日(日)】
【5月16日(日)】
▽「彦根城はなぜ湖辺に築かれたのか」: 講師・鈴木達也氏(市は県彦根城世界遺産登録推進室)
【5月23日(日)】
【5月23日(日)】
▽「水運を取り入れた城下町・八幡」: 講師・烏野茂治氏(近江八幡市文化観光課主幹)
セミナー時間: いずれも13:30~
参加費: 300円
場所: 滋賀県立安土城考古博物館セミナーホール
定員: 50人。参加は事前申込制(先着順)
問い合わせ: 滋賀県立安土城考古博物館(TEL 0748―46―2424)
<滋賀報知新聞より>