びわ湖の南部を結ぶ航路で、3隻の定期旅客船が今月(4月)中旬に就航することになり、びわ湖観光に弾みがつくか注目さる。
旅客船を就航させるのは、大津市の造船会社「杢兵衛造船所」で、会社が所有する遊覧船や屋形船など3隻をびわ湖南部で運航する。
3つの航路があり、1つの航路を1隻が往復する計画。
▼大津市の「大津港」と、商業施設に近い「におの浜観光桟橋」(大津市)の間
▼「におの浜観光桟橋」(大津市)と、琵琶湖博物館や公園がある草津市の「草津烏丸半島港」の間
▼「草津烏丸半島港」(草津市)と、大津市の「おごと温泉港」
航路によって、船の定員は50人~70人、片道の所要時間は15分~45分くらいで、料金は片道が500円~1200円で検討されている。
びわ湖では島を巡る観光船や、大津港を発着する遊覧船が運航されているが、今回の新たな就航でびわ湖観光に弾みがつくか注目される。
<記事・写真: NHK大津より>